暮らし・生活

夏休み直前!専門家に聞く「ママ&キッズのための賢いIT活用術」セキュリティと活用

移動中や待ち時間、ついついスマホやタブレットで動画を見せてしまう…珍しい光景ではありませんし、きっと誰しも経験があることではないでしょうか?「子どもが騒いで周りに迷惑をかけないように」「飽きてしまわないように…」はじまりは子どもや周りへの気遣いだったはずが、気が付いたら子供が動画にはまってしまい見せないと逆にぐずってしまう。子供が操作を覚えてしまい勝手に動画を検索している。そんなことに頭を悩ませているママも少なくないことと思います。子供に動画を見せたりインターネットをさせたりすることが決して「悪い」ということではありませんが、本来便利で楽しいはずの道具が危険の入り口になる可能性もあるということを、今一度親として考えなおしてみませんか?
旅行や帰省、いつも以上に子供がスマホに触る機会も増えるかもしれません。
また小学生ともなると自由研究や調べ学習など「勉強」の目的でインターネットを使う機会もぐんと増えます。

春休み前には【この春見直したい、ママのSNSマナー】をお届けしました。今回は夏休みを目前に控え、親子で安心してインターネットを活用するためのポイントを専門家に伺いました!

お話を伺ったのはこちらの方

ウーマンネットアカデミー&コンサルティング
代表・ITコンサルタント 丸山恵子さん
プロフィール:
外資系IT企業で15年勤務後独立。「女性も賢いIT力を!」の理念を元にICT活用で女性の社会復帰支援、起業支援に従事する。2016年6月、ICT技術等、情報化社会における新しい技術を活用することで多様な働き方・暮らし方の実践や環境整備に貢献している点が評価をされ、内閣府男女共同参画局内閣府特命担当大臣表彰女性のチャレンジ賞特別部門賞受賞。東京都品川区武蔵小山創業支援センター起業家支援アドバイザー、独立行政法人中小企業基盤整備機構販路開拓支援アドバイザーとしても従事。

「ママ&キッズのための賢いIT活用術~楽しく、賢く、インターネットを活用しましょう!~」

親子で安心してインターネットを活用するためのポイントを、活用面とセキュリティ面に分けて詳しく説明します。お子さんとお話ししながら、楽しくインターネットを活用してみてください。

~セキュリティ編~
① 便利さの反面、セキュリティには注意を
便利なインターネットサービスが多い現代ですが、インターネットでは会員登録と称して住所や名前など求められることも多いです。 住所、電話番号、収入、お子様の名前や年齢など、個人を特定できる情報の登録は必要最小限にするのがおすすめです。サービスの利用に必須でなければ、全ての個人情報を登録する必要はありません。必須項目だけ提供すれば利用できるサービスもあります。

② 外出先での無料Wifiスポットの利用について
外出先のカフェなどで無料の無線Wifiスポットでは、悪意のある人が勝手に別のWifiスポットを設定して、個人情報を盗難するケースも発生しています。そのお店がきちんと提供しているWifiであるかどうか、お店の人とID(Wifi名)確認をしましょう。無料のWifiを利用して、クレジットカード番号や、個人情報を提供するようなサイトの利用はなるべく控えましょう。そういった利用をする場合はご自宅に帰ってから利用しましょう。

③ 子供がYouTubeで動画を見る時は閲覧制限を
何の利用制限をしないスマートフォンやパソコンを子供に利用させることは、危険なサイトへのアクセスにもつながります。学校で使うパソコンには閲覧制限が設定され、不適切なコンテンツを除外するよう設定されています。ご家庭でもお子さんに与える前に、インターネットやYoutubeを見る時は親子さんが事前に設定をしておきましょう。

●YouTubeの場合
成人向けコンテンツ、暴力的なコンテンツなどを表示させたくない場合は、YouTubeページの一番下までスクロールをし、セーフモードを「有効」に。この設定では不適切なコンテンツを除外することができます。

~活用編~
お子さんとのインターネットの利用は知識を高めるチャンスです
子供のインターネットの利用には多くのメリットがあります。情報の更新が早く、世界の最新情報を知ることができるので、調べる学習には最適です。ローマ字入力に早くから慣れることもできます。本や図鑑では得られない情報を得ることもインターネットならでは。例えば、宇宙から見た美しい地球の動画、世界の国々や人々の生活の様子を見ることができたり、絶滅の恐れがある動物を知ることができたり、お子さんの興味を広げる優良なコンテンツも多数あります。

一方、画面に向きあっていると、自分と画面だけの狭い世界になっていると思ってしまいがちです。インターネットは日本だけでなく、世界人々の繋がっていることをお子さんにも教えてあげましょう。

便利だけど依存しすぎないように、お子さんと話あいを。
小学校高学年、中学生くらいになるとラインやSNSの返事が遅いという、些細なことや、文章でのやりとりで個々の理解の違いから、トラブルの原因になることもあります。あらかじめ「利用できる時間を決めておく」、「他人の誹謗中傷はしない」、「大事なことは相手と会って、相手の目を見て伝えよう」など、ご家庭のインターネットの利用ルールを決めておきまよう。私たちの生活には大きく浸透しているスマートフォンですが、まずは親がスマートフォンやインターネットを見ない時間を作るなどして、便利だけれど、依存しすぎない大切さも教えてあげましょう。

家庭でも導入しやすい3つのルール

① 利用時間を決めること
一日の利用時間をお子さんと話あってきめましょう

② 使う場所を決める
親がいるときに保護者の目の届くリビングルームだけで利用するなど、場所のルールも決めておきます。利用するパソコンもパスワード設定をしておくとよいでしょう。

③ 知らない人からの着信・メールには返信しない、反応しない
知らない人からの着信、非通知番号の着信には出ないように伝えましょう。知らない人からのメールも安易に開いて読んだりしないようにしましょう。間違って添付ファイルを開いて、スマートフォンやパソコンがウィルスに感染してしまうこともあります。

丸山さん、ありがとうございました!
子どもの年齢や使用用途によっても気を付けるポイントが変わってきそうですね。
リスクやトラブルをネガティブなものとして考えず「インターネットの利用は知識を高めるチャンス」と丸山さんが言うように、つい惰性や時間つぶしに使うのではなく、子供の興味関心を引き出したり世界を広げる道具として捉えるとワクワクした便利な使い方ができそうですね。

全国で開催している「ママのためのタブレット家庭学習勉強会」でも視力への影響やインターネットトラブルについて、ママ同士の情報交換を行っています。忙しいママや都合が合わない方のために「ともえ」でお読みいただけるよう内容を公開していますので、こちらも併せてご覧くださいね。
楽しく、賢く、インターネットを活用して、親子ともちょっと成長できる夏休みを送りたいですね!


ICT家庭学習2020プロジェクト
ICT家庭学習2020プロジェクト

教育のICT化や新しい学びのスタンダードをパパ・ママに伝えていく活動
【ママのためのタブレット家庭学習勉強会】【タブレット教材体験会】を全国で開催。
子どもたちが家庭環境や住んでいる場所に関わらず一定水準の教育が受けられること、学ぶ楽しさを知り未来のチカラになる自立学習の習慣を育むことを願うママ発のプロジェクトです。