子育て・教育

雨の日のおうち遊び&自由研究にも!夏のおすすめ工作 「かんたん 紙すき工作」 

小学生の自由研究にもオススメ、小さいお子さんの暑くて外に遊びに行けない日&雨でお出かけ出来ない日のおうち遊びにもピッタリの「かんたん紙すき工作」を親子で楽しんでみませんか?1歳後半からできる『簡単紙すき体験』を紹介してくれるのは、横浜 オーダーメイド型訪問一時保育&イベント保育 チャイルドマインダーhirokoこと 鴨下浩子さん。

「こども想いのくつえらび勉強会」を主催する、くつえらびアンバサダーとしても活動中
鴨下浩子さんのブログはこちら
http://ameblo.jp/childminder-hiroko/entrylist.html

雨の日のおうち遊び&自由研究にも!夏のおすすめ工作 「かんたん 紙すき工作」


こちらの写真は2歳のお子さんの作品とのこと。

◆材料(ご自宅にあるものでできます)
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・水
・空のペットボトル500ml
・網目状になったトレー(ざるでもOK)
・水受けになる入れ物(大き目のタッパーやバット)
・フラワーペーパー(入学式などで飾り付けするお花の紙)や押し花
・タオル
・下敷きやクリアファイルなど(乾燥させる時に使います。)

◆作り方
1,トイレットペーパーを大人の両手いっぱいになるくらいちぎって空のペットボトルに入れます。そこに5~10㎝ぐらいお水を入れてシェイクします。ドロドロになったらOK。

※たくさんシェイクすると目の細かいドロドロ液ができます。シェイクが少ないとデコボコの紙ができます。

2. 網目状になったトレーの底部分を上向きにして、水受けのトレーの中に置きます。

3. 2枚重ねになっているティッシュペーパーの1枚目だけをはがして網目の上に置きます。

4.1でシェイクした紙の原料を3の上にそうっと流し、隙間ができないように広げます。
※ペットボトルの中のトイレットペーパーがうまく出ない場合はお水を足してペットボトルの中に残っているトイレットペーパーを出してくださいね。
※シェイクしたドロドロ液が足りなかったら、作り足してもOK。網目状のトレーからはみ出したティッシュペーパーは取り除いてもOK

5.水受けになる容器内にある水は捨ててください。

6.紙の上にタオルをかぶせて、網目状トレーははずします。

7.タオルではさんで、水分を取ります。

8.クリアケースやプラスチックの下敷きなど平らな上に置きます。

9.フラワーペーパーで好きなかたちをつくりデコレーションします。

1~2日乾かし、乾燥したら完成です。早く乾かしたい場合は、お日様の当たるところに置いておくといいですよ。

◆乾かすときのポイント
乾かしているときに紙がゆがむこともあるので、完全に乾燥する前に辞書や重たい本など「重し」を乗せるといいですよ。

◆デコレーションの楽しみ方
小学生であれば育てている朝顔だったり、近くの公園で摘んできた花などを『押し花』にして貼ると、さらに自分だけの素敵なものになるかなと思います。 押し花は、紙が乾燥してから貼るとお花の色がきれいに出ると思います。押し花以外にも好きなシールや葉っぱをデコレーションするのも楽しいですよ。

◆「比較」で自由研究にも活用
異なる紙質のものを数パターン試してみて「比較」してみるのもいいかもしれませんね。 トイレットペーパーでも異なるものを使うと乾燥したときの触り心地が違うので、ぜひ色々な紙でお子様と実験してみてください。

◆お手紙を出そう!
紙すきで作ったハガキでお手紙をおじいちゃんおばあちゃんに出したり、幼稚園の先生やお友達に出してもいいかもしれないですね。何枚か作れば、郵便屋さんごっこも本格的にできます。(紙すきハガキをそのまま投函するのではなく、封筒に入れて大切に送ってみてはいかがでしょうか?)

■工作だけじゃない。紙すき体験で得られるものとは…
「自分で作ったものは、子供達もうれしく大切に使いますよね。 今は、何でも売っていて、すぐに買えるけれど、身近なもので自分オリジナルを作ることも楽しいですよ。トイレットペーパーの芯やティッシュペーパーの空き箱など大人にとってはゴミだなと思うものもちょっと見方を変えると楽しいおもちゃに変身します。 ゴミで捨てる前にちょっと何かを作って遊ぶことできたらいいなと思います。」と鴨下さん。

工作の楽しさだけではなくエコを考えるきっかけにもなり、お子さんの心に残る遊びができたらいいのでは、と紙すき体験を紹介してくれた鴨下さん、ありがとうございます!

 


ともえ編集部
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