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10才になったら、スキンケアをはじめよう!コスメエンジェルが生まれるまで【前編】

ともえでは「ママ」「笑顔」「仕事」のサイトコンセプトのもと、笑顔で私らしく働くPowerWomenの活動を紹介しています。
イメージコンサルタントとして全国各地で研修・講演を行い、青山学院大学で非常勤講師としてビジネスマナーを教える傍ら、司会者派遣業を営むなど幅広い事業を行う株式会社由美プロ 代表取締役 福島由美さんが手がけた業界初となる『小中学生向けスキンケア商品』が発売間近!とのことで、お話を伺ってきました。10才でスキンケアは必要?という疑問から、化粧品のオリジナルブランド立ち上げまでの秘話を前後編に分けてお届けします。

小学生にスキンケアは必要?

ともえ読者のみなさんは、スキンケアしていますか?
メイクをすればクレンジングは必須ですし、ノーメイクで過ごした日でも「顔を洗わない」ということは無いのでは?
ほとんどの女性にとって「スキンケア」は当たり前のこと、その意味をいちいち考えながら顔を洗っている方は少ないでしょう。
では10才の子どもにとってスキンケアは必要なことなのでしょうか?どんな意味があるのでしょうか?

赤ちゃんの肌はつるつるすべすべ。そんなイメージとは裏腹に、乳児湿疹やよだれでのかぶれ、アトピーや冬の乾燥など、子供の肌トラブルを経験したママも少なくないはず。保護や保湿のためにクリームを塗ったり、汚れをやさしく落としたり、スキンケアも大切なお世話のひとつだった赤ちゃん期を過ぎ、成長とともに肌も丈夫になると、子どもへのスキンケアの必要性を感じることも減ってくるのではないのでしょうか…。

そもそも小学生のうちからスキンケアって本当に必要なのでしょうか?
『10才になったら、スキンケアをはじめよう!』がコンセプトの、これまでありそうでなかった小中学生向けスキンケア商品を誕生させた福島さんにお話を伺いました。

「小学生でも髪の毛はシャンプーとリンスをし、身体はボディーシャンプーを使って洗いますよね?
それなのに顔はお水かお湯だけで洗うだけ。通学路での排気ガスや校庭遊びでの砂埃など、お顔だって目に見えないホコリや雑菌で汚れているはずなのに、それじゃ良くないのでは?という友人との何気ない会話から、中高生のニキビ用スキンケア商品はたくさん売っているけれど、なぜ小学生用のものは無いのだろう?無いなら自分たちが納得いくものを作っちゃおう!と言うのが【コスメエンジェル】誕生のきっかけなんです。」

確かに、ベビー用や中高生用のスキンケア商品はドラッグストアでも当たり前のように目にします。小学生だけスキンケアが不要、というのもよくよく考えればおかしな話です。10才からのスキンケアが必要な理由はほかにもあると言います。

「パパやママと一緒にお風呂に入る年齢であれば体や髪を洗ってあげたりしますが、小学校の高学年になりひとりで入浴するようになると、わが子のスキンケア事情はなかなか把握できないもの。特に小学校の高学年は、ちょうど皮脂量が多くなってくる時期でもあります。ニキビができはじめたり、肌のざらつきを感じはじめたりするのもこの頃。子どもはターンオーバーが良いから多少のトラブルも肌の力で改善することもあるけれど、日々の汚れを落とすためにも洗顔料でしっかり洗ったほうが良いのでは、と感じていました。」

現在小学6年生の福島さんのお嬢さんも、5年生の頃に二キビが出来始めたといます。小さなニキビで大人にとっては「そのうち治るよ」でも、10歳の女の子にとっては大きな問題。一向に良くならない、真っ赤なニキビを隠すためマスクをして登校することもあったとか。隠すから余計ひどくなる、「なぜいつもマスクをしているの?風邪をひいているの?」と周りのお友達に聞かれるたびに「なんとかしてあげたい!」と胸が痛んだ、と福島さんは言います。

「小学生向けニキビ対策の洗顔フォームを探したのですが、無かったんですよね。大人のニキビケア用を使ってもなかなか治らなかったんです。思いついたら即行動するタイプなので、友人との会話のきっかけもあり、娘がニキビで悩みだして3か月後には【コスメエンジェル】の試作品が出来るほどのスピードで開発をしました。」


▲当時1歳の次女をおんぶして化粧品製造会社で打ち合わせ(福島さんは写真左)

ローティーン向けスキンケア商品を思いついてから、リサーチ、製薬会社へのアポイントや企画提案、サンプルの作成と猛スピードで進んだ商品開発の裏話は後半でお届けしますが…お話を伺いながらも母の顔、ビジネスパーソンとしての顔を行ったり来たりの福島さんは「【コスメエンジェル】を開発して一番嬉しかったのは、娘がマスクを取ったこと。」と笑顔で話します。
「最初の試作品ができてから【コスメエンジェル】で洗顔と保湿を朝晩きちんとやっていた長女は、徐々に鼻の黒ずみやニキビがなくなり、笑顔が増えてきたんです!!!そして、鼻を隠す為に毎日マスクをつける生活にサヨナラ!!そのときは涙が出るほど嬉しかったです12歳になった今ではつるつるお肌になり、学校では「もちもち~♥とみんなに、ほっぺを触られるほどになりました。」

『人前で堂々とできるようになりました』肌の変化は気持ちにも影響が…

発売前のモニターとして試作品を使った女の子たちからも『洗うだけで肌が白くなった!』『顔全体に赤みがあったのがおさまった!』 『お肌のざらつきがなくなった!』などなど、嬉しい声が続々と届きました。
「乾燥肌やアトピー肌など色々な肌質のお子さんがいらっしゃるので一概には言えませんが、恐らく『お肌が白くなった』と感じたのは、今まではお水でしか洗顔していなかったので、肌の汚れが落ちていなかったのだと思われます。」とのこと。

『人前で堂々とできるようになりました』と、モニターさんからの嬉しい感想は、肌の変化にとどまりません。
福島さんのお嬢さんも、肌トラブルを抱えた5年生の頃はコンプレックスを感じはじめたり、自分に自信を無くしたりして暗く落ち込み気味になった時期があると振り返ります。
「娘には『笑っていたらもっと可愛くなるよ』『落ち込んだ時は楽しいことを考えたり想像したりして、嫌なことを忘れよう!』『どんな時でもママはあなたを愛しているし、自分のことを大切にしてほしい』と言い続けました。」
肌の変化だけが理由ではないと思いますが…と前置きして
「それが6年生になって、娘が変わったんです。『ママのおかげでポジティブになれた!』と、小学校の担任の先生に話をしていたと個人面談で伺いました。家では感謝の言葉なんて言ったりしないので、本当に嬉しかったですね。」

ママ世代から見れば10代の肌はシミもしわもなくうらやましいものですが、オトナの入り口に立った小さなレディたちは、ちいさなニキビひとつですべての自信を失ってしまうことがあるのもまた事実。
「可能性が無限大にある小中学生の女の子たちに、お肌がキレイでイキイキと、自分のやりたいこと、夢に向かって笑顔で進んで欲しいですね。」

スキンケアをきっかけに、母娘のコミュニケーションを。

今どきの10代は友達からのクチコミにとどまらず、雑誌やネットなど膨大な情報の中にいます。
コスメやファッションアイテムもドラッグストアなど、おこづかいで手が届く、手軽な商品が無数にあります。
実際に化粧水や乳液、美容液やパックなど大人顔負けのスキンケアをする女の子もいるようで、手軽に手に入るアイテムで、たくさんのケアすることが肌に良いこと、と勘違いしてしまうこともありそうです。また、ママが使っている化粧品をこっそり使うことで、10代の肌には過大なケアになってしまい、余計ニキビを増えさせるという逆効果を生むことも。

「10才でもスキンケアは必要、けれど大きな肌トラブルがなければ必要最低限で良いんです。」
ドラッグストアやともすれば100円でも楽しめる廉価なメイク用品が多数ありますが、子どもの肌に直接塗るものは母親が主導権を握って良いものを選んであげることで、母と娘の新しいコミュニケーションも増えそうですね。

『子どもの肌には良いものを』
赤ちゃん期に当たり前に感じていたこの気持ちは、子どもの成長とともに忘れてしまった…そんなことはないはず。
特別なスキンケア用品ではなく
●ニキビがまだない、つるつるお肌の小学生でも安心して使える
●皮脂量が多くなってきた小学校高学年向け
にこだわったと福島さんは言います。

「10代でも安心して使えるニキビケアを作るのではなく、『ニキビのない普通肌の小中学生向けのスキンケア』が【コスメエンジェル】のコンセプトです。正しい洗顔と保湿が10年後の美肌を作る、小学生からスキンケアをする習慣を常識化させる、ということを【コスメエンジェル】を通じて伝えていきたいですね。」

10才でスキンケアなんてまだ早いのでは?そう思っていた気持ちが、福島さんのお話を聞いて180度認識が変わりました。
ローティーンにはローティーンに合ったスキンケアが必要。そしてそれをわが子に教えることはママとしての役目でもあり、ファッションを
楽しむようにスキンケアを親子で楽しみ、娘を「女性」として認めて新しい母娘のコミュニケーションを楽しむきっかけになる。

10才はちょうど「1/2成人式」を迎える年。成人式に想いを馳せながら『正しい洗顔と保湿が10年後の美肌を作る』とわが子に伝えてみるきっかけにするのもいいかもしれません。もちろん肌質の違いで年齢の前後はありますが、ファッションを楽しむようにスキンケアを親子で楽しむことで、娘を「女性」として認め、一味違った母娘のコミュニケーションが生まれ、更に親子の絆が深まるのではないでしょうか。福島さんのお話を聞いて、子育てには成長に応じた楽しみが待っている!そんなワクワクした気持ちになりました。

10才からのスキンケア【コスメエンジェル】の誕生秘話は後編へと続きます。
http://tomoe.life/12886

【コスメエンジェル】についてはこちら。
http://www.cosmeangel.jp

 


渡邉 加奈子
渡邉 加奈子

娘が2歳のときコッコトの在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。

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