子育て・教育

小学生向け「タブレット教材」10社を評価、徹底比較!入学準備や塾に代わる学習法として注目

学校以外で、宿題の他に学習することを家庭学習といい、小学校の高学年になると60分/日を目安にしている学校や家庭が多いようです。先取り学習の効果などが話題になっていますが、家庭での学習の成果は見えにくいこともあり、「子どものやる気」を引き出しながら、習慣化して継続するのはとても難しいですよね。

2020年にはタブレット学習が小学校の授業でスタート!

インターネットが普及し、スマートフォンでのショッピングや映画を見ることが当たり前にできるようになった現代。
子どもたちの教育にもインターネットが取り入れられ2020年には指導要領の改定により小学校にもタブレット端末を使った学習が始まります。

「タブレット学習ってなに?」と思うママも多いのではないでしょうか。
ママ世代では「ノートに書くこと」=「勉強すること」というイメージが強いかもしれません。

・タブレット学習でどれぐらい学力が上がるのか?効果はあるの?
・やっぱり紙の勉強方法のほうが良いんじゃないの?
・費用はどれぐらいかかるのか心配。高い?安い?
・目が悪くなるんじゃないの?
・スマホはあるんだけど、タブレットは持ってないんだけど・・・

色んな疑問が湧いてくると思います。
でも、学校ではタブレット導入の準備が進んでいますので、家庭学習もタブレットで学習することが当たり前になる時代がもう目前に迫っているのです。

「タブレット学習」といっても、様々な会社からサービスが提供されていて、それぞれに特徴があり、科目や料金などもさまざまです。

「興味はあるけど、うちの子に合うのかな?どのサービスを選んだら良いのか分からない」というママのために、「タブレット学習」の10サービスの特徴や料金を徹底比較してみました!

タブレット学習のメリットとデメリットとは?

タブレット学習のメリット

タブレット学習のメリットをまとめてみました。

・子どもが「やりたい!」と思えるようなシステムになっていて、子どものやる気を引き出してくれる
・動画やアニメーションを用いて指導してくれるので、理解がしやすい
・日々の勉強結果から、子どもの苦手な部分を解析して苦手分野を含めたカリキュラムをたててくれる
・親が丸付けや採点をする必要がなく、学習の進みも把握できる
・小学校の必須教科ではない英語やプログラミングも学べる教材もある
・在学学年の範囲に限らず、学年を飛び越えて学習、中学受験などに対応している教材もある

タブレット学習のデメリット

デメリットも同様にまとめてみました。

・教材によっては専用タブレットが必要な場合がある
・答えが簡単に表示されてしまう教材もある
・iPadなど家庭で使用しているタブレットを用いた場合、子どもが勉強以外のこと(ネットサーフィンやYoutube、SNSを見るなど)に使う可能性がある
・Wi-Fi(無線LAN)につないでいないと使えない教材もある
・やっぱり勉強は手書きが一番!と思う面もある

大事なのは「子ども自身のやる気」

我が家の小学2年生の息子は1年生の秋からタブレット学習をはじめました。はじめた理由は「勉強に対して意欲がわかないから」です。
宿題はこなすものの、それ以上のことは一切手を付けず、興味ももちませんでした。漢字ドリルや計算ドリルを購入してもイヤイヤ・・・。

そこで、タブレット教材のチラシを見せてみたところ「やりたい!」とやる気マンマン。我が家が導入した教材は専用タブレットを購入するものであったため、「自分だけのタブレットができた」こと自身にも喜びを感じたようで、毎日楽しんで勉強するようになりました。

デメリットな面もありますが、勉強をするにあたって一番大事なのは「子ども自身のやる気」だと思います。子どもは好きなことは一生懸命やりますよね。
タブレット学習は、学校以外の勉強をまかせるツールではなく、1つの「やる気を出させる道具」だと思うので、上手く使っていきたいと思っています。

また、タブレット学習といっても、教材を扱っている会社は多数あります。それぞれ特徴や料金の違いがありますので、注目の10教材についてご紹介したいと思います!

1.【学研ゼミ】月々500円からの学研のオンライン学習サービス!

まなぶことがもっと好きになる【学研ゼミ】より

「学研ゼミ」は様々な教育サービスを提供している学研が提供しているタブレット学習です。

特徴としては、授業対策の「スマートドリル」、ゲーム感覚で勉強ができる「ワンダードリル」など、サービス単体で契約ができること!各サービスが500円(税別)から、とお財布に優しいところがうれしいですね。

必要な機能だけを契約したいという方にオススメです。タブレット学習を導入しやすい料金ですね。
また、公式テキスト「教科書ワーク」もあるため、併用することでより学力アップが狙えます。

「学研ゼミ」の口コミ

・説明やポイントの解説が簡潔で分かりやすい
・課題をクリアして冒険や着せ替えができるワンダードリルが子どもに人気
・月額500円という安さ
・最初の1ヶ月無料で利用できる

「学研ゼミ」の詳細

URL まなぶことがもっと好きになる【学研ゼミ】
利用料 500円〜
使用するタブレット 自宅のタブレット
範囲 幼児~中学生
特徴 500円から契約OK、サービス単位で契約できるので無駄がない



2.【スマイルゼミ】イードアワード 通信教育2017 「小学生タブレット」顧客満足度 No.1


◆スマイルゼミ◆より

「スマイルゼミ」はソフトウェアメーカー、ジャストシステムが提供しているタブレット学習です。公立の小学校では同社のソフトを授業に導入していることが多いようです。(2017年12月現在)

特徴としては、専用のタブレットを使うため、学習に特化している点です。ソフトウェアメーカーが作ったシステムだけあって、画面上に書き込む際に手のひらや手の甲が当たっても、誤動作しません。さすが!という感じです。

近年、英語学習への関心が高まっていますが、1年生の教材から「英語」が標準搭載されているのも嬉しいところ。オプションで更に進んだ「英語プレミアム」教材を選択できます。英検や漢検にも対応。

また、2018年からはプログラミング教材も標準で搭載されるとこと!追加料金を払わなくていいのはうれしいですね。

「スマイルゼミ」の口コミ

・基本料金できっちり英語の学習ができるって点がいい
・LINEみたいに子どもとコミュニケーションがとれる
・子どもの食いつきがいい!もう3年続いている

「スマイルゼミ」の詳細

URL ◆スマイルゼミ◆
利用料 月額3200円〜
使用するタブレット 専用タブレット(9980円 分割払い可能)
範囲 年長〜中学生
特徴 独自開発の専用タブレット、英語・プログラミングが標準搭載



3.【進研ゼミ チャレンジタッチ】


進研ゼミ・チャレンジタッチより

「チャレンジタッチ」は、通信教材「チャレンジ」でお馴染みのベネッセが提供しているタブレット学習です。

タブレット学習だけでなく、レベル別の紙教材や子どもが喜ぶ学習アイテム(理科などの実験道具など)も届くので、通信教材とタブレット学習のいいとこ取りと言えますね!

英語はオプションの英語教材「Challenge English」として別費用が必要ですが、タブレット上での勉強に加えて、外国人講師との会話レッスンが受けられるのが特徴。英会話にも通わせたいけど・・・とお悩みのご家庭におすすめです。

また、自然科学やくりかえしドリル、応用力・思考力をつける発展ワークなども別オプションで選択可能です。

「チャレンジタッチ」の口コミ

・子どもが勉強とおもわずに楽しんで取り組める
・やり終わると保護者にメールで通知が届く。パパとの通信ができ子どももパパも満足。
・「勉強なのに楽しー!」と長男

「進研ゼミ・チャレンジタッチ」の詳細

こどもチャレンジ・1才から入学準備はこちら

URL 進研ゼミ・チャレンジタッチ
利用料 月額2705円〜
使用するタブレット 専用タブレット(14800円 6ヶ月継続で無料)
範囲 年長〜小学6年生
特徴 紙教材との併用、オンライン英会話もできる

4.【RISU(リス)】算数専用タブレット教材


▲RISU(リス)サイトより

「RISU(リス)」は、他のタブレット教材と異なり「算数」に特化しています。課金制度もユニーク。タブレット代無料、解約いつでもOK!勉強した分だけ支払!たくさん勉強して早くゴールするもよし「効率よく学習する」ことが料金体系にも現れています。

▼体験レポート記事を紹介します。

苦手な算数を克服!算数専用タブレット学習RISU(リス)を小学生が体験!難問にもチャレンジ!

「RISU(リス)」の口コミ

・東大生、早大生などが先生になる「せんせいどうが」がいいタイミングで届き、子どもたちに人気
・子どもが楽しみながら難しい問題にチャレンジする工夫が満載
・学年や学校のカリキュラムに沿わず「実力テスト」で1人1人に合わせた出題。→遅れを取り戻せたり、先取り学習ができる
・算数に特化し、算数学習を通じて「考える力を養う」というコンセプト
・他の科目はどうしよう・・

「RISU(リス)」の詳細

URL: 算数専用タブレット教材RISU(リス)
利用額:上記URL参照
使用するタブレット:専用タブレット
対象学年:年中後半~小学生(中学受験基礎)

5.【どらゼミ】徹底反復デジタルドリル


ドラゼミで学力アップより

「徹底反復デジタルドリル」は、「ドラゼミ」のオプションコースとして用意されているタブレット学習です。

「ドラゼミ」は、紙教材の通信教材で漢字・計算の反復問題などから構成される「基本学習ページ」を通じて、着実に基礎を身につける学習方法が特徴です。

毎日10分でできる学習内容となっていて、飽きやすい子どもも短い時間なら楽しんで出来そうです!一般会員は月1500円ですが、ドラゼミ会員なら月額500円とお手頃のお値段がうれしいですね。

使用するタブレットはPC画面に手書きができるWindows7以降のものとなっていますので、ご自宅にあるタブレットが使用できるか事前の確認が必要です。

「徹底反復デジタルドリル」の詳細

URL ドラゼミで学力アップ
利用料 月額500円~
使用するタブレット 自宅タブレット(Windows7以降)
範囲 小学1年生~6年生
特徴 使用できるパソコン環境か確認が必要、ドラゼミ会員なら月500円



6.【ワオスタディー】


▲ワオスタディより

「ワオスタディー」は、記述式の学習効果にこだわって開発されたタブレット学習です。

他のタブレット学習が、タブレットに書き込み→自動採点が多い中、ワオスタディーは提供されるプリントに専用のデジタルペンで書き込むと、その書いた内容がタブレットに表示されます。解答はデジタル化されてワオスタディーの先生が採点してくれるという方式です。採点結果は翌日返却されるので、一人ひとりにあった指導をしてくれるのものいいですね。

「書く」という勉強法とインターネットを融合した学習法が特徴です。小学1年生から高校内容までの範囲を、在籍学年にこだわらずに進んで学んでいくことができます。

使用できるタブレットはiPadシリーズの一部の機種なのでご注意ください。レンタル制度もあるようです。

「ワオスタディー」の口コミ

・採点が早い!翌日には答案が帰ってくる
・毎日続けているうちに、習っていない内容も自然にできるようになりました
・中学内容の英語の勉強が家でできるのが良い

「ワオスタディー」の詳細

URL https://waostudy.jp/
利用料 お問い合わせ下さい
使用するタブレット iPad、iPad Pro、iPad mini (iPhone、Androidは不可)
範囲 小学生~高校生
特徴 解答をデジタル化して先生が採点、在籍学年に縛られない



7.【Z会】小学生タブレットコース


【Asteria】Z会のオンライン学習

「Z会 小学生タブレットコース」は、学習塾や通信教材のZ会が提供しているタブレット学習です。小学3年生からが対象です。

国語、算数、理科、社会、英語、総合学習の6教科がセットになっていて、子どものスケジュールに合わせて学習スケジュールを自動で作成してくれます。

毎月「提出課題」があり、担当指導者が添削してくれます。どれだけ理解できているかしっかり確認してくれるのも嬉しいところ。提出課題は練習問題のでき具合に応じて2レベルを出し分けてくれるので、安心です。分からない問題はタブレットから質問をすることができるので、苦手部分の克服にも役立ちますね。

使用できるタブレットはiPadシリーズの一部の機種なのでご注意ください。レンタル制度もあるようです。Z会特別価格で購入することも可能です。

「Z会 小学生タブレットコース」の口コミ

・紙だけではわかりにくかった内容が、動画などでわかりやすくなった
・学習のレベルが高い

「Z会 小学生タブレットコース」の詳細

URL 【Asteria】Z会のオンライン学習
利用料 5,910円~
使用するタブレット iPad、タッチペン
範囲 小学3年生~
特徴 小学3年生から、毎月提出課題がある



8.【デキタス】


通信教育ならデキタスより

「デキタス」は学習塾の城南コベッツが提供するタブレット学習です。

図解やイラストによるアニメーションとキャラクターによる演出効果で、見て・聞いて楽しく学習することができます。「まとめ問題」で100点をとると、「チャレンジ問題」の封印が解けるなどゲーム的な要素も取り入れられています。

特徴としては、タブレットに限らず、パソコンも含めインターネットが繋がるブラウザがあればどこでも学習できることです。お家にパソコンしかない、タブレットを購入したくない、という場合も嬉しいですね。

「デキタス」の口コミ

・「成績記録表」で、苦手なところがひと目でわかる部分がわかる
・どれも5分程度の簡潔な授業なので、飽きることなく見れる

「デキタス」の詳細

URL 通信教育ならデキタス
利用料 問い合わせ
使用するタブレット インターネットに接続できるもの・PCでも可
範囲 小学1年生~中学3年生
特徴 学習塾が提供、パソコンでも可能



9.【スタディサプリ】


スタディサプリより

「スタディサプリ」は、タブレットやスマホでプロ講師の授業を見ることができるタブレット学習です。小学生から大学受験までの広い範囲の授業がありますが、授業の数はなんと1万本!

15分のコンパクトな動画で授業を見て、ドリルを解くというシステムです。在学年に限らず、得意な科目はどんどん先まで進めることや、中学受験準備用の応用レベルの講座も用意されているところが特徴です。

「勉強が楽しい」は「興味を持つ」ということから始まります。「勉強なんて楽しくない」という子どもにとってまずは面白い授業を見せるという入り口は有効かもしれません!
料金が一律月額980円というもの嬉しいところです。

「スタディサプリ」の口コミ

・机に向かわなくても授業動画が見れる
・塾に通うよりは圧倒的に安い
・参考書とにらめっこしてるよりも絶対わかりやすい

「スタディサプリ」の詳細

URL スタディサプリ
利用料 月額980円
使用するタブレット 自宅でタブレットを用意
範囲 小学生4年生~大学受験生
特徴 小学4年生から、プロの教師による動画



10.【ネット松陰塾】インターネットを活用した次世代型完全個別指導塾


【ネット松陰塾】より

「ネット松陰塾」は、全国165校の塾で使われている学習法「ショウイン式®学習メソッド」が自宅で学べるオンライン学習サービスです。

ネット松蔭塾ではタブレットで問題を解くだけではなく、「自分なりのノートを作り、書きまとめる」学習を通して、子どもの集中力や勉強に向かう姿勢を育てる学習法をとっています。また定期的にプロの講師との無料TV電話で学習指導をうけることができるのも特徴です。

インターネットを利用した「塾」としての色が強いサービスです。

「ネット松陰塾」の口コミ

・ノート学習を徹底してやらされたので、 理解しながらじっくり覚える訓練ができました
・ショウインでは先生と話すのが楽しいです
・ショウインの指導を受け始めて、理科が得意になりました

「ネット松陰塾」の詳細

URL 【ネット松陰塾】
利用料 月額8000円~
使用するタブレット iPadまたはパソコン
範囲 小学1年生~中学3年生
特徴 ノートの書き方を指導、タブレットを利用した塾色が強い



どのタブレット学習を選べばいいのか?

10つのタブレット学習をご紹介しました。
それぞれに特色があり、無料のサービス、ゲーム色が強いサービス、塾に近いサービスまで様々です。

どのタブレット学習を選べばいい?

悩むのは、「どのタブレット学習を選べばいいのか?」ということですよね。
まずは、子どもの勉強に対する姿勢から、その先にどうなりたいかを考えて低いハードルから初めて見ることが良いと思います。

・まずは始めてみたい→低価格や返金制度のあるタブレット学習
・勉強に興味がない→勉強に興味がでるようなゲーム性やキャラクター性が高いタブレット学習
・テストの点数を上げたい→問題数が多い、ゲーム性の低いタブレット学習
・学校の授業が分かりにくい→動画中心のタブレット学習
・中学受験や学年を超えて勉強したい→受験・発展コースがあるタブレット学習

などです。
タブレット学習は、基本的に子どもが「やりたい」という仕組みにはなっていますが、やはり「勉強」であることに違いはありません。
「やりたい」を続けられるレベルの教材を選んであげることが大事です。

多くののタブレット学習は、学習内容についての動画や体験会などが開催されているので、ぜひ一度お子さんと一緒に体験してみてはいかがでしょうか?

お家のタブレット環境を確認しよう

今回ご紹介したタブレット学習ですが、専用のタブレットを購入する必要がある場合を除いて、お家でタブレットを用意する必要があります。

iPadしかだめ、Windowsしかだめ、などシステムによって異なります。
契約後に、使えなかった・追加でタブレットなどを購入しないといけなかった、などとなる前に契約前に確認することをオススメします。

セキュリティや学習時間などはルール決めが大事

タブレット学習を行う際にもう1つ気をつけることは、セキュリティやタブレットの使用についてです。
iPadであれば、ネットにつなぐことも、Youtubeを見ることも自由にできます。
タブレットで勉強してるはずが、いつの間にか他のことに夢中になってた……など、ないよう使用時にはルールを決めて置くことが大事です。

iPadであれば、特定の機能を使わせないようにする機能が標準で搭載されていますので、参考にしてください。

iPad 機能制限の設定方法
https://www.nttdocomo.co.jp/ipad/support/guide/service/limit/index.html

また、タブレットというディスプレイを長時間見ることで、視力の低下が心配になるかもしれません。これも同様に、子どもと勉強時間などを決めておくことが大事です。

最後に

学校の授業の内容がぐんと難しくなる小学校3年生になる前や、入学をワクワク楽しみにしている入学準備に、楽しく家庭学習の習慣をつけるのがコツかもしれません。また習い事や少年団の活動で忙しいけれど、そろそろ塾に通ったほうがいいのかなと思う時期に、移動中や隙間時間にサッと取り組める(そして送り迎え不要)のタブレット学習を取り入れると良いかもしれませんね。


中村 万智子
中村 万智子
大阪生まれの関西人。転勤族のため、現在は福岡に在住。2児のママ。 現在は、フリーランスとして、WEBデザイン、グロースハッカー、ライターとして活動中。
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