働き方

パーソナルコーディネーターという働き方|日本パーソナルコーディネーター協会

「ママのフェスタ 働き方見本市」(2017/11/15開催)ステージ

ママのフェスタ 働き方見本市in恵比寿ガーデンホールで、日本パーソナルコーディネーター協会 理事長 井上史珠佳さんによるトークステージがありました。そこではアパレル業界で磨いたファッションスキルを、独立して仕事にする方法を、分かりやすく教えて頂き、「タイプ別ファッション診断」で似合うお洋服を選ぶミニレッスンがあり、自分で簡単に似合う素材を診断する方法を学ぶことができました。
ファッションが好きな女性には、楽しい働き方の発見になるのでは・・・

◆ステージ登壇者紹介
井上史珠佳さん (一般社団法人 日本パーソナルコーディネーター協会 理事長)
宮本直美さん (PowerWomenプロジェクト 代表)

ファッション講座「タイプ別に似合うコーデを紹介」

パーソナルコーディネーターとは?

パーソナルコーディネーターというお仕事をご存知ですか?名前の通り、個人向けのファッションコーディネーターです。

どんな仕事かというと、芸能人やモデルさんではなく、一般個人の方のお洋服周りの困りごとを解決するような仕事です。例えば、ご自宅へうかがってクローゼットにあるお洋服でコーディネートしたり、買い足す洋服を選ぶために一緒にお買いものに同行したりします。

独立するのは難しいファッション業界での起業をサポート

私は、短大を卒業してから30年間、ずっとアパレルの仕事をしてきました。
業界にいた方は分かると思いますが、私たちのファッション業界は独立起業するのが難しい業界です。

例えば、独立しようと思うと、セレクトショップを立ち上げたり、アパレルブランドを立ち上げたり、とにかくお金がかかります。その割に、回収できるかどうか見込みのない仕事で、いくらキャリアがあっても独立というのがとても難しかった業界なんです。

私も、定年までずっと会社にいると思っていたのですが、バブルがはじけたりして、先が見えなくなりしました。女性がなかなか上にいけない業界ですし、なんとなく仕事を辞めたくなってしまった訳です。

ただ、辞めたところで事務もパソコンも特にやったことのない私に何の仕事ができるのか?
本当に起業できるのか考え始めた時に、何もできなくて、それはモヤモヤする毎日を過ごしていました。

そんなある時、テレビを見ていて目からうろこが落ちました!

ファッションスキルを使った新しい働き方の発見

デパートの中で店員ではないのに、お洋服を選んでいる人がテレビに映っていて
あなたに似合う、似合わない。
ジャケットはコレを買いましょう。
パンツは隣のお店で・・
というようなお仕事を紹介していました。

これだったら自分でもできるかもしれない!!

初期投資がかからないことにも目を付けました。
お仕事をする事務所などの場所が必要ない。
私たちの仕事は、デパートやショッピングセンター、ブティックにお客様と一緒に行って服を選んだり、お客様のご自宅に伺ったりする仕事がメインですので、何か仕入れたりする必要もないですし、実際、スマホとパソコン、プリンターがあればできます。


©azumiフォトの葉

楽しくすすんだ週末起業

さすがに仕事を辞めるのは怖かったので、週末起業から始めました。
それが、やってみると、めちゃめちゃ楽しかったんです。

お店の方なら、なにを着ても
「わ~素敵!似合います!!」
としか言わないですよね。
それは、売り上げを考えてしまうからです。

しかし、パーソナルコーディネーターは買って頂くのが目的ではないので、自由に組み合わせをご提供して喜んで頂ければいいんです。

本当に似合わなければ、
「ごめんなさい、似合わないので買わない方が良いです。」
と、はっきりお客さまにも言えるような仕事ですので、やっていて楽しいです。
逆にそう言った方が、お客様から信頼感を得ます。
そして、ファッションというのは春夏秋冬のトレンドを楽しみますから、お客様には継続して頂けるんですね。

ちょこちょこ継続していましたが、ホームページを立ち上げるだけで私でも簡単に仕事ができましたので、あっという間に同業者がでてきました。
その後、だんだん売り上げが下がってきてしまったんです。

起業に大切なのは、やっぱり集客

アパレル業界のキャリアはありましたが、ビジネスのノウハウがなかったものですから、次はそこを勉強しました。

ママ起業やご自身でやってらっしゃる方も、一番大切なのは、やっぱり集客です。
お客様が集まらないと仕事にならないのです。

お洋服は、年代も好みも違って色々ですので、ご自身の好みを発信していくとファンができます。
とにかくブログを書いたり、SNSをやったり集客の方法を考えました。

「あなたに洋服を選んで頂きたいの、お願いしたいの」というお客様を集めるために、自分で自分のファンを作る方法を、日本パーソナルコーディネーター協会では伝えています。

パーソナルコーディネーターはこんな人が向いている

アパレル業界の経験がない方でも、洋服がスゴイ好きな方は誰でもできる仕事だと思います。
正直、趣味が仕事になります。お客様とやり取りしていても、お洋服を選んでいても、終わった後アドバイスしている時も全部が楽しいんですね。

すごく満足して喜んで頂ける仕事ですので、ファッションの仕事で輝ける女性をこれからも沢山作っていきたいと思っています。

ファッションに特化した起業も、営業の入り口は大切ですね。そこで、私たちは自分に似合う服を簡単に診断できる方法を考えました。それが、ファッション診断です。

ファッション講座「タイプ別に似合うコーデを紹介」

私たちが洋服を選ぶ時、まず、お客様に何が欲しいのか、どういうものが好みか、どういうスタイリングしたいか、どんなイメージになりたいかということをヒヤリングします。
それプラス、個別に似合うものを選ぶために簡単なツールを使って「ファッション診断」というものをしています。

それは、体の体形を元にした骨格診断です。
3つのタイプに分かれて似合うものを診断できます。

皆さん、「これ似合うわ!」と言われて、「大好き!」だったら嬉しいのですが、好きじゃない洋服を「似合うからこれ着なさい!」と言われた場合、困りますよね。
それをどうやって合わせていくか?

それは、タイプ別に好きなものを探します。

今回は、小物を準備しました。
いつもは5ポイントチェックしますが、今回は1ポイントだけチェックします。

◆ Iライン(まったく鎖骨が見えない方)
似合うタイプ: シンプルで豪華な感じのもの
似合う素材: シルクのような光沢感のあるもの、高級感のあるカシミアのストール

◆ Xライン(鎖骨がちょっと出ている方)
似合うタイプ: エレガントで柔らかい女性らしい丸みのあるもの
似合う素材: シフォンのような透け感のあるスカーフ、ファー素材

◆ Yライン(鎖骨がすごく出ている方)
似合うタイプ: カジュアル感のあるもの、ボーイッシュ
似合う素材: コットン素材やフリンジのある巻物、スウェードタイプ

「パーソナルコーディネート診断」では、このように、タイプ別にあなたに似合うファッション診断ができます。

ファッション業界のスキルと経験を「仕事」に!


©azumiフォトの葉

パーソナルコーディネーター協会の育成方法

宮本
自分自身の特徴を知って、似合うお洋服を着て、ルンルンとお出かけすると、気分上がりますよね。
ファッションが好きな人だったら自分自身だけでなく、周りの人の気持ちをファッションで上げてあげたいと思いますよね。好きなことを仕事にすると、「一生続けられる」とか「子育てにも前向きになれる」と思うのです。

今日開催しているイベントは「ママのフェスタ 働き方見本市」というネーミングです。

ファッション業界にいて退職をしたママに「私はパソコンできないから再就職できない・・」なんて言わせないように(笑)、いろんな働き方があって、自分にあった働き方を探すしてほしいと願い“見本市”というネーミングにしているんです。

パーソナルコーディネーター協会は、コーディネーターを認定して、育成をされていますが、どんな活動をされていますか?

井上
パーソナルコーディネーター協会では、二つの収入の入り口があります。
◆お客様をコーディネートしてあげてサービス料を頂くこと
◆コーディネーターを育成するための教える仕事
この二本柱で、インストラクター制度があります。

宮本
デスクワークをしたことがない、もしくは子どもがいて事務などの募集には応募できない。(週末は保育園がやっていない・・)ファッション業界で復職すれば休みがちで、気まずい思いをしながら働くのも嫌だし、働き方に悩んでいる方は多いですよね。

パーソナルコーディネーターのお仕事は、会社員とか、パートとか、派遣ではなく、時間の自由度が高い働き方で、お客様のお買いものに一緒に行ってコーディネートのお手伝いをするお仕事という理解でよいですか?

井上
自分のライフスタイルに合わせて仕事の時間を設定できますね。

宮本
全て予約ですからね!
夏休みは全部休むとか、そういうパターンもありますよね?

井上
そうですね(笑)

宮本
あと、お客様を選べるというのも良いですね。

井上
それもありますね。
先ほども言いましたが、自分で集客することですから自分のタイプに合ったお客様を集めることができますね。

宮本
今日もベビーカーを押してきている方や、産休中の方もいらしていて、これから働きたいけど、今はまだモヤモヤしている方も多いと思うんです。
復帰後、ちゃんと自分でできるか不安に思っているママ達に何かメッセージを頂けますか?

井上
結論から言うと、“好き”を仕事にしていくと本当に幸せです。

その為には、収益を得ないとやっぱり幸せになりませんので、やりたいという気持ちがあったら、まず一歩を踏み出して、仕事としての形、起業の仕方の形というものを知ってからスタートして頂くと安心して始められるかと思います。

宮本
好きなことを仕事にするということは、収入のこと以上に、長く続けられるとか家族に優しくできるとか、良いことありますよね?

井上
それあります!
週末起業で仕事が多くなっていても、
「なんか優しくなったね。」
って、すごく家族に言われていました(笑)

宮本
そういえば、なんで週末起業をしようと思ったんですか?

井上
やっぱり、一歩踏み出したい。
このまま居たら終わりだなと思って・・

宮本
なんで終わりだと思ったんですか?

井上
一歩も先に進まないんです。
例えば、お給料が1円も上がらないとか、出世しないとか、それがだんだん見えてきてた時に、悲しくなりました。

宮本
先が見えた?
私はこのままで良いのかな?と思った時に、自分の可能性にかけてみたという事でしょうか?

井上
まさにその通りです。

宮本
週末起業から始めて、今は認定講師を育成する。
そして、認定講師を養成する講師を育成することにつながったのですね。

今日はいろいろなお話を聞かせて頂いてありがとうございました。

井上史珠佳さん (一般社団法人 日本パーソナルコーディネーター協会 理事長)

「パーソナルコーディネーター」としての働き方に興味を持った方はこちら

“似合う”と“好き”をマッチング!仕事としてファッション診断ができる。
http://www.jpc-a.com/
【日本パーソナルコーディネーター協会】

“好き” & “似合う“ 服が分かり
「ファッション」をビジネスに活かせます。

編集後記

私もその昔、アパレル業界でパタンナーの仕事をしていましたが、人の好みには正解がないと思われているところで、「パーソナルコーディネート診断」というツールを使って、論理的にアドバイスできるなんて画期的なシステムだと感じました。
ファッション業界で簡単に起業できるということは、ファッション好きな私たちにとって、ワクワクする一歩を踏み出せるきっかけになります。
「パーソナルコーディネーター」というお仕事、とても興味深かったです。
以上


有好まなみ
有好まなみ
■出身:山口県 ■在住:神奈川県 ■趣味:編み物・ソーイング ■仕事:セールスライター・クリエイター ■家族:夫と息子3人 ■性格:明るい・前向き・好奇心旺盛 ■職歴:アパレルのパタンナー     TV・ラジオレポーター、CM、舞台     営業、事務、販売員     ハンドメイド品WEB販売 色々な仕事を転々として、どこにも落ち着けない自分を見つめながら、今、自分がやりたいことが何なのか?模索してきました。 そんな時みつけた「楽しいコト」=「やりたいコト」 「今、この時を楽しもう!」をミッションに、楽しいWEBコンテンツを作ったり、都筑区役所と共にフェスを開催したりして活動しています。 楽しい気持ちのペイフォワード【イイコトダケ】主宰 ・インスタID @iikotodake.jp
Facebookプロフィールページ
ウェブサイト