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入園入学準備にお金が急ぎで必要!カードローンを検討中の方に気を付けてほしい5つのこと

入園入学準備にお金が足りない緊急事態!?クレジットカードローンやカードローンでお金を借りる事を検討中の方に気を付けてほしい5つのことをまとめました。

入学・入園・準備に必要なお金

もうすぐ新年度。お子さんがこの春から入園・入学を迎えるママの皆さんは、楽しみと少しの不安を抱えながら、用品の準備を進めていることだと思います。新生活が始まるこの時期は、何かと購入するものが多く出費がかさむもの。

・制服(夏用・冬用)約5-8万円
・体操服(靴・鞄含む)約2-3万円
・教科書 約2-3万円
・学校指定のカバン 約 1-2万円
・PTA会費、生徒会費、学年費、、、修学旅行積立など新年度は何かと臨時のお金が出てゆきます。

なかには予想以上の出費に、『用意できるお金だけでは足りないかも……。』とカードローンを検討されている方もいらっしゃるかもしれません。お金を借りる前に、気を付けてほしい5つのポイントを確認しましょう。

銀行系カードローンと消費者金融カードローンの違い

カードローンは、大きく「銀行系」と「消費者金融」の2種類に分けることができます。

銀行系のカードローン

代表的な銀行系のカードローンをいくつか紹介します。

株式会社三菱東京UFJ銀行

「バンクイック」

株式会社三井住友銀行

「三井住友銀行カードローン」

オリックス銀行株式会社

「オリックス銀行カードローン」

千葉銀行

「ちばぎんカードローン」

消費者金融のカードローン

もう1つは、消費者金融のカードローンです。こちらもいくつか紹介します。

株式会社SMBCモビット

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)

銀行系カードローンと消費者金融カードローンの違い

銀行系カードローンと消費者金融カードローンは、どのような違いがあるのでしょうか。まず挙げられるのは、総量規制のあり・なしです。消費者金融のカードローンは、貸金業法で「借入の合計金額が年収の1/3を超えてはならない」と規制されています。これが総量規制です。

この規制で過度な借入れを防いでいるのですが、この総量規制は消費者金融のみが対象となっており、銀行系のカードローンは対象外となっています。

銀行系のカードローンを使った過度な借入れに注意!

銀行系のカードローンは、貸金業法ではなく銀行法が適用されています。このため総量規制を受けないので、近年では銀行系のカードローンを使った過度な借入れが問題になったりもしています。どちらを利用するにしろ、計画的に、返済可能な適正額を借り入れることが大切です。

金利の違い

次に、金利を比較してみます。どちらも借入金額が大きくなるほど金利は低くなるよう設定されていますが、なるべく小さい金額を借り入れると想定して、上限の金利を見てみましょう。銀行系のカードローンは、およそ14.5%~15%未満に設定されている場合が多いです。一方の消費者金融のカードローンは、およそ18.0%と銀行系より高めですが、「30日間無利息」など無利息期間が設定されている会社もあり、その間に返済できる見込みがあるならば有利です。

保証人は必要?

また、銀行系のカードローンと消費者金融のカードローンは、どちらも保証人は必要ありません。違う点は、銀行系のカードローンには「保証会社」が設定されていることです。万が一、返済が滞ってしまったら、保証会社が一旦銀行に弁済し、その後は保証会社に対して返済をしていくことになります。保証会社は、その銀行の傘下にある消費者金融などが設定されています。

お金を借りる際に気を付けたい5つのこと

では、実際お金を借りるとしたら、どのような点に注意すればいいのかを確認しましょう。

注意点1:借りる金額は「必要最低限」にしよう。

お金を借りるときには「何のためのお金が」「いくら足りないのか」購入が必要な物の値段を調べてリストアップし、足りていない金額をきちんと計算しましょう。安易に、『これぐらい…でも大目に見てこのぐらいあった方が……。』と借入れ額を上げてしまっては、返済しきるまでの期間が長くなりますし、利息も多くかかってしまいます。借入れは、あくまで「臨時」のこと。将来のことを考えても、簡単な気持ちで借りることが“クセ”のようになってしまわないよう、必要最低限の「足りない部分」に留めましょう。

注意点2:商品詳細説明までよく読もう。

急いでいるときほど、大々的に宣伝されている見やすい文字(例えば、入会金・年会費無料!毎月のご返済額は〇〇円から!など)だけが目に入りやすいものですが、大きく書かれている文字は大概「メリットのみ」です。手軽で便利に使える印象を持ってしまいますが、どのような仕組みのローンなのか、本当に大切な部分は最も細かい「説明書」に書かれています。しっかり目を通して、意味が分からない言葉や、理解できない図はチェックし、言葉の意味を検索したり、直接問い合わせをしたりして事前に解決しておきましょう。特に、「リボ払い」がどのような仕組みなのかは必ず確認しましょう。

注意点3:返済シミュレーションを必ずやろう。

借入れする前に、返済シミュレーションを必ずやりましょう。確認することは、「月々いくらの返済で、全て返しきるまでに何ヶ月かかるのか」という数字です。実際の生活を想像してみて、きちんと返していける金額と期間なのかを考えましょう。返済シミュレーションは、各社のHPにも用意されています。借入可能な金額よりも、「きちんと返せる金額」を意識して借入れ額を決めましょう。

注意点4:安易に追加で借りないようにしよう。

カードローンでは、毎月決まった返済額をきちんと払っていれば、全額を返しきる前でも、限度額内の範囲なら追加で借入れができる仕組みになっています。これはとても便利なことですが、安易な気持ちで利用してしまうと、ずっと完済しないままの状態が続いてしまいます。そして、その期間中は、ずっと高い利息を払い続けなければなりません。

これは、とても不利なことです。なぜなら、早くに借入れをなくせば利息にかかるはずのお金は払わずに済み、将来のための貯蓄に回していくこともできるからです。リボ払いは、月々の返済額が低いことについ油断してしまいますが、総額にすれば返済額は大きな金額になります。最初の目的(臨時の入園入学準備のため)から外れないように気を付けましょう。

注意点5:根本的な解決にはなっていないと心得よう。

このようなカードローンという手は「あくまで臨時の手段」。資金不足という問題の根本は、「収入・支出・貯蓄のバランスが上手く取れていないから」という部分に原因があり、ここを解決しない限りは、また同じことを繰り返してしまいます。水が出しっぱなしの水道の出口をいくら手で塞いでも、蛇口の元を閉めなければ水は止まらないよ、ということです。

毎回“その場しのぎ”の解決策では、安定した家計とは言えませんよね。子どもが大きくなれば、教育費も大きな金額が必要となります。カードローンは便利ですが、「便利」の意味は『足りなかったら借りられるからいいや』という気楽さではありません。家計の見直しやライフプランを使って、現在の家計の赤字・黒字だけでなく、将来に渡ってお金を回すイメージで計画を立ててみましょう。

他の借り入れ手段を見落としてない?

カードローンは借りやすい反面、他のローンよりも金利が高いです。他の手段はもう、検討済みですか?例えば目的が「教育資金のため」と決まっているなら、銀行のローンでも「教育ローン」を借りる方が、カードローンよりも低い金利で借りることができます。

また、自治体などが行なっている貸付制度もあります。金利が低く、総返済額を低く抑えることができます。このような貸付制度は高校や大学への進学に利用するものが多いですが、例えば埼玉県蕨市では、入園から無利子で利用できる貸付制度があります。

自治体などが運営する貸付制度

蕨市『入園・入学資金貸付制度』

また、東京都にお住まいか勤務先がある方で、中小企業(※参考サイト内に従業員数などの条件が示されています)に勤めている場合、条件に合えば「東京都中小企業従業員生活資金融資」を受けることができます。

TOKYOはたらくネット・東京都中小企業従業員生活資金融資『すくすく・ささえ』

この2つに当てはまらない地域の方も、お住まいの地域に利用できる貸付制度がないか調べてみてください。自治体や福祉窓口に相談してみると、思いもしなかった方法を教えてもらえることもあります。

最後に

ローンを本当の意味で便利に使うには、慎重さと計画性が不可欠です。しっかり調べて仕組みを把握したうえで、計画的に利用しましょう!


横山 沙織
横山 沙織
ファイナンシャルプランナー(2級FP技能士・AFP)。おこづかいセミナー講師。子供金銭教育をテーマに活動する団体「FPmama Friends」に所属し、親子で学ぶおこづかい教室を開催しています。双子の娘+男の子の3児子育て中のママです。趣味は温泉巡りとベランダ菜園です。