暮らし・生活

今や国民病と言われる「がん」、そもそも何か知ってますか?

忙しく毎日を送るママたちにとって、仕事に子育て、家族の健康と、頭の中はフル回転ですよね。
ただ、ご自身のお身体についてじっくりと向き合ったことはありますか?

家族を支える屋台骨的な存在であるママこそ、しっかりと自分の身体を病気から守らなければなりません。
それも立派なママの仕事のうちの1つです。

私たちが身を守りたい病気の中から、今回は「がん」にスポットライトを当てていきましょう。

今さら聞けないけど、そもそも「がん」って何?

「がん」は正式名称「悪性腫瘍」もしくは「悪性新生物」と言います。

私たち人間の身体は常に細胞分裂を繰り返しています。
正常な状態では、細胞数が増えすぎないように制御装置が働きます。

しかし、何らかの異常が起きるとこの制御装置がストップしてしまいます。
結果として異常な細胞が増え、身体の組織に浸潤、更に転移もします。
これが「がん」です。

がんは無制限に増えるため、身体の栄養を勝手に際限なく使います。
がん患者が衰弱していく理由の大半はこれに尽きます。

がんの多くは、治療をせずに放置した場合、全身のあちこちに転移します。
そしてやがてはその患者を死に至らしめるとされています。

女性がかかりやすいガンは?

<女性がかかりやすいガン>
1位:乳ガン
2位:大腸ガン
3位:胃ガン

<女性のがん死亡者数>
1位:大腸ガン
2位:肺ガン
3位:胃ガン

※どちらも厚生労働省の「平成23年度厚生労働省人口動態統計」より

身体のどの部位であったとしても、基本的にがんに罹患する可能性は高齢になればなるほど上昇します。
しかし、乳がんや子宮がんなどといった「女性特有のがん」は、20代~40代の若い世代でも罹りやすいことが特徴です。

ちょうど仕事に家事に子育てにと大忙しのママ世代も、「女性特有のがん」である乳ガンや子宮がんに罹りやすい年代と言えますね。

今や「がん」は国民病!?だからこそ上手に受けたいがん検診

今、日本は超高齢社会に突入し、日本人の2人に1人はがんに罹る時代と言われています。
がんから身を守るためには「早期発見・早期治療」が鉄則です!

定期的にがん検診を受けることで、がんを早期発見することが可能です。
早期発見・早期治療により、がんを治すことは十分可能です。

そこで、ママにこそ受けてほしいガン検診について、部位別に次回から3回に渡って解説していきます。

  • 第1回 乳がん検診の受け方、検診の種類について
  • 第2回 子宮頸がん検診の受け方、結果の見方
  • 第3回 死亡者数1位!大腸がん検診について

部位別にがん検診の項目、結果について詳しく解説します。
是非参考にしてくださいね!
進んでがん検診を受けましょう。


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masayo
薬剤師兼フリーライター。 薬局に勤務する傍ら、web媒体で執筆活動を行っています。東洋医学の知識を活かし、「未病」の啓蒙が目標。 プライベートでは、一男一女のママ。妻、ママ、私の3つの顔をフル回転させながら、猪突猛進の毎日を送っています。 コーヒーがあれば執筆速度が3倍速になるほどのコーヒー中毒です。

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