ベビーダンスのイメージ
子育て・教育

初めてのママでもよく分かるベビーダンスの基本・やり方

ベビーダンスのやり方【初心者向け】

ベビーダンスとは?

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社交ダンスをもとにつくられた日本初の「赤ちゃんをパートナーとしたコミュニケーションダンス」。

「ベビーダンス」という言葉を初めて聞いた、という方も多いかもしれません。
これは、子育て中に出逢っておきたい、とっておきの「赤ちゃんと自分とのコミュニケーション」なんです。

ベビーダンスってどんなことをするの?

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赤ちゃんを抱っこして親子で踊ろう!

ダンスのパートナーはかわいいベビー。
だっこヒモやスリングでだっこかおんぶをしたら、レッスン開始!

ハデな動作やむずかしいステップはなく、ベビーが思わず寝ちゃいそうなステップばかり。
インストラクターの動作をマネするだけなので、ダンス経験はいりません。
まったくの初心者からでOK!

心地よいリズムと揺れに、うとうと・すやすや。

1時間ほどのレッスンの後は、ベビーダンス仲間とおしゃべりをしたり、くつろいだり。
これもベビーダンスレッスンの楽しみのひとつ♪

み~んな、育児をがんばっているパパ達・ママ達なので、子育て話に花が咲きますよ。

ベビーダンスの効果は?

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スキンシップにストレス解消も!健康作りにも!

自分の子供はかわいいけれど、それでもやっぱり育児に追われるだけの日々じゃあやりきれない……。
育児書にはベビーといっぱい遊んでスキンシップをとれって書いてあるけど、いったい何をすればよろこぶの?
家にこもることも多くなるし、ベビーは泣いてばかりで、パパ・ママはイライラ……バクハツ寸前。

そんなパパやママたちの悩みをイッキに解消し、かわいいベビーといっしょにルンルン楽しめる場所がこの『ベビーダンス』なんです。

パパ&ママ → ストレス解消 → ルンルン → ダンスでさらに健康!
ベビー → いろんな子を見てシゲキをうける・パパ&ママにだっこされて気持ちいい → ルンルン

ベビーダンスなら産後のママも赤ちゃんをだっこヒモやスリングでだっこしながらダンスを楽しめるので、なれない子育てのストレス解消になるだけでなく、ムリなく健康作りを楽しめちゃうんですよ。

ベビーダンスを始めるまえに

始める前の赤ちゃんのチェック事項

次の4つのチェック項目にひとつでも「NO」がある場合、レッスンは控えましょう。くれぐれも無理は禁物です!

  • 首はすわっている?
  • 体温は平熱?(ふだんより1℃以上高い、もしくは37.5℃以上のときはやめましょう)
  • 食後すぐではない?(食後1時間以内はやめましょう)
  • きげんはよい?

※不安なことがある場合や、妊娠中・体に不調のある場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

全部の項目が「YES」だったら次に進みましょう!

ベビーダンス前の準備運動

まずは準備運動として親が必ず軽くストレッチをします。
その次は、赤ちゃんの準備体操です。

1.両腕をなでる

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赤ちゃんを床の上に仰向けに寝かせ、両腕をやさしくマッサージしていきます。
腕の付け根から手首に向かって、全体をやさしくなでるように行うのがポイントです。

2.胴体をなでる

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赤ちゃんの胸からお腹に向かって、両手のひらでやさしくなでます。
手は押し付けず、赤ちゃんの体にそっと置くような感覚でなで下ろしましょう。

3.腕を胸の前から左右に開く

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赤ちゃんの両手を胸の前にそろえます。
両腕を胸の前から外側に向かって、ゆっくりと開いたり閉じたりを繰り返します。

注意事項

思わぬトラブルを防ぐため、赤ちゃんの正しい抱っこの方法や正しい姿勢をしっかりとマスターしましょう。

赤ちゃんの正しい抱っこの仕方

ポイントは、赤ちゃんと保育者の体が抱っこひもやスリングでぴったりと密着していること。
赤ちゃんと一体化するようなイメージで抱っこひもやスリングを装着しましょう。

ベビーダンスの基本姿勢

ベビーダンスをするときは、常に”正しい姿勢”を心がけましょう。
間違った姿勢で無理に続けると腰痛などの原因になる可能性も!

Let’s Danceの前のチェック事項

正しく抱っこしてますか?

猫背になったりそったりせず、耳・肩・腰・足首が一直線になるように立てていますか?

Let’s Dance!

ベビーダンスには、基本となる3つのリズムがあります。
社交ダンスをベースとした「サンバ」「ブルース」「ワルツ」の3種類。

楽しく踊るために、まずはそれぞれのリズムの特徴を知るところから始めましょう。

サンバ

ブラジルが発祥の地。
アップテンポな2拍子のダンス音楽。

オススメの曲:ベビーダンスサンバ

背骨はまっすぐ伸ばし、軽く膝を曲げ伸ばしして上下にリズムを取ります。
ぐずる赤ちゃんを心地よく眠りへと誘う効果も期待できます。

「ブルース」

19世紀に発展した黒人音楽。
4拍子のリズム。

オススメの曲:ベビーダンスブルース

膝を正面に向け、大きくスイングします。
太ももの内側の筋肉を意識して、体全体で8の字を描くようなイメージです。

ワルツ

西洋を起源とする舞踏音楽。
優雅でスローテンポな3拍子。

オススメの曲:ベビーダンスワルツ

膝の曲げ伸ばしで上下にリズムを取りながら、左右に体重移動。
全身を使って伸びやかに体を左右にひねります。

以下の動画の途中から、ブルースとワルツのステップが出てきます。

ベビーダンスをお家で楽しみたい方はDVDやCD、書籍を購入してみてください。

教室でみんなで踊れば楽しさ倍増!

教室でパパ友やママ友を作ったり、心強い育児仲間に出逢えたりします。

ベビーの寝つきも良くなるし、リズム感も良くなって、将来外国語をおぼえる時だってプラスになるかも!?

パパやママ、ベビーにもいいことづくめの『ベビーダンス』。もう始めるしかない!
以下のページからお近くのベビーダンス教室を探して、ぜひ足を運んでみてください。


志村ヨシ子
志村ヨシ子
男の子4人のママ。抱っこひも難民になりながらも、日々育児に格闘していました。三男を出産後、お友だちに誘ってもらったのがきっかけでベビーダンスにハマりました。ベビーダンスの楽しさとともに、抱っこひもの体に優しい使い方をお伝えしています。