働き方図鑑

『自分と向き合うこと』を大事にしたいと願うママをサポートする働き方|つぼいみきさん

朝起きてから夜寝るまで「ママ」としての役割が多すぎて、自分のことはついつい後回し。

「風邪を引いたくらいでは病院に行かない」「産後、忙しくて健康診断に行っていない」こんな声も良く聞きますが、体だけではなく心にすら向き合う時間が取れず、自分のことが後回しになっていませんか?

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャーとして活動するつぼいみきさんも、現在の働き方に至ったきっかけは、自分と向き合うことを後回しにした結果「どうして私ばかり…!」と被害者意識が爆発した経験からだと言います。

正社員から転身した現在の働き方について<働き方図鑑>8つの質問に答えていただきました。

『自分と向き合うこと』を大事にしたいと願うママをサポートする働き方|つぼいみきさん

現在の活動内容

『ママこそ自分と向き合い、自分を満たすことが大事である』をコンセプトに、マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャーとしてお母さんがこどものために学ぶコミュニケーション講座やドリームボード1day講座などを開催しています。

事業、サービスで力を入れていること、こだわり

『ママの笑顔は家族の太陽』。
これが私が子育て、仕事ともにモットーにしていることです。

ママになるとついつい自分のことは後回しにしてしまいがち。

ですがその積み重ねによって気づいたら自分の心に余裕はなくなり、ついイライラしてしまってこどもに「早くしなさい!」「何やってるの!」と言葉が強くなって八つ当たりしてしまったり…。

そんな自分の経験を通して、まずはママ自身の心を満たすことが先なんだ!ママが自分を大事にすることを優先してもいいんだ、という気づきを得て、自分自身にも変化が起こってきました。

『ママの笑顔は家族の太陽』となるママが増えていくよう、応援したいと思っています。

マザーズコーチングスクール講座やドリームボード講座がママにとって『自分と向き合う』ひとつのツールになればと願って活動しています。

事業、サービスをはじめたきっかけ

ワンオペ育児に加えて、ケアマネジャーとして正社員で働く中で家事、仕事、子育ての両立という壁にぶち当たり、「こんなはずじゃなかった。どうして私ばかりがこんな大変な思いをしなきゃならないの!」と被害者意識が爆発した時期がありました。

そんな時に、『まずはママ自身が自分と向き合うことが大事』ということを知り、今まで後回しにしていた自分と向き合いはじめ、心の声に耳を傾けることを意識するようになりました。

そうしたことで、自分の好きなこと、やりたいこと、本当の想いに気づけるようになり、心がとても満たされて家族にも優しくなれる自分がいました。

そんな経験から、『自分と向き合うこと』を大事にしたいと思うママのサポートをしていけたらと思い、正社員を手放し、起業したのがきっかけです。

とある1日のスケジュール

5:45  起床・朝食・お弁当・夕食づくり
6:30  こども起床・朝食・身支度
7:45  保育園へ送る
8:30  家事
9:00  カフェへ出勤
10:00 講座開講
13:00 事務作業等
16:00 保育園お迎え・こどもとの時間
17:00 家事・夕食・明日の支度
18:30 入浴
20:30 こども寝かしつけ
21:00 就寝

今の生活や働き方で気に入っている事

こどもの行事などに合わせて自分のスケジュールを管理でき、こどもを優先しながらも働き方が選べる点がとても気に入っています。

正社員として勤務していた頃はこどもが体調を崩しても希望どおりに何日も休むことは難しく「会社に何て言おう…」と、そんなことばかり考えていましたが、この働き方になってからはそういった心配がなくなりました。

『自分と向き合うこと』を大事にしたいと願うママをサポートする働き方|つぼいみきさん

クリアしたい課題や問題

来年の4月から長女が小学校に上がります。

今は保育園に通っているので16時までを仕事時間として確保していましたが、1年生になると帰宅時間も早くなります。

お仕事の量、働く時間をその時々の生活に合わせて調整していくこと、私自身が心地良いと感じられるバランスのとり方をしていくことがこれからの課題です。

働き方を迷っている女性へのメッセージ

周りと比べたり、周りの目を気にせず『私はどうしたいのか』を一番に考えてみてほしいです。

そうした時に、『今できること』『今だからこそできること』がきっと見えてくると思います。

『自分と向き合うこと』を大事にしたいと願うママをサポートする働き方|つぼいみきさん

愛する家族へのメッセージ

起業するという決断ができず、ずっと迷っていた私に「やってみなきゃ分からないよ!」と背中を押してくれた主人。

あの言葉がなかったら今の私はきっといませんでした。本当にありがとう。

『自分と向き合うこと』を大事にしたいと願うママをサポートする働き方|つぼいみきさん

そしてかわいい娘たち。いつも最高の笑顔でママを癒してくれてありがとう。

家族の理解・協力があってこそ、私らしさを追求しながらお仕事ができています。

これからも子育て・仕事・家事を私の心地いいバランスで頑張っていくので、見守っていてね♡


『自分と向き合うこと』を大事にしたいと願うママをサポートする働き方|つぼいみきさん

プロフィール

氏名:つぼいみき
屋号:ママの笑顔は家族の太陽〜akala〜
肩書:TCS認定コーチ・MCS認定マザーズティーチャー

・プロフィール
生まれも育ちも静岡県。6歳と3歳の姉妹のママです。
いまは親子でフラダンスに夢中になっています!

周りの目を気にし、「お母さんなんだからこれが当たり前!」と自分で自分の首を絞めていた数年前。そして見事に子育てと仕事のバランスを崩しました。

そんな時に出会ったドリームボードによって自分と向き合うことを知り、自分の正直な気持ちに気がついたことをきっかけに起業の道を選択しました。

「自分らしい子育てとは?」
「私らしさってなんだろう?」

ここが明確にならないまま、頑張ってしまうから壁にぶつかってしまいます。

まずはママ自身が幸せであること、自分を大事にすることが大前提。
「私らしく生きる」ママを増やすこをミッションに、自分と向き合おうとするママのサポートをコーチングを活かしながら活動しています。
★MCS認定マザーズティーチャー
★TCS認定コーチ
★ドリームボード講師

・インスタID @miki.tsuboi828
・WebサイトURL https://peraichi.com/landing_pages/view/akala
・FaceBook https://www.facebook.com/miki.tsuboi2017
・LINE公式アカウントhttps://manager.line.biz/account/@pnq3503x

編集後記

誰に言われたわけでもないのに「母親ならこうすべき」「ママだからこれが当たり前」と、一生懸命で責任感が強いママこそ、自分で自分を苦しめてしまっていることがあるものです。

ママになってからの「自分らしさ」とは、過去の自分に戻ったりママの部分を捨てることではなく、ママである自分と大切な家族を想いながら自分自身とも向き合っていくこと。

つぼいさんのドリームボードとコーチングは別々のものではなく、問題の掘り起こしと未来を想い描くこと、その未来に向かうためにはどうしたらよいのか?までがすべてつながっているお仕事だと改めて感じました。

ママだからこそワクワクして良いんだよ!もっと自分を大切にしていいんだよ!こう言ってくれるつぼいさんのような存在が増えていくことで、笑顔でいられるママがどんどん増えていくはずです。


渡邉 加奈子
渡邉 加奈子
娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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