子育て・教育

2018年版:運動会で綺麗な写真を!カメラ初心者にオススメな一眼レフ・一眼ミラーレス

一眼レフ

入学、卒業、運動会や発表会など、子どもの成長の記録を何で記録していますか?
スマホで写真や動画をとっているというママやパパも多いと思います。

ここ数年、スマホの撮影機能の向上により、綺麗な写真はスマホで十分に撮れるし、SNSでの写真の活用も簡単にできます。
周りを見渡してみると、運動会や発表会では、スマホで撮影するか、大きな一眼レフで撮影するかの二分化されているように思います。

今回は、初心者のママやパパでも動きのある写真を綺麗にとることができる「一眼レフ」のカメラについてご紹介します。

目次

  1. 動き回る子どもの写真「一眼レフ」がやっぱり綺麗
  2. 「一眼レフ」って素人でも撮影できるの?
  3. 一眼レフには2種類、初心者が扱いやすいのは?
  4. スマホと連携、SNSへのアップも簡単
  5. 初心者向けミラーレス・一眼カメラ 7選
  6. 一眼レフを購入する場合の注意点

動き回る子どもの写真「一眼レフ」がやっぱり綺麗

一眼レフ

実は私、昨年小学校のPTA役員として広報委員を務めました。
広報誌作成のために、委員の複数人で手分けして、運動会の写真を担当しました。

それぞれ委員が各自持っているカメラで撮影をしました。
使用されたカメラは3種類です。

  • iPhoneなどのスマホ
  • 「デジイチ」「一眼レフ」と呼ばれるデジタル一眼カメラ
  • 「コンデジ」「デジカメ」と呼ばれるコンパクトデジタルカメラ

その後、撮影部隊で撮影した写真を見比べてみると、明らかに一眼レフで撮影された写真に綺麗で躍動感のあふれる写真が多いことは明らかでした。

素人である私の個人的主観になりますが、その違いはこんなところにありました。

  1. 写真そのものの大きさが違う
    スマホの写真は、スマホ上だととても綺麗だけど、パソコン上や大画面でみると、粒子が細かい一眼レフのほうが綺麗
  2. ズームの写真の粗さ
    競技中の子どもの表情を撮影しようすると、どうしてもズームが必要。一眼レフでは、専用のレンズでズームができるため綺麗さに差が出ます。
    一眼レフは、双眼鏡のように被写体を拡大して写真を撮るのに対して、スマホでは取った画像に拡大処理をするので、粗さが目立ってしまう結果になってしまうとのこと(Canon カメラ初心者教室より)。
  3. 躍動感がある
    一眼レフの場合、シャッタースピードが早いので、その一瞬がはっきりと映り込みます。リレーなどの写真で、靴から蹴り上げられた砂なども写っているため、すごく躍動感が出ます

一眼レフのメリットはシャッタースピード

スマホの写真だって十分綺麗なのに、「なぜ?」と思われる方も多いと思います。
スマホと一眼レフの大きさ差はそのシャッタースピードでした。

撮りたい子どもがポーズをとって、シャッターを切るならそれほど違いはないかもしれません。

今回撮影したのは運動会です。

シャッタースピードが早いカメラであればあるほど、走り回る子どもたちを撮影するには、ぶれずに、その一瞬を切り取ることが躍動感や臨場感を記録した写真となり、「いい写真だな」と思える写真に仕上がります。

「一眼レフ」って素人でも撮影できるの?

一眼レフ

「一眼レフって、プロ(プロ級のパパなども含む)が使うものでしょ?怖くて使えないし、初心者には無理なんじゃないの?」
そう思うママやパパも多いかもしれません。

答えは「NO」です。初心者でも簡単に扱える一眼レフはあります。
その証拠として、私自身はカメラ超初心者(シャッターボタン押せるだけです)が、一眼レフで運動会の撮影をしました。

一眼レフには2種類、初心者が扱いやすいのは?

一眼レフ

一眼レフには大きく2種類があります。「一眼レフカメラ」と「ミラーレス一眼カメラ」です。
一般的に「一眼レフ」と「ミラーレス」と略されて呼ばれています。

プロのカメラマンや、すごく大きなレンズを引っさげて撮影しているパパなどが多く使っているのが「一眼レフカメラ」です。
それに対して「ミラーレス」は、比較的コンパクトで女性でも持ちやすい大きさです。

一眼レフとミラーレス

左が「一眼レフ」、右が「ミラーレス」です

初心者が使うならミラーレス

一眼レフを持つのが初めて、カメラの操作には詳しくない、大きなカメラは扱えないというママにオススメなのが、ミラーレス一眼レフカメラです。

操作は、基本的に普通のデジカメと変わらず、液晶に映る画像にあわせてシャッターを押すが基本なので、直感的に使用することができます。

ミラーレスのメリット

  • 一眼レフに比べて小さく、重さも軽いため、女性でも扱いやすい
  • ファインダーを除くというよりも、液晶にうつる画像に合わせてシャッターを切るため、スマホと同じような間隔で撮影でる
  • 初めて扱う場合も、オートモードで簡単に操作できる
  • レンズも望遠レンズなど色々取り替えられる
  • 一眼レフに比べて安い

カメラを極めたいなら一眼レフ

カメラのいろんな性能を使いこなして、より綺麗に写真を撮影したい場合は、一眼レフをオススメします。
難しいというイメージのある一眼レフですが、現在は初心者でも直感的に撮影できるカメラも発売されています。

私の周りで一眼レフを使う人に共通していることですが、「カメラって楽しい」とカメラの機能を楽しみ、写真を楽しんでいる人が多いです。

一眼レフのメリット

  • 高額ファインダーとオートフォーカス性能で、動き回る子どものシャッターチャンスを逃さない
  • レンズも豊富で好みによって選べる
  • 初心者でも扱いやすいモデルも販売されている
  • カメラを使う楽しさがある

スマホと連携、SNSへのアップも簡単

スマホSNS

スマホで写真をとる習慣が定着した1つの理由は、SNSです。
手軽に写真をとって、LINEで友達や両親に送る、instagramにアップする、など、簡単にその場ですぐできるメリットが大きいですよね。

スマホと連携!すぐにアップ可能

「一眼レフの場合、いちいちパソコンなどを経由しないと写真をSNSにアップできんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、最近の一眼レフはそうではありません。

最近の一眼レフでは、スマホへの連携機能も搭載されているので、スマホでアプリをダウンロードして設定をしておけば、一眼レフでとった写真をスマホへ直接転送することが可能なモデルが多いです。

特に、今回ご紹介するような家庭用のエントリーモデルのため、スマホやタブレットへの簡単接続な機能を搭載しています。

今回は、カメラ初心者のママやパパでも簡単に綺麗に写真がとれるデジタル一眼レフカメラをご紹介します。

初心者向けミラーレス・一眼カメラ 7選

【ミラーレス】Canon EOS M100

canon EOS M100

約302gと薄型で軽量で持ち運びやすい、ミラーレスのエントリーモデルです。

フラットなデザインに加えて、3色のカラーバリエーションと、フェイスジャケットで自分に好みにコーディネートできるのが特徴です。

初心者でも使いこなせるように、スマホのように直感的に操作できるタッチパネルが搭載されています。

撮りたいものにタッチするだけでピントがあり、そのままシャッターを切ることもできます。

液晶が180度回転するため、自撮りも簡単に。さらに、肌の質感を調整できる美肌モードが搭載されているのも嬉しいところです。

canon EOS M100

canon EOS M100

有効画素数  約2420万画素
シャッター速度  最高約6.1コマ/ 秒
動画撮影  フルハイビジョン動画
手ぶれ補正  ○
スマホ連携  ○



【ミラーレス】Canon Kiss M

canon kiss m

Canonの人気一眼レフモデル「Kissシリーズ」から初めて発売されたミラーレスモデルです。約390gのコンパクトボティで気軽に使える大きさとなっています。

高速連写と追尾機能で、シャッターチャンスを逃さずにくっきりはっきり綺麗な写真をとれるのが特徴です。

運動会であれば、なかなかベストなポジションから撮影するのは難しいことも。そんな場合でも、可動式の液晶モニターであれば、モニターの角度が自由に動くので、ハイアングルからの撮影も可能です。

ミラーレスには珍しくファインダーを搭載。ファインダーを覗いて撮ることで、カメラが固定して、安定して撮影することも可能です。

canon kiss m

有効画素数  約2410万画素
シャッター速度  最高約10.0コマ/ 秒
動画撮影 4K動画撮影
手ぶれ補正
スマホ連携



【ミラーレス】Sony α5100

Sony α5100

約283gの軽量・コンパクト設計(本体のみ、レンズの重さ含まず)で、持ち運びやすいカメラです。

シャッターではなく、タッチパネル上をタッチするだけでシャッターが切れる「タッチシャッター」機能を搭載しているので、より直感的に操作できます。

液晶モニターが180度回転するので、自撮りも簡単に!

液晶を見ながらダイアルを回して、背景をぼかしたり、色味をかえるエフェクトを追加可能できるので、写真をとってすぐに自分好みにできるのはうれしいですね。

写真の中から、良い表情があれば自動的に切り出してくれる「オートフレーミング」もとても便利です!

Sony α5100

Sony α5100

有効画素数 約2430万画素
シャッター速度 最高約6コマ/秒
動画撮影 フルハイビジョン動画
手ぶれ補正  ○
スマホ連携  ○



【ミラーレス】Panasonic DC-GF10/GF90

Panasonic DC-GF10/GF90

本体重量が270gと軽量(本体のみ、レンズの重さ含まず)のDC-GF10/GF90は、カメラをおしゃれに持ちたいママにオススメなエレガントで上品なデザイン。

パナソニック独自の技術「4K PHOTO」は、1秒に30枚の写真を連写できる性能を搭載しているので、子どもの一瞬の動きを見逃すことなく撮影することができます。

動き回る子どもをきちんと捉えてくれる「キッズモード」も搭載されているので、こどもの動きに応じてシャッター速度を変更したり、モニターの子どもにタッチしている間連写してくれる機能など、ママにとって嬉しい機能も搭載されています!

また、液晶モニターが180度回展するため、自撮りも簡単です!

Panasonic DC-GF10/GF90

Panasonic DC-GF10/GF90

有効画素数  約1600万画層
シャッター速度 最高30コマ/秒(4Kフォトモード)
動画撮影  4K動画
手ぶれ補正  ○
スマホ連携  ○



【ミラーレス】OLYMPUS PEN E-PL8

OLYMPUS PEN E-PL8

シンプルかつ洗練されたデザインが特徴のミラーレスカメラです。

ファッション製の高いカメラは女子心をくすぐります!

液晶画面は他カメラと同じく可動式ですが、ちがうのは画面が下開きになるところ。

液晶がフラッシュにかぶらず、下開きになると自動的にセルフィモードに切り替わるのも嬉しい仕様です。

色々なポーズで撮影してベストシェットが選べるインターバル機能は、時間差で連続で撮影してくれる、まさにセルフィー仕様の機能です。

OLYMPUS PEN E-PL8

OLYMPUS PEN E-PL8

有効画素数  約1605万画素
シャッター速度  約8.5コマ/秒
動画撮影  フルハイビジョン動画
手ぶれ補正
スマホ連携



【一眼レフ】Canon EOS Kiss X9

いつでも持ち運びやすい「軽さ」にこだわったEOS Kiss X9。

バリアングル液晶モニタ(可動式の液晶)を搭載した一眼レフでは最も軽い約453gとこと。

コンパクトさに加えて、グリップを深くすることで女性の手でもしっかりと握れるフォルムで、操作性も抜群!

動き回る子どもが画面の中央から外れても、すばやくピントを合わせてくれる「中央クロス9点AFセンサー」や、被写体の明るさや動きなどを解析してくれるシステムも搭載。

初心者でも操作にまよわないビジュアルガイドが搭載されている、初心者向けの一眼レフカメラです。

有効画素数 約2420万画素
シャッター速度 約5.0コマ/秒
動画撮影  フルハイビジョン動画
手ぶれ補正  ○
スマホ連携  ○



【一眼レフ】Nikon D3400

Nikon D3400

重量約445gの軽量ボティで、女性の手にも馴染むサイズの一眼レフ。

小さなボディながら高性能のレンズを搭載しており、手ブレも高精度で補正してくれます。

有効画素数2416万画素の高画素数で、小さく写ってしまった写真をトリミングして引き伸ばしても綺麗!子ども表情をより良く残すことができます。

「背景をぼかして撮る」などの設定があるため、ガイドに従って撮るだけで好みの写真がとれるガイドモードが搭載されているので、初心者でも楽しく撮影できるカメラです!

Nikon D3400

Nikon D3400

有効画素数 約2416万画素
シャッター速度  約5コマ/秒
動画撮影  フルハイビジョン動画
手ぶれ補正
スマホ連携



一眼レフを購入する場合の注意点

おすすめのミラーレス、一眼レフをご紹介してきました。

前述しましたが、どちらもカメラ本体とレンズは別々になっており、レンズとセットで販売されている場合もあれば、個別に販売もされています。

カメラ初心者の私が経験した注意点は以下のとおりです。

・カメラには必ずレンズが付属している訳ではないので、何が付属しているのか必ず確認しましょう。安いと思ったらカメラ本体だけという場合があります。
(特にネット通販や中古の場合は注意してください)
・レンズとのセット販売の場合は、どのようなレンズなのか確認しましょう
・運動会や発表会を撮影するなら、望遠レンズの購入をオススメします

カメラが使えるようになってくると、レンズを交換したり、設定をかえたり、さまざまな撮り方ができるようになります。

カメラに興味を持たれた方は、ちょとしたコツで写真が上手にとれる下記記事も読んで下さいね!

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中村 万智子
中村 万智子
大阪生まれの関西人。転勤族のため、現在は福岡に在住。2児のママ。 現在は、フリーランスとして、WEBデザイン、グロースハッカー、ライターとして活動中。
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