明日、2016年3月11日(金)で、東日本大震災からちょうど5年がたちます。
その5年という年月を機に、NHKが震災直後の様子をずっと残しておくためのアーカイブサイトを作成しています。
このサイトでは、PCからでも、スマホからでも、地震が発生した2011年3月11日の14:46からの様子を、映像で時系列順に追っていくことができるようになっています。
子供たちにも災害の怖さを分かってもらい、備えをするために
災害の怖さというのは、年月とともに風化していってしまうもの。
事実、東北地方は死者3,700人を出したとされる1611年の会津地震以降、大規模な地震の記録が多く残っていますが、2011年の東日本大震災でもまた大きな被害が出てしまいました。
いつまた起こるか分からない災害のためにも、その怖さを知っておくこと、その上で備えをしておくことは大切です。
また、東日本大震災の怖さを実体験として知らない子供たちも増えてきています。
その子供たちに災害の怖さを伝えるためにも、こうしたアーカイブはとても意味があるものではないでしょうか。
ただしお子さんの視聴には十分にご注意を
ただ、このNHKのアーカイブ映像には、津波や火災の映像も含まれています。
大人でも、見ていて精神的なストレスを感じることが多いでしょう。
お子さんに見せる際は、お子さんの年齢や性格も考慮の上、親子で十分にコミュニケーションを取りながら見せてあげてください。
また、もちろん無理に見せようとすることはおやめください。
NHKのサイトにも、以下のような注意事項が書かれています。
このサイトでは、東日本大震災に関する映像(津波や火災など)を公開しています。
このため、映像をご覧になった時に精神的なストレスを感じられる方もいらっしゃる可能性があります。ご自身の判断にてご覧いただきますようお願いいたします。
また、視聴いただく際には、ご自身だけでなく周囲の方々にもご配慮いただき、十分ご注意の上ご覧ください。
小さいお子様がご覧になるときはなるべく保護者の方もご一緒いただくようお願いいたします。
震災5年特集 地震発生から72時間|NHK東日本大震災アーカイブス 証言webドキュメントより
またいつ起こるか分からない、このような災害。
どうぞ備えだけは万全にしておいてください。
- ともえ編集部