しまこカフェ
働き方図鑑

おうちカフェから本当のお店に!私らしい働き方で叶える『人と人がつながる』カフェ店主という働き方・神前しまこさん

今年3月、大阪カフェの聖地中崎町にオープンした「しまこカフェ」をご存知ですか?

メルヘンなイラストが描かれた外壁、看板メニューのシフォンケーキを見るだけで「かわいい~!」とテンションがあがってしまうのは私だけではないはずです。

店主を務める神前しまこさんに〈働き方図鑑8つの質問〉に加え、カフェをオープンした経緯を伺いました。

しまこカフェってどんなところ?

大阪カフェの聖地・中崎町でもひときわ目を引く外壁の『しまこカフェ』。

自家焙煎コーヒーとシフォンケーキのお店今年2018年3月にオープンしたばかりですが、すでにInstagramでは1,800件近い投稿で話題になっています。訪れるお客様のほとんどがオーダーするというシフォンケーキの写真がずらり!

しまこカフェ

Instagram #しまこカフェ より

しまこさん)「こだわったのはシフォンの形です。ホールで出せないか型をすごく探しました。食器は思い切って大好きなポーリッシュポタリーで揃えることにしました。」

コーヒーやケーキを楽しめるのはもちろんのこと、スクラップブッキングや和菓子作りなど、様々な講座が開かれているのもしまこカフェの魅力のひとつです。

しまこカフェ

しまこカフェを始める前…スクラップブッキング講師でした!

しまこさん)「もともとスクラップブッキングの講師をしていて、2012年から自宅で教室を開いていました。 上の子が5歳、下の子が3歳のときにスタートしました。

教室が終わった後に手作りのお菓子を召し上がっていただくカフェタイムつきで開催していました。

ある時、このカフェタイムをもっとアピールしたほうがいいのでは?とアドバイスをいただき、2015年からは教室名を 「しまこカフェ」と変えました。

私一人でスクラップブッキングの講座だけだと、なかなか新しい生徒さんにまで広げるのが難しくて、カメラやアイシングクッキー、アロマなど様々な先生の講座も自宅で開催するようになりました。

【カフェ】という名前は付けていたけれど、あくまでもレッスンの後にお茶タイムをつけていただけで、一般的なカフェ営業をしていたわけではありませんでした。」

しまこカフェ

自宅教室のひとこま。クレイパックに使う香りを選んでいるところ

自宅教室のメリット・デメリット

【しまこカフェ】と屋号を変え、様々な講座を開くようになったしまこさん。自宅教室の運営にはメリットもデメリットもあったといいます。

しまこさん)「様々な先生に講座を開いてもらい、たくさんの人が集まるようになりました。

自宅教室のメリットは、仕事をするために移動の時間がかからないことでしたね。家事はもちろん、ケーキの仕込みなどもあるので移動時間なくお客様をお迎えできるのは有難かったです。

ただ一方で、ご参加いただける人数に制限があったり、自宅なのでくつろいでいただけることもあれば、反対に抵抗感がある方もいるだろうなと思っていました。

子供も大きくなってきて(現在小学6年生と4年生)働き方自体を変えていかないといけないなと考えていた時期でもありました。

このまま自宅で【しまこカフェ】を続けるとしたら?の5年後はイメージがわかなかったのですが、 店舗を構えてカフェを運営するという5年後はすごく鮮明にイメージできたんです。

どこか外に働きに出ながら【しまこカフェ】を運営する方法もあったのですが、鮮明にイメージできた「カフェ」をやってみようと思いました。」

もともとカフェを営業するとこを目標としていたわけではなかったそうですが、自宅教室の次のステップとして、カフェに展開するのはそれまでの人脈や経験も生かされ、とてもよかったとしまこさんは言います。

しまこさん)「自宅だからこそ、アットホームでいい面もたくさんありましたが、だれでも気軽にということになればやはり店舗がいいと思いました。 だからと言って最初から店舗計画があったわけではありません。ある時主人から「カフェ」をしたらいいんちゃうん。って言われ、一気に前に進みました。」

しまこカフェ

しまこカフェオープン秘話

カフェオープンにはご主人が積極的に関わってくれたそう。

カフェの聖地と化している大阪駅のお隣中崎町でなかなか良い物件がない中、ご夫婦で散策中に理想の物件に巡り合います!

先に検討している方がおり、しまこさんは二番手。

「これで自分たちに回ってきたら、運命として契約しよう!」とご夫婦で話していたところ、なんと話が回ってきて物件を契約。昨年末からバタバタと契約・改装・役所回り・準備と進み、年明けの3月にはオープンにこぎつけました。

しまこカフェ

オープンに向け改装中のひとこま

しまこさん)「運用資金や改装費などの申請など、一人だったら分からないことばかりでゆっくりペースだったと思います。こんなにスピーディーに進んだのは主人がやらなきゃ行けないことに指示を出してくれたおかげ。感謝しています。

今はカフェ近くの雑貨屋さんや専門店とも仲良くさせていただき、お店同士のコラボなどもしています。 韓国語が分かるお友だちに頼んでメニューに韓国語を追加。 日に何人も韓国の方がお越しくださっています。」

1日のスケジュール

5:00 起床/ 朝食・夕食・の準備など・洗濯
6:30 出勤(子供たちの事は主人が担当)
7:00前 カフェに到着 ケーキの仕込みやその他準備
10:00 カフェオープン
16:00 閉店 片付け・掃除・明日の準備
17:30 帰宅
18:30 夕食
19:30 家事
20:00 事務作業
22:00 就寝

カフェを初めて生活は変わりましたか?(良くなったこと、改善したいこと)

しまこさん)「以前より仕事の時間が増えました。家族が協力的に家事も分担してくれるようになったので 家事をする時間は以前より減ったかもしれません。

毎月の家賃の支払いもあるため、休みがたくさん作れず、子供たちと過ごす時間は正直なところ減ってしまいました。

ですが、以前より家族が団結するようになったと思います。12歳になる娘は料理を覚えることに意欲的で、私が遅くなる時は夕食を作ってくれることもあります。カフェのおかげで子供も成長したと思います。」

しまこカフェ

今後の夢や目標

しまこさん)「自宅で教室を開いていた時もそうだったんですが 人と人が繋がるいい空間になればと思ってます。
しまこカフェに行けば何か楽しいことがある!そう思っていただけるようにと思います。2号店や、プロデュースなどもできればと思っています。」

働き方を迷っている女性へのメッセージ

しまこさん)「働き方の形は本当にいろいろあると思います。雇用してくれるところがなければ自分で作ってしまうこともできるんです。妥協せず『自分のやりたいこと』『自分でできること』を考えてみるといいと思いますよ。」

愛する家族へのメッセージ

しまこさん)「いつもお店の事を心配してくれてありがとう。お手伝いもありがとう。すごく助かってます!」

しまこカフェ
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〈編集後記〉

カフェを開く。自分のお店を持つ。多くの女性が憧れる働き方のひとつではないでしょうか?

どうやったら店舗を持てるのか。どんな計画を立てたらいいのか。

カフェ開業を目指して綿密な計画を立てる方法もひとつでしょうが、お話を伺って自宅教室を経てカフェ運営に発展したことは、しまこさんにとってとても自然な流れだったと感じました。

自宅教室の限界を感じ始めていたこと、お子さんも成長し外へ出られる時間が増えたこと、6年間の教室運営の経験があること、そのすべてがそろったからこそカフェ運営が鮮明にイメージでき、実現可能性が高まったタイミングに「運命」ともいえる物件に巡り合えたようなが気がします。

今の働き方を続ける、辞める、もしくは方向転換する。

『働き方』は方法のひとつで、何が正解で不正解ということは決してないこと。日々培った経験は必ず次につながること。お子さんの成長や環境の変化で、働き方がどんどん『成長』していくことも、子育て期の女性が持つ無限の可能性であり、変化させていくことも醍醐味なのかもしれない、と期待を持たせてもらいました。

しまこカフェ

氏名 神前しまこ(こうさきしまこ)
屋号 しまこカフェ店主
プロフィール
二児の母。第一子出産後、スクラップブックキングに出会ったことで、大変だとばかり思っていた育児の日々が楽しくなったことをきっかけにスクラップブッキング講師の資格を取得し活動を始める。自宅での定期教室ほか 出張教室、地域子育てサロンを担当。多数のワークショップを主宰し、イベント運営にも携わるようになる。
レッスン後のお茶タイムが好評となり、2015年からは教室名を 「しまこカフェ」と変え、 カメラやアイシングクッキー、アロマなど様々な講師とコラボし、自宅での教室を開催するようになる。2018年3月に大阪・中崎町に「しまこカフェ」をオープン。

しまこカフェ

〒530-0015
大阪府大阪市北区中崎西1-7-35(谷町千中崎町駅から歩いて2分)
営業時間:10-16時
定休日:日曜日(不定休)

・インスタID @ simakocafe
・Webサイトhttps://ameblo.jp/simakoosan/
・FaceBook https://www.facebook.com/simakocafe/


渡邉 加奈子
渡邉 加奈子
娘が2歳のときコッコトの在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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