2016年3月7日(月)に南葛西会館で開催された「ママのためのお金と働き方見直しセミナー in 葛西」に行ってきました。
そこで感じたことと、イベントの様子をお届けします。
ママが働くこととお金を貯めることは、別の問題
専業主婦の9割以上が「働きたい」「いずれ働きたい」と答えたアンケート結果を見たことがあります。
そして私は多くのママに会っていますが(たぶん年間1万人以上のママとお会いしてます)、やはり働きたいとおっしゃるママが大変多いです。
また、時々「お金貯めないといけないから、働かないとー」とお話しされる赤ちゃんを抱っこしたママに会います。
その時、私は「お金を貯めることと、ママが働くことは別の問題よ」とお伝えしています。
「お金」と「働く」をいっしょくたに考えると、働き始めることが難しくなります。
働くためにかかる費用も多いですが、それでも私は「成し遂げたいこと」「働いていて楽しいという気持ち」があり、働くことをストップすることはできません。
仕事は自分がハッピーになるために
仕事を通じて誰かに喜んでもらえた時、「コッコトがあったから1歩踏み出せた」と言ってもらえた時なんかは、すごくうれしい。
社員や登録スタッフが、1年前できなかった仕事をベテランの風を吹かせながらテキパキこなしている姿を見たりすると、これもまた大変うれしく思います。
私が仕事に求めるものは、お金ではなく、やりがいです。
ここを明確にしているので、常に気持ちよく働くことができます。
気持ちよく働いているから、子ども達や家族が応援してくれます。
「働きたいけど、働けない」というママの多くは「働くこと」に「やりがい」「収入」の両方を満たそうとします。
それはなかなか難しいこと。
日々、笑顔でいられるために、スッキリ気持ちよく働く、活動することが大切ではないでしょうか。
全ての行動は自分のためにおこなっていて、自分がハッピーであることで、子ども達や家族としっかり向き合うことができる。
ママがハッピーだから家の中が明るい。楽しい。
赤ちゃんママの再就職
今回の「ママのためのお金と働き方見直しセミナー」は、赤ちゃんとママの参加が多かったです。
働きたい、収入を増やしたい、と思ってもなかなか1歩踏み出すのは難しい。
けれど、1歩踏み出せない自分がもどかしい。
そんな時が私にもありました。
そんなママには、まずココロの中を整理してもらいたいと思います。
- 子育て
- 収入
- 夫婦関係
- 社会とのつながり、やりがい
この4つに優先順位をつける。
- 今
- 10年後
- 20年後
時系列に考える。
そうすると「今は〇〇の時期」が明確になる。
将来「〇〇の時期」が来ることも目に見える。
整理するだけで、ココロの中のもやもやがすーっと消えていきます。
第2部「働き方見直しセミナー」では、そんなワークを行いました。
たった10分のワーク、そして10分の共有タイム。
それだけなのに、ママたちの顔はスッキリ明るくなるのです。
もし、仕事にやりがいを求めるなら
最初からしっかりとした収入は得られないかもしれませんが、手に職をつける気持ちで、習い事からはじめる仕事にチャレンジするのはいかがでしょうか。
お子さんと一緒に活動しながら、いずれ仕事に……という働くスタイルを実践されている方もいらっしゃいます。
例えば以下のような。
- 子育てを楽しめるヨガ講師
http://jmya.jp/ - 子育てシェア
http://asmama.jp/ - おうちdeえいご
http://www.ouchideeigo.org/ - 私らしい働き方を見つけた女性が集まるサイト
http://powerwomen.jp/
働き方の選択肢として、ロールモデルを探してみることからはじめてみるのもいいでしょう。
本日主催の竹内さんは、やりがい・収入 両方を実現しているお一人。
でも、今に至るまでには、いろいろな経験がありました。
このサイトの中の「働き方図鑑」には、竹内さんのような様々な働くママのストーリーが載っています。
好きなこと、やりたいことがあるなら
「働くこと」=「収入」と割り切る。
パートタイムで一生懸命働いて収入を得る。
やりがいは、仕事以外でみつける。
例えば、私の知り合いで、やりがいのためにパートの他にアクセサリー作家として活動している方がいます。
彼女はやりがいと収入両方を目標通り得られていて、笑顔が輝いています。
お金を貯めること
全国で好評開催中の、「ママのための家計と働き方の見直しセミナー」。
今回は葛西臨海公園駅からほど近い、南葛西会館のホールで開催しました。
小さな子ども達ものびのび走り回りながら、ママはしっかりと学びの時間。
第1部のママのための「家計」見直しセミナーの講師は、ご自身も2児のパパで子育て診断士も持っていらっしゃる、人気のファイナンシャルプランナー。
私自身はお金を貯めることについては、働く前から(専業主婦時代から)今も続けています。
わずかな金額でも、時間をかけて取り組むことが大切。
その具体的なことを「家計見直しセミナー」でファイナンシャルプランナーの先生がお伝えしています。
今回は、専業主婦で子育て真っ最中のママが9割を占めていました。
夫が定年退職をしてから、少しゆとりのある生活をするために必要な金額に……、みんなびっくり、しっかりメモされていました。
時間を味方につける貯蓄法も、理論的で納得。
ああ、なんでもっと早くお金の勉強をしなかったんだろう……、もっと早く聞きたかった……、という参加者の声が聞こえてきそうでした。
赤ちゃんも一緒に学べる場
常に自分が笑顔でいるために「大切なもの」に優先順位をつけていく。
今日参加してくれた子ども達は、おんぶされて眠っていたり、走り回ったり……、とても無邪気で可愛いかったです。
全ての子ども達がママの笑顔(幸せ)を願っていると思います。
ママは子ども達のためにも、我慢しすぎず、しっかりと自分の幸せを考えながら、でも欲張りすぎずに優先順位の高いものをできる範囲で実践してほしいと願っています。
ママのための「家計」と「働き方」の見直しセミナーは、これからも全国で開催していきます。
「ともえ」のイベントカレンダーのページで開催予定をチェックしてみてください。
- 宮本 直美
- PowerWomenプロジェクト代表
千代田区在住。福岡県生まれ、埼玉県育ち。昭和女子大学短期大学部卒業。
ベンチャー企業の経理職を10年経験後、第1子出産を機に退職。専業主婦になるつもりが、1年後に大好きだった経理の仕事を個人事業主(在宅ワーク)として再開。 子育てと仕事の両立の難しさに直面するたび「必要なものは自分でつくる」のポリシーのもと必要なサービスを事業化。
2011年の東日本大震災後は、ママの起業を応援すべくPowerWomenプロジェクトを立ち上げ、2000人の起業ママ・フリーランスママと共に活動中!
*メディア出演実績* NHK「おはようにっぽん」「金曜eyes」「特報首都圏」「企業の星」/TBS「Nスタ」/フジテレビFNNスピーク/ベネッセコーポレーション「bizmom」/日本経済新聞/朝日新聞/毎日新聞/読売新聞/フジサンケイビジネスアイ 他
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