普段からスマホで目を酷使していませんか?
スマホによる目の疲れは、注意事項を守ることでグッと減らすことができます。
ここでは、スマホから目を守るために気をつけたい12項目をご紹介します。
1.加湿器などで部屋の湿度を保つ
スマホによる目の疲れとドライアイには密接な関係があります。
どちらかの症状が出ると、もう一方の症状も出やすくなります。
ドライアイにならないよう乾燥対策をすることは大事です。
加湿器などで、部屋の湿度は40~50%を保ちましょう。
2.目薬をこまめに使う
ドライアイが気になるときは、目薬も有効です。
特に目をよく使うデスクワーク中心の人なら、2~3時間に1回程度さしてもOK。
ただし、点眼を習慣にしても目の乾きがよくならないという場合は、眼科での診断を受けてください、
3. 5分間、目を閉じてリラックスする
日中に、5分間でいいので意識して目を閉じ、リラックスして、頭の中をからっぽにしましょう。
目の中でピント調節をしている毛様体筋や神経が休まるだけでなく、脳の緊張が解けて全身がリラックスできます。
その後の集中力も、格段にアップしますよ。
4.遠くのものを見る
スマホに限らず、パソコン画面など、近くを見続けたときは、意識して遠くを見てみましょう。
水晶体を支える毛様体筋の緊張が緩みます。
窓の外の看板など、遠くの目標を決めて、1時間に1、2回チラ見するのを習慣にすると、目がグッとラクになります。
5.メガネやコンタクトレンズは度が弱いものを用意する
メガネやコンタクトレンズを使用した場合の視力は、1.0程度で十分なんです。
ただし、その状態でもスマホを至近距離で使うと、目の負担になります。
スマホ用には、もっと視力が弱めのものを用意してもいいでしょう。
普段使い用、スマホ用、お出かけ用で使い分けるのもアリです。
6.お風呂でタオルのホットパックをする
お風呂に入った時にも、目を休ませてあげましょう、
上下のまつげの生え際にはマイボーム腺という分泌腺があり、脂を分泌して涙の蒸発を防ぎます。
この部分の詰まりを防ぐのがホットパック。
2、3日に1回、入浴中に40℃くらいのお湯を絞ったタオルを目の上に乗せてみてください。
7.疲れ目に効くツボを押す
眉の頭から眉尻に向かって1/3ほどいったところ、ボコッとくぼんだ場所の骨の部分にあるツボを親指で押してみましょう。
疲れ目の解消に効くツボです。
ただし、まぶたの上から眼球を押すのは危険ですので、絶対に避けてください。
8.寝るときは部屋を暗くする
良い睡眠は、目の健康に欠かせません。
深く眠るためには、寝室は暗くしておくこと。
真っ暗だと夜中起きたときにつまずいたり転んでしまったりするのが心配なら、薄明かりが扉の隙間から差し込む程度でもいいでしょう。
9.寝るときは枕元にスマホを置かない
スマホが近くにあると、バイブにしておいてもメールの受信音に反応して、目が覚めてしまうことがあります。
しっかりと睡眠をとるためには、スマホを枕元に置かない、もしくはバイブにもならない機内モードなどにしておきましょう。
10.ビタミンCが多く含まれる食品を摂取する
ビタミンCは、目のレンズである水晶体のダメージを防いでくれます。
ビタミンCが多い食品は、レモン、キーウィ、イチゴなど、。
これらのビタミンCが多い食品を積極的に摂取してみましょう。
11.目にいいサプリを摂取する
サプリで目の状態を整えることも、スマホによる疲れ目の解消につながります。
目の組織の老化を防ぎ目の病気に有効なルテイン、筋肉疲労による疲れ目に効果が期待できるアスタキサンチンを同時に摂取すると有効です。
12.室内で植物を育てる
室内で緑の植物を育てると、自然とそこに視線が向いて目を休ませることにもつながります。
緑という色には、精神を安定させる効果もあり、心も体も自然とリラックスできるようになりますよ。
13.まずは半日、スマホ断ちする
手っ取り早くスマホによる目の疲れを治したい場合は、スマホ断ちをしてみましょう。
3日間スマホをまったく見なければかなりの疲れが解消されますが、ハードルが高い場合は、まずは半日から挑戦。
そこから可能であれば、少しずつ期間を延ばしてみましょう。
電話やメールは1時間に1回程度のチェックならばOKです。
おわりに
今の世の中、スマホは欠かせないアイテムになっていますよね。
それだけに、スマホによる疲れ目も、どんどん増えています。
これらの12の項目のうち、いくつかを日常習慣に取り入れるだけでも、疲れ目はだいぶラクになります。
目は一生使っていくモノ。
ぜひ大事にしてあげてくださいね。
- ともえ編集部