暮らし・生活

この春見直したい、ママのSNSマナー

「Aさんからあなたの連絡先を聞かれたからあなたのメアドと電話番号を伝えておいたよ。SNSで‟共通の友人“になっているから大丈夫でしょ?」
「みんなが見れるように、卒園式の集合写真をSNSにアップしておいたよ」

大丈夫だと思って、良かれと思ってしたことが相手にとってはそうでなかった、こんなこと経験ありませんか?

悪意は全くないのに相手から不快に思われる、問題視される、ときにはトラブルに発展してしまう、、そんなことは避けたいものですよね。Facebookやインスタグラム、ツイッターやLINEなどなど、様々なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は一部の人だけの楽しみにとどまらず、日常生活の連絡ツールとして当たり前になってきているからこそ、最低限のマナーやモラルは守りながら楽しみたいし、活用したいですね。

入園・入学、進級や新しい習い事など春は新しい人間関係が生まれる季節。
今一度[ママのSNSマナー]を見直してみませんか?

どこまでが個人情報?

『SNSに個人情報を公開しない』ことを当然のマナーとして理解していても、そこでいう『個人情報』がどこまでを指すか、今一度考えてみませんか?
・住所や電話番号
・本人や家族の勤務先※
・出身校※
・子供の学校名やクラス
※プロフィールなどで本人が公開している場合は別

自分で発信する投稿はもちろんのこと、コメントなどでついうっかり書き込みをしてしまうこともあるかもしれません。
「運転免許証が取れた~!」と顔写真や住所、免許証番号など悪用されかねない個人情報が満載
の免許証をそのままSNSに掲載した…というお粗末な話も実際あるようですし、素敵な年賀状をもらったと写真を撮りブログに掲載したところ相手の住所がばっちり写っていた、ということも聞かない話ではありません。悪用される可能性がある、個人を特定される可能性のある情報を公開するリスクはもちろん、一度インターネット上に公開したものはたとえ自身がその投稿や写真を削除したとしても、どこの誰の手に情報が残っているか分からない、という危険も含め今一度見直してみてはいかがでしょうか?

写真の公開には十分注意!

運動会や発表会で頑張る姿、旅行やお出かけの様子をわが子の成長記録としてSNSに載せたいママもいれば、ネット上に子供の顔を公開することに強い抵抗があるママがいるのも事実。
「あのママは普段子供の写真を公開しているから大丈夫」
そう判断したとしても、あなた自身が投稿するのは別問題。
公開範囲の設定が異なっていれば写真を見ることができる人の対象が変わってくることもあります。
仲が良ければ良いほど「この写真SNSにアップしてもいい?」と一声かけることで
せっかくの友人関係が気まずくなるような原因をつくらないようにしたいものです。

特に入園・入学式では「学校名」が写り込むこともありますし、運動会などではゼッケンの名前などにも注意が必要です。自宅前でランドセルを背負った記念撮影をした際、表札の住所が写り込んでいてビックリ、、なんていうことも実際の失敗談としてあるようです。

なんだか気を付けることばかり。SNSはもっと気軽に楽しみたい…
それでも楽しく活用したいからこそ無用なトラブルは避けたいもの。
学校や習いごとなど「子ども」を通じて生まれる新しい人間関係ではママ同士の年齢も違えば、それまでのキャリアやSNSに対する認識や考えも違って当然。これから先も続いていく関係だからこそ最低限のマナーは守りながら、便利で楽しいSNSを活用していきたいものですね。

お子さんのSNSマナーは大丈夫?

進学、進級や新しい習い事を始めることをきっかけに子どもの携帯デビューをするご家庭もあると思います。
学年や地域差はあるかもしれませんがクラスメイト全員で作る『クラスLINE』がある、というのも珍しい話ではないと思います。
特に初めてSNSを利用するお子さんには、マナーとリスクをしっかり伝えましょう。
OKのつもりで返事した「いいよ」が、相手にとっては「NG」に伝わっていたということは大人でも経験あることでしょう。
急いで返事したばかりに言葉足らずで相手が不快に思ったり、冗談でも一度送ったものは取り消すことが出来ないことなど、わが子が被害者にも加害者にもなりうることを保護者として認識して、マナーを伝えていきたいところです。

いつからSNSを利用させるか、どの程度のルールを作るかは、使う目的や家庭での判断によって異なるところですが、いきなり子供同士のコミュニケーションツールとして使わせる前に、許される相手との練習をしながら、「失敗」の経験を積む準備期間も必要ではないでしょうか?

ママ自身が子供の頃、友達の家に電話するとき(もちろん固定電話の話ですが)
「○○ちゃんと同じクラスの■■です、ってちゃんとご挨拶するのよ」
「こんな遅い時間だと相手のおうちに失礼になるよ」
「なかなかつながらないなら、もしかしてご飯でも食べに行っているのかもね」
など言葉遣いや電話の先に相手の生活があることを教えてもらったことがあると思います。

連絡手段が変わっても、その先には「相手」がいて「相手の生活」「相手の事情」があること
良好な友達関係を築いてほしいからこそ、それを伝えていくのは保護者の役目ではないでしょうか。

こんな練習方法も

「許される相手との練習」その相手はもちろんパパやママ。
家にPCがあればメーラーを使ってママとちょっとした文字のコミュニケーションを楽しんでみたり、
使っていないスマートフォンやタブレットがあれば家庭内の無線LANを利用して無料メールアプリを試してみることもできます。
また現在利用者急増中のタブレット端末を使った通信教材の中には親子でコミュニケーションが取れるシステムを備えているものもあり、まさに一石二鳥。タブレット型通信教育『スマイルゼミ』の「みまもるトーク」は子どもの学習状況を把握し、それに対してコメントやスタンプを返すことで家族からの応援が学習の励みになるというもの。

スマイルゼミって何?と言う方はこちら ⇒ http://smile-zemi.jp/z/ttPW11

親子で練習と言われても何を話したらいいか分からない…
子どもが高学年にもなるとそんな悩みを抱えるパパママも出てくるかもしれませんが
「今日は算数を頑張ったんだね。」「漢字をたくさん練習したね。」「100点取ったの、すごいね!」
学習の頑張りを的確に応援することで話題には事欠きませんし、スタンプや写真を送ったりと文字だけではない様々な方法のコミュニケーションが「みまもるトーク」では楽しめます。

また学習だけではなく「ただいま」「ママは何時に帰ってくる?」など毎日のちょっとした連絡にも便利に使える「みまもるトーク」。

―今日のよるごはんはハンバーグにして
―今日のよるごはんはハンバーグがいいなぁ~^^

同じ内容でも文字にした時の伝わり方を親子で考える練習の場にもなりそうです。

また情報モラルを育てるためにこんな機能も…
メッセージのやり取りで不適切な言葉を入力すると本当にその言葉を相手に送っていいのかどうか、子ども自身に確認する
「ことばのモラルチェック」機能が備えられています。
変な言い方しちゃった、さっきのは冗談だよ~そういっても一度送ったメッセージは取り消しが出来ず相手の手元に残るもの。
そんなときはすぐ謝ること、メッセージだけではなく電話をしたり直接謝ったり、ネットに頼らないコミュニケーションについては親として子どもに伝えていきたいところではないでしょうか。

連絡ツールやコミュニケーション手段が増え便利になる一方で、トラブルの火種が増えているという現実もあります。
まずはママ自身も日々のSNS利用やコミュニケーションについて見直して、そして子供にも伝えていく機会にしませんか?

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ともえ編集部
ともえ編集部

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