レポート

【レポート】「時間を味方につけて」これからのアクションを！交流が広がったマネーセミナー＆交流会

2017年5月24日、小雨が降る中、福岡の中心街天神を見下ろせるレストラン「ブロッソ」に多くのママたちが続々と集まってきました。
参加者の3人に1人が小さなお子さん連れで、小さな子どもたち同士の触れ合いあい、ママたちの笑顔の会話あり、のなか開催されたのは、「お子さんと一緒に聞けるマネーセミナー☆ホテルランチ付き in福岡天神」です。
20名の定員が募集開始よりあっという間に満席になり、急遽30名に定員を拡大したという人気ぶり。
このセミナーを主催されている「ママワーク研究所」の理事長田中彩さんよりご挨拶・セミナーの趣旨などのお話の後、少し緊張した雰囲気の中、セミナーがスタートしました。

時間を味方につけて！「つかう・まもる・ふやす」お金のこと

マネーセミナーについてお話していただくファイナンシャルプランナーの講師は、2人のお子さんを育て上げ、転職経験あり、シングルマザーとさまざまな経験をされている女性講師で、参加者にとってまさに「人生のお手本」となる女性です。

仕事をして行こうと思うとき、「好きなこと」「嫌いなこと」「できること」「できないこと」などを考えてみた、など、ご自身の人生経験を交えてどんな経験をしたときに、何を考えたのか、どういう気持になったのかお話してくださいます。
雑誌やテレビで見る話よりも身近な話に、これからママたち自身に起きるかもしれない出来事がより具体的に思い浮かぶことができるようなお話でした。

そして、これからママたちのライフプランに大きく影響するであろう、子育てや住宅購入などについて「お金」については「つかう・まもる・ふやす」の視点からお金を考えていくことが必要なこと。参加者は真剣に、時にはメモをとりながら耳を傾けていました。

そして、印象に残ったのが「時間を味方につけて！」という言葉です。
「『お金を貯める』ことを考えると25歳、30歳、40歳、どの時期から始めるかで大きな差があります。時間を味方につけて自分自身のライフプランとお金との関係を考えてほしい」という言葉が、参加者の何かのキッカケにつながるのではないかと思えるセミナーでした。

2人の子どもをもつ筆者としては「お金のために子どもの将来の道が狭まってしまうことは悲しいし、そうしたくない」という言葉にとても同じ気持ちを持ち、子育てをしてきた講師だからこそ重みのある言葉だなと感じました。

ママたちの交流会

マネーセミナーの後は、素敵なランチをいただきながらランチ交流会が行われました。デザートはビュッフェ形式と豪華な内容です！

交流会では、まず主催のママワーク研究所理事の中山淳子さんからご挨拶。そして、ママワーク研究所の活動についてのお話と続きます。

「福岡は転勤族が多いんです。でも、そんな転勤族や子どもが小さいからと家庭にいるママたちの能力を眠らせておくなんてモッタイナイ！繁忙期だけとか、週に3日などの条件でもママたちの能力を活かしたいと思っている企業さんと、ママたちをつなげていきたい」。
そんな心強いお言葉に参加者も「働く」という選択肢があることを気づけるキッカケになったのではないでしょうか。

また、ママワーク研究所の活動の１つとして、紹介された「ママ・ドラフト会議」。
働きたいと思っていても「自分には特別なスキルなんてないわ」と思ってしまうママたちが自分のスキルや能力を再発見して、企業の前に出てアピールし、企業とママの出会いの場ができるという事業です。
実際にドラフト会議に出た参加者の方もセミナーに参加されており、「自分自身に自信がついた」とお話されたのがとても印象的でした。