みなさんは「料理すること」がお好きですか?
正直、私は「嫌い」です。正確にいえば「何を作るか考えるのが嫌い」です。
独身時代は適当に食事を済ませることが多くても、子どもが産まれるとバランスや栄養面も考えて食事の準備をしなきゃ!という責任感が芽生えます。
しかし365日、1日3回訪れる食事の用意。
夕方になると、「今日の晩ご飯なに〜?」との子どもからの催促の声。
野菜たっぷりメニューや、子どもの好きではないメニューだと「えー」という非難の応答。
子どもたちやパパがモリモリご飯をたべて「美味しい!」「おかわり!」と言ってくれた時はもちろん嬉しいですが、食事の用意は毎日の繰り返しなので、毎日楽しく食事の用意ができないこともあります。
特に子育てや仕事で忙しいママにとって、平日の食事の用意は負担になりがち。
夕方になると「今日、ご飯なにしよう」と悩むママも多いのではないでしょうか。
そこで、今回ご紹介するのは料理の「作り置き」についてです。
- ハンドメイド作家さんを中心としたコミュニティを運営。現在作り置きを実践されているママさん
- 出産後の体調を見すえた「外注作り置きサービス」を検討されているママさん
このようなお二人に、作り置きのメリット、実際にどれぐらい平日の負担が減るのか、など詳しくお話を伺ってきました。
目次
- 料理の作り置きで料理のプレッシャーから開放
- 出産を控えたママが外注作り置きサービスを体験
- ママの頑張りすぎは禁物!
料理の作り置きで料理のプレッシャーから開放
「料理って主婦にとって、365日考えないといけないことで、正直面倒です」とお話くださるのは、サクラさんです。
サクラさんは、現在、横浜を中心にハンドメイド作家を中心としたコミュニティ「ハイシークリエーション」を運営されており、他にもお子さんのPTAなどにも参加されているアクティブなママさんです。
「家事が好きではないので、いかにごまかすかと考えた結果、作り置きをしています」とサクラさん。
だいたい1週間に1回の割合で作り置き料理を作り、サクラさんご自身のFacebookで公開されています。
忙しい週は品数が多め、それほどでもない週は品数は少なめ、と状況に応じて作り置きをされているとのこと。
料理の作り置きで、平日の負担が本当に減るのかお聞きしました。
作り置きで料理時間がどれぐらい減るのか?
Q:作り置きでどれぐらい料理の負担が減っていますか?
A(サクラさん):作り置き料理ばかりを食卓に出すのであれば、温めて盛り付けるだけなので約30分は短縮できます。
作り置き料理を数日に分けて、少しずつ出すのであれば、15分ぐらいの短縮ですね。
Q:作り置きを作るために、どれぐらい時間をかけていますか?
A(サクラさん):大体30分〜1時間以内です。
難しいテクニックは無く、いつもよりも多めに作る、のが基本です。
例えば、普段はじゃがいもを2〜3個使うところを、1袋全部むいて使ってしまう、そんな感覚です。
カレーが夕食だとすると、カレーのついでに肉じゃがも作ろう!そして、作った肉じゃがはストックするというような流れです。
作り置きの最大のメリットは?
毎日料理をつくっていて「今日はアレ作ろう!」という日もあれば「今日はもうヤダ」という日もありますよね。
私は後者の日が多いです……。
作りたくない時、体調が悪いときでも、子どもたちのお腹は減るもの。
「作り置きのメリットは、何かをつくらなきゃいけないというプレッシャーから開放されることだと思います。だから自分の未来への投資だと考えています。」とサクラさん。
外食やお惣菜が増えると、食費が増え、罪悪感が増していくという負のスパイラルがあります。
作り置きをすることで、気持ち的にも負担が減ることが最大のメリットと言えそうです。
出産を控えたママが外注作り置きサービスを体験
料理の作り置きが、日々の夕食作りの負担を減らしてくれることは、とても良くわかります。
でも、いざ自分が作るとなると「何をつくればいいのか」「どれぐらいの量をつくればいいのか」「どれぐらい保存できるのか」など色々気になることもありますよね。
また、土日ぐらいは料理を休みたい、というワーキングママのご意見もあるかと思います。
次にお話をお伺いしたのは、第二子の出産を間近に控えた水田さんです。
在宅ワーカーとしてご自宅で仕事をしながら、里帰りをせずに出産予定の水田さん。
出産後もお仕事の継続が決まっており、子育てとの両立という面から「料理代行をつかった作り置き」に興味を持たれたそうです。
そこで、出産前に一度経験しておきたいということから、ベアーズのサービスを利用した料理代行を体験されました。
料理代行の流れ
料理代行の具体的な流れは次のようなものだったそう。
- 作ってもらいたいメニューに合わせて食材は水田さんが準備されたそう。
- お料理担当の方が訪問。最初に、食材や調味料の場所と案内します。
- 調理は、用意した食材だけではく、冷蔵庫にある食材も合わせてアレンジ。
- お子さんが興味津々で見学するにも、優しく対応。味付けは水田さんに味見をかねて、調整されたそう。
- 3時間で7品が完成
- 3時間という時間には片付けの時間も含まれており、洗い物もスッキリ
作り置きで4日間は料理不要
今回作り置きとして出来た7品はボリュームもたっぷりで、週末を含めた4日間は料理が不要だったとのこと。
また、当日料理を担当された方の印象がとってもよく、抱いていたイメージよりも満足していただけたご様子でした。
「自分の身体を休めつつ、家族も疲れすぎることなく過ごしていくために、このような情報やサービスを活用していきたいです!」と水田さん。
気になる「外注作り置き」の費用は?
今回、水田さんが体験された料理代行サービスは、ベアーズの家事サポートサービスです。
初回お試しプランは6,300円なので、数回外食する金額と大きく変わりません。なお、プラン金額内に食材費は含まれず、ご自身で用意する必要があります。
食材の買い出しなどをお願いすることもありますが、別途料金がが必要です。
料理だけではなく、時間内で掃除などと組み合わせることもできる家事サポートサービスも提供されています。
詳しくは、ベアーズの公式サイトをチェックしてください!
ママの頑張りすぎは禁物!
出産や育児、ママ自身の病気や体調不良、仕事の忙しさ、など様々な状況があります。そんな中、家族がみんな健康で元気でいることは、とても大事なことです。
・料理するときに、明日の分までちょっと一緒に作ってしまおう
・今は仕事が忙しすぎてピンチだから、料理代行でつくってもらって、お家でゆっくりしよう
仕事も育児も家事も全部頑張るのではなく、「出来る時に出来ることをする」「出来ない時は誰かに頼る」ことをうまく利用していきましょう。
- 中村 万智子
- 大阪生まれの関西人。転勤族のため、現在は福岡に在住。2児のママ。 現在は、フリーランスとして、WEBデザイン、グロースハッカー、ライターとして活動中。
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