ミライジュク
ママの働き方

ライフスタイルの変化にも対応できる!ママにとって理想の新しい働き方とは?

「子どもが幼稚園に通っているので、働ける時間が限られている」
「子どもの長期休暇に合わせて休める、都合のいい仕事なんてあるはずないし・・・」
「本当は働きたいけれど、ブランクが長くなっちゃったから心配」

働く意欲や気持ちがあっても、子どもの年齢や周りの協力体制、生活環境など、子育て中のママの事情や思いは、十人十色。

「日本はこれから労働人口が減っていくため、働き手を増やさないといけない。それにもかかわらず、働く気持ちのある主婦が働けていないのです。」

とおっしゃるのは、ご自身も2児の母で、新しい働き方を提案する一般社団法人NIPPON応援団の代表理事・青山真実子さん。

ミライジュク

かつては日本初の主婦支援ソーシャルベンチャーや人事マネージャーとして、何千人にもおよぶママたちを面接してきた青山さんは、面接で「働きたいけれど働けない」という現状を涙ながらに訴えるママたちの話から、フルタイムやパートのくくりではなく、自分の望む形で働けないことが大きな問題だと感じたのだそうです。

「自宅の近所でパートするだけが主婦の働き方じゃない。子供の成長や介護など家族の事情により、少しずつ変わっていくママのライフスタイルにあった仕事があってもいいと思ったんです。今ないなら作ろう!って」(青山さん)。

そして誕生したのが、「おみせ支援マスター」というお仕事。

さて、おみせ支援マスターとは、いったいどんなお仕事なのでしょうか?

これを知るために、「新しい働き方」をテーマに開催された説明会の様子を取材してきました。

子育て中にぴったり!「おみせ支援マスター」とは?

「おみせ支援マスター」とは、自分がよく行くお店に「タブレットを活用して、お店を繁盛させる」方法や仕組みについての情報をお届けするお仕事です。
お店を応援する気持ちがあれば誰でも始めることができます。

ミライジュク

「新しい働き方を周りのママに教えてあげたい!」そんなママたちが説明会に参加してくれました。

応援するお店の業種は、飲食店や雑貨屋などなんでもOK。

店主さんが忙しい業務の合間を縫ってサービスの内容を理解できるように、マンガでまとめられています。

そして、おみせ支援マスターが渡したマンガを読んだお店が無料で使えるタブレットを導入し、サービスを利用すると、おみせ支援マスターに報酬が発生します。

わざわざお店を回るのではなく、買い物やお散歩の合間など、お店に立ち寄ったついでにマンガを渡すだけでOK。タブレットに搭載されている機能やサービスなど細かい説明はマンガに記載されており、不明点は導入されたお店から直接、専用電話へ問い合わせてもらうという仕組みです。

お店にとっても、無料タブレットに搭載されているアプリを使ってお店のスタンプカードを作ったり、モバイル(バーコード)決済を導入できたりと、便利なサービスを活用することができます。

大規模店やチェーン店に押されてしまいがちな地元の商店街を盛り上げて、地域活性につなげていこう。
そのために、地域に暮らす人が好きなお店に何度も足を運んだり、友だちに紹介したりする。

その延長線上にお店の繁盛につながるサービスを知ってもらう(マンガを渡す)ことで、中小個人商店にもっと元気になってほしいという思いを、青山さんはお持ちです。

ミライジュク

「主婦には『おせっかい力』があると思うんです。誰かを大事にする気持ちは女性、特に主婦の特徴ではないでしょうか。主婦にしかない力、ママにしかない力を顕在化していきたい。」(NIPPON応援団・青山さん)。

おみせ支援マスターの仕事は、営業が店舗を回るのではなく、日々の生活の中でお店を利用するママたちが活動することで、暮らしに密着した、新しい働き方の仕組みにもつながっています。

ママの力が存分に発揮できて、地元も活性化する一石二鳥の取り組みだといえるのではないでしょうか。



ママたちが、ママ目線で考えた「こんな人にぴったり」な理由

働きたいけど、働けないママはたくさんいる。
新しい働き方を周りのママに教えてあげたい。

そんな思いで今回の説明会に参加してくれたママたち。

後半はチームに分かれて、どんなママに新しい働き方をおススメしたいか、身近なママ友を想像しながらディスカッションをしました。

ミライジュク

「スキマ時間にできるっていいね」
「子連れOKの仕事ってママに響く」
「行きつけのお店もいいけど、これをきっかけに初めてのお店に行くのも楽しそう」

など、どんなキーワードでママたちに届けていきたいか、ディスカッションはさながら企画会議のようで大盛り上がり。

そこで挙がったのは「ママってひとくくりにできない。子どもの年齢や仕事に対するモチベーションで変わってくるよね?」という点です。

いつもの生活に+αできる、フランクな働き方!

ミライジュク

「今の生活を変えずに、ちょっと豊かになれたらいいよね」

そんなコンセプトでおすすめしたいと発表してくれたのは、神奈川県大和市を中心に子育てカウンセラーとして活動する松本和美さん。

「自分のペースで、スキマ時間にできるのがいいですよね。収入はもちろん、地元のお店を応援したり、仕事をきっかけに地域に顔見知りを増やしたり。いつのも生活に+αできる、フランクな働き方だと思いました。」

地元でキャリアアップ&お散歩ついでのお仕事

ミライジュク

「ガッツリ働きたいママ、赤ちゃん連れのママそれぞれで活用の方法があるのでは?」

と発表してくれたのは、さいたま市のママコミュニティー「スマイルママコム」の代表を務める芳川ユミさん。

「おみせ支援マスターの働き方はガッツリ働きたいママにとって『地元でキャリアアップ』できるチャンスがあるのが良い! 赤ちゃん連れのママには『お散歩ついでのお仕事』『お子さんの習い事の月謝は自分で稼ぐ』『自分へのご褒美、おこづかい稼ぎ』などのイメージで、小さく自分のペースで働く、そんなことが叶えられそうだと思いました。」

フリーランスのママにおススメ。地域活性にもつながる働き方

ミライジュク

「これからフリーランスや講師活動をしたいママが、自分の営業活動と一緒にできるお仕事にもなるのでは?」との意見を発表してくれたのは、赤羽でコミュニティーカフェを運営する、いろむすびcafe共同代表を務める赤星裕美さん。

「サービス紹介のマンガを渡すついでに、自分のお仕事紹介もできたら一石二鳥(笑)。必要な場所に必要な情報を提案する、そんな営業の練習にもなるかも。それに地元のお店の方と知り合いになれるって良いですよね。『子連れでできる』『いつもの生活リズムでできる』に加えて『地域活性』のキーワードもおみせ支援マスターを表しているかなと思います。」

ミライジュク

ほかにも「産後復職するなら正社員やフルタイム勤務じゃないといけないと思って二の足を踏んでいるママは意外に多い。扶養範囲内でできる小さな働き方もあるんだと勧めたい。」「仕事から離れてブランクの空いてしまったママには、リハビリ期間の働き方としてぴったりだと思う。」との声も。

実際に、おみせ支援マスターとして活動する小田梨沙さんからも話を伺いました。

「最初はマンガを渡すだけでも緊張してしまって・・・『これ読んでください!』と渡すことしかできなかった。」と振り返ります。

ミライジュク

「地元のお店だと、子どもの顔を覚えていてくれたり会話のきっかけがあったりする。でも、そういうお店ってキャッシュレス化とはほど遠かったりするんですよね。でも、そういう地域密着の小さなお店にこそ、このタブレットやサービスを活用してもらいたい。今では子どものほうから『お母さんマンガ渡さなくていいの?』と後押ししてくれるなど、おみせ支援マスターのお仕事が日常生活の一部になっています。絶対契約を取らなきゃいけない、そんな重圧やノルマがないから気楽。お店の人が『知らなくて選べなかった』というより、『知っていても選ばなかった』方がいいなと、日々おせっかいをしています。」(小田さん)



思い立ったら吉日!まずは簡単登録からスタート

おみせ支援マスターになるには、スマホやPCから手続きするだけ。

例えば、「キャッシュレス決済について詳しくない」、そんな不安があるママでも、まず検定を受けて知識の整理ができるから安心です。

検定と言ってもネットで受講でき、間違っても何度でもやり直せるわずか10問の簡単なもの。

合格すると、後日認定証とスタートマニュアル、お店に配布するマンガ(冊子)など一式が自宅に郵送されてきます。

ミライジュク

おみせ支援マスターに認定されると3種類のマンガ(冊子)が届きます。

このマンガをいつものバッグに数冊入れて出掛ければ、お仕事スタート!

わからないことがあるときは、電話やメールでのサポートがあるほか、おみせ支援マスター同士で情報交換できる「知恵袋」では掲示板のように気軽にやりとりできるので、お互いの活動状況を共有できる仲間とつながれるのも安心ポイントといえます。

また、仕事が楽しくなって、「導入してくださったお店にもっといろいろ応えられる人になりたい」と思った人向けに、今後は中級、上級の資格も準備中。

おススメできるサービスが増えたり、報酬もアップしたり、自分のスキルとやりがいが育まれていくのも新しい働き方ならではです。

ミライジュク

「女性って、本当に優秀だと思うんです。だって、料理を作りながら、洗濯機を回して、子どもの音読を聞く。こんなマルチタルクは女性でなければこなせない。ママを取り巻く環境はいろいろありますが、仕事も含めて、ライフクオリティーをしっかりあげていけるのが一番大事ですよね。こういった価値に社会はまだ、気づいていないかもしれませんが、だからこそ世の中にイノベーションを起こしたい。その中心にママたちがいたらいいなと思っています。」(NIPPON応援団青山さん)

ちなみにこの「おみせ支援マスター」というお仕事は、NIPPON応援団が立ち上げた「ミライジュク」というブランド・コミュニティーの第1弾プロジェクトです。

ミライジュク

https://mirai.nct.or.jp/

働きながら学んで自分らしさを見つけるミライジュクでは今後、第2弾、第3弾の新たなお仕事プログラムも準備中とのこと。最新情報をキャッチするためにも、この機会にぜひおみせ支援マスターに登録してみては。

子どもの預け先の問題やブランクの不安から、自分らしい一歩が踏み出せずもやもやしていたママも、新しい働き方で動き出してみよう!



ミライジュク

お店の人にマンガを渡して読んでもらうこと。それがお仕事の第一歩

▼登録は無料!検定に合格してお仕事セットを取り寄せよう

▼詳しく知りたい方は説明会へ参加しよう

(1)起業・講師業などフリーランスで活動する女性向け説明会
PowerWomenFes!内のセミナーや説明ブースへ

日時:2019年1月29日(火)10~15時(時間内入退場自由)
会場:渋谷キャスト多目的ホール
詳細はこちら https://tomoe.life/20046

(2)私らしい働き方・お仕事準備を始めたいママ向け説明会
2019年1月、東京・埼玉・千葉・神奈川で開催予定!
日程・会場が決まり次第「ともえ」LINE@で情報をお届けします

友だち追加


ともえ編集部
ともえ編集部