子育て・教育

子どもの「情緒」を育む、ペットとふれあう暮らし

ペットと暮らす生活・我が家(植村家)のケース

わが家には、娘が誕生する1年以上前から祭(まつり)ちゃんという女の子の雑種犬が暮らしています。

祭ちゃんは性格も動きもおっとりさんなので、特に問題も起こらないだろうと、生後3か月くらいからは、広げた座椅子に娘を寝かせ、娘と祭ちゃんが簡単に接触できる状態にしていました。

ペット(祭ちゃん)と赤ちゃんとのふれあい

娘にとって犬は、生まれたときから当たり前に毎日そばにいる存在。

自分の哺乳瓶を祭ちゃんに差し出し、

ペット(祭ちゃん)と赤ちゃんとのふれあい

祭ちゃんのお部屋(サークル)にお邪魔し、

ペット(祭ちゃん)と赤ちゃんとのふれあい

祭ちゃんの水を飲んでママに怒られ、

ペット(祭ちゃん)と赤ちゃんとのふれあい

祭ちゃんと一緒に「待て」をし、

ペット(祭ちゃん)と赤ちゃんとのふれあい

祭ちゃんと競ってパパを出迎え……。

ペット(祭ちゃん)と赤ちゃんとのふれあい

一人っ子の娘にとって、本当の姉妹のようとまでは言えませんが、日々をともに過ごす大切な家族の一員であることは間違いありません。

6歳の娘にとっての祭ちゃんは、時に、ごはんや抜け毛の世話をする子供のようであり、一緒に留守番してくれる頼もしいお姉ちゃんであり、ママを取り合うライバルであり、コスプレや撮影を楽しむ友達であり、一人の留守番や注射もOKなチョット先を行く先輩であり……。

娘は、日々の暮らしの中で、自分との、そして人間との違いに自然に気づきながら共生し、自然に情緒が育まれているように思います。

でも、情緒って、生き物とただ一緒に暮らすだけで勝手にどんどん育まれると思いますか?

確かにそういう部分もありますが、じつは、親のちょっとした接し方や介在の仕方、工夫などで、育まれ方は、大きく左右されるのです。

ペットとふれあうことで育まれる「情緒」

情緒は、一緒に暮らした場合が最も大きな影響を受けます。

だからぜひ飼いましょう!と言いたいところですが、飼うということは、その命に責任をもつことになるので、そんな簡単なことではありません。

一緒に暮らさずとも、生き物とふれあえる場、ふれあえる機会はたくさんあります。
家族として迎える場合も、そうでない場合も。

それぞれの家族の状況や子供の成長・性格に合った生き物とのふれあい方、ここでみつけてみませんか?


植村 理絵
植村 理絵
ライター兼アロマ講師。 子育て応援サークルや地域イベントの運営にも携わる。書籍や雑誌の編集・ライティングの傍ら、人や動物のホリスティックケアを学び、現在は、講座やさまざまなメディアを通して情報発信を行っている。ブログ「見えるアロマと効くアロマ」更新、メルマガ「秘密の香庭」配信をゆるりと継続。義父と同居しながら、小1娘&9歳犬娘の母を堪能中。