「集客できるかどうか不安…。」起業する前からこう口にする方もいます。
お客様に来てもらうこと、つまり集客が事業継続のカギであることは間違いありません。
ただ漠然と不安になっている、自己流で続けている方法が上手くいっているのかどうか分からない…そんなモヤモヤを断ち切るべく『ズバリ!集客できる人、できない人の差とは』のテーマで話をしてくれたのは株式会社マイクリエイト 代表取締役 福島 美穂さん。
女性集客&女性起業支援専門アドバイザーが教えてくれた『集客できるようになる3つの秘訣』、しっかりと受け止め、実践してみてください。
目次
- 名前&顔出しNGで起業活動スタート
- 晴れて会社を卒業。でも…波乱は続く。
- 集客できるようになる3つの秘訣
- 理想のお客様を想い描いたら、次にすること。
- 選択肢を広げて、私らしい働き方を実現してほしい
プロフィール
株式会社マイクリエイト 代表取締役 福島 美穂さん(中小企業診断士)
自身も子育てをしながら、「仕事も家庭も大切に成果を出す」をモットーに活動している。
名前&顔出しNGで起業活動スタート
私の起業のスタートは会社員時代。コンサルティングの会社に勤めていたとき、中小企業診断士の資格を取り、会社員とのWワークで起業支援の活動を始めました。
副業になるため上司に相談したところ…「やってもいいよ。ただし顔や名前を出すことは一切してはダメ。そんなことしたらクライアントさんが驚くでしょう。」と言われました。
すごく、すごく悩みました。だって、顔も名前も出さないコンサルタントって怪しくないですか?
Facebookのアカウントを取得したときも名前は『美穂』だけ。そしてプロフィール写真はお花です(笑)。
だって名前も顔も出さないというのが会社からの条件でしたから…。
そんな状態でスタートした私の活動。顔も名前もない怪しいコンサルタント(笑)ですが、こんな目標を掲げました。
「来年こそは会社を卒業して、Wワークではなく起業をメインとした働き方をしていこう!そのためには1年で1,000名のファンを作ろう。」
晴れて会社を卒業。でも…波乱は続く。
ファンとはつまり『見込み客』のことです。まず私がしたことは『メディア選び』です。
顔も名前も出せない状況でも情報発信しやすいと選んだのは『ブログ』でした。
中でもアメブロは起業家が多く集まっており、名前出し顔出しがなくても比較的受け入れられやすいメディアだと判断し、アメブロでの情報発信をスタートしました。
2013年の4月からコツコツ情報発信を続け、1年で1,000名の見込み客を作ることができました。
予定通り2014年の3月に会社を辞め、4月の独立開業を控えていたところに大きな問題が起きたのです…。
独立開業の2か月前、2014年の2月に実の父親が事故に遭い介護状態になってしまったのです。
私はすでに結婚して実家を出ていましたが、両親のケア、起業する準備、会社員としての仕事が重なり、何度も心が折れそうになりました。
独立開業の予定を後ろ倒しにしたほうがいいのでは、と何度も思いました。
そんな辛いときに支えになってくれたのは、ブログを読んでくださっているファンの方々でした。
おかげさまで父はその後社会復帰するまでに回復しましたが、その後も義理父の闘病があったり、私自身も子どもを授かり、今は1歳半の娘の子育てをしたりしながら、と「仕事一本」ではなく、常にライフイベントと仕事を並走させている状況です。
1,000名の見込み客を作ろうと起業当初に始めたブログですが、今読者は4,000人を超え、多くの方に読んでいただいております。
今回テーマ『集客できる人できない人の違い』にもつながりますが、実はコツがあります。
3,000人を超える方の起業サポート・独立支援の経験と、何よりも私自身が実証済みの『集客できるようになる3つの秘訣』を今日はお伝えします。
みなさんもぜひ実践してみてくださいね。
集客できるようになる3つの秘訣
まず1つめは『来てほしい理想のお客様を明確にすること』です。
とあるヨガインストラクターさんの例を紹介します。
都内でレッスンをいくつも持っていて予約が殺到する人気教室を開いていましたが、結婚を機に埼玉へ転居、教室も移転させました。それまでの人気もあり、同じように続けられると思い開業したところ…全くお客様が来なかったそうです。
なぜでしょうか?
以前のエリアは周りにオフィスが多く、会社帰りのOLさんが通ってくるような場所でしたが、転居後はいわゆるベッドタウンのような地域でした。
お客様の『層』が全く異なるのに、今までと同じやり方、同じメッセージを発信していたので、転居後のエリアでは全く刺さらなかったのです。
提供するサービスが変わらないとしても、対象が違えば響くこと、伝わるメッセージ、伝わるキャッチコピー、すべてが変わってくるのです。
ビジネスの仕組みづくりとして『誰に・何を・どのように』の順番はいつも同じです。
つまり一番初めの『誰に』が変われば、その後にある『何を・どのように』も変える必要があるのです。
理想のお客様を想い描いたら、次にすること。
2つめは『そのお客様が見てくれる媒体・メディアを選ぶこと』。
メディアもSNSも色々な媒体がありますが、あなたの理想とするお客様が見ている媒体を客観的に考えてみましょう。全然反応しないメディアでコツコツと発信しても、そこにお客様がいないのでは意味が無いのです。
3つめは『予告が重要』です。なぜ重要なのでしょうか?
今からみなさんに簡単な質問をしますね。パーフェクトに答えられるかどうか、頭の中で考えてみてください。
では質問です。『おとといの夕食なんでしたか?』
1・2・3 はい終了!
完璧に答えられましたか?
『おとといの夕食理論』と呼んでいるのですが(笑)人は一晩寝ると7,8割がたの記憶を忘れてしまいます。
毎日確実に何か食べているでしょうが、おとといの夕食をパーフェクトに思いだせた方はそういないでしょう。
人の記憶ってそんなものなんです。今私が話している内容も、ただ聞いているだけだとスルーして、明日には忘れてしまうでしょう。
例えばイベントを立ち上げ、告知をする。ブログやFacebook、LINEでたった1,2回、発信したところでは人の記憶には残らないのです。
ちょっと多いかなと3,4回発信したところでも同じです。
だからこそ、私はこうお伝えしています。『メディアで最低20回は発信する』そんな心づもりで発信していきましょう、と。
もしかしたら20回では足りないかもしれません。30回40回と発信し続けることで初めて人に伝わる、認識してもらえる、そのためにも予告がとても重要なのです。
ご紹介した3つのポイントを抑えることで、集客できないわけがない。このようなアドバイスをさせていただいています。
選択肢を広げて、私らしい働き方を実現してほしい
気が向いたときにSNSで自分の趣味や子育て、ライフスタイルを発信するのは楽しいですが、仕事で活用するぞと決めて、毎日情報発信をし続けるのは…正直しんどいと感じる方も多いでしょう。
私自身も家族のサポートや子育てをするなかで、毎日発信し続けることのしんどさは痛感しています。
仕事柄と言うのもありますが自称研究マニアで(笑)いろいろなビジネスモデルの研究をするのが好きで、最近あるひとつの答えが浮かび上がりました。
それは、2つめのポイント「メディア選び」にもつながりますが、買いたいという人が集まるプラットフォームを活用する方法です。
またまた質問です。みなさん自身が仕事や家事の合間にスマホからSNSを見るとき、「何か買いたい!」という意思を持って見ているでしょうか?
買いたいという人が集まるプラットフォームとSNSの違いは、そこに『お金を払ってでも解決しようという意欲がある方が集まるかどうか』の違いです。
色々なプラットフォームがありますが出品手数料無料で、リスクを負わずに参加できる場を活用しない手はないと思い、とある実験をしました。
7歳4歳ふたりのお子さんがいるママにノウハウを伝えて実証実験をしたところ…3か月目には売上20万円ほどになり、新規のお客様が安定的に取れるようになりました。
ひとりで考え模索していく方法もありますが、自分自身や起業コンサルの経験や日々の研究から得られたことを一人でも多くの方にお伝えし、まずは色々な選択肢、色々な方法があるということを知ってもらいたいと思っています。
仕事も子育ても頑張っていきたいというママを応援すべく、無料のオンラインコミュニティの立ち上げを考えています。オンラインなので全国どこからでも参加ができます。
様々な選択肢があることをお伝えしたいですし、それを活かして子育ても仕事も自分らしく頑張りたいという女性を応援していきたいと思っています。
編集後記
何事も経験がある人の言葉には重みがあり、説得力もあります。
介護や子育てをしながら、起業し継続している福島さんの言葉は机上の空論ではなく、実践してきた経験談に基づいています。
秘訣の3つ目を読んで「え?そんなに?」と思った方もいるかもしれません。でも、結果を出している人は口を揃えてこう言います。
「あなたは結果が出るまでやりましたか?」と。もちろん途中で辞めないための方法や計画づくりもあるでしょう。
何よりモチベーションを維持することも重要そうです。
切磋琢磨する仲間が欲しい、選択肢を広げてみたいと思った方は福島さんのメルマガで情報収集したり、オンラインコミュニティを覗いてみてはいかがでしょうか?
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- 渡邉 加奈子
- 娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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