レポート

【オンライン・開催レポ】記念日はママがカメラマン!人気フォトグラファーによるアニバーサリーフォトの撮り方講座開催レポ

不要不急の外出自粛でフォトスタジオに行くことができない…。
だけど、マンスリーフォトやハーフバースデー、ファーストバースデーなど、
子どもの大切な記念日をカタチに残してあげたい!


そんなママのために【アニバーサリーフォトの撮り方講座】を無償提供してくれたのは、

足立区北千住で古民家フォトスタジオを運営する松山瞳さん。

フォトグラファーとして日ごろ実践しているテクニックや、子どもをかわいく撮影するためのコツを惜しげもなくレクチャーしてくれました。
盛りだくさんに伝えてくれた内容から、即マネできるテクニックを3つだけ抜粋してお届けします。
ぜひ実践してみてくださいね。

講師紹介

Petit coeur

松山 瞳さん

足立区北千住で古民家フォトスタジオを運営。ウエディングドレスのデザイナーを経て、出産を機にフォトグラファー活動をスタート。撮影時に使用する衣装や小物の制作、古民家の改装までも自身で行なっている。

▲松山さんが手に持っている数字ブロックもなんと手作り!講座ではおススメのペンキや塗り方のコツまで教えてくれました。

かわいらしさ倍増!即マネできる簡単テクニックとは?

【アニバーサリーフォトの撮り方講座】では
カメラの明るさを決める『F値』や『ISO』、『シャッタースピード』についても教えていただきましたが、
ここではスマホ撮影でも即マネできる『こどもをかわいく撮影するポイント』についてご紹介します。

<松山さん>
「大切なことのひとつが『ローポジション』。
子どもの目線に合わせた低い位置から撮ると、子どもらしさが伝わるかわいい構図になります。
カメラの顔認証は『眼』にピントを合わせるので、目線に合わせて低く撮影するとよりキレイに撮れます。
どのくらい低く?と思われるかもしれませんが、ママが思っている以上に低い位置にカメラを構えてみてください。

スマホ撮影の場合、スマホを上下逆にしてみてください。
ただこれだけで、レンズが床側に来るので、低い位置からの撮影が簡単にできますよ。」

記念日らしさを演出する『撮影アイテム』配置のコツは?

真っ白な背景でもいいけれど、特別感を出すために小物を取り入れてみたい。
でも、どうやって飾ればうまくいくの?
そんな疑問に答えるべく、小物の配置についても教えていただきました。

<松山さん>
「こちらの写真、左右でどこが違うか分かりますか?
左は写真いっぱいに小物が配置されているので、トリミングしたときやInstagramにアップした時に端が切れてしまい、せっかく配置した小物も切れてしまいます。
子どもが触ってしまうので、小物を遠くに配置したいママの気持ちもよく分かります。
ただせっかくかわいい飾りを準備したのに、それって勿体ないですよね。

おススメは大きめに撮影し、あとからトリミングすること。
カメラを構えた状態で、収まっている景色を完璧にしなくても大丈夫。
お部屋の様子がちょっと入っていてもトリミングすれば解決できます。
左右に置く小物の配置は前後差を出して置くとお子様の座るスペースも確保できて、おしゃれな空間が作れますよ。」

「子どもに座ってもらってから小物を配置したい、と考えるママもいるかもしれません。
でもあとから色々なアイテムが登場すると、気になって触りたくなってしまうものです。
最初にセットを組んで、飾りも置き、そこにお子さんに登場してもらう順番のほうがスムーズにいく確率が高いです。
小物のセットは後ろ側から配置していくと全体のバランスが取りやすくなりますよ。」

笑顔のおうちフォトを楽しむために一番大切なこと

<松山さん>
「子どもとコミュニケーションをとることを優先すること、これが良い写真を撮るために大事なことです。
フォトスタジオで撮影するときにも心がけていることですが、子どもって圧迫感を敏感に感じとります。
撮影セットが組まれて普段と違った雰囲気になっていたり、お誕生日だからとママも気合いが入っていたりすると『あれ、なんだかいつもと違うぞ…』と警戒したりします。
大人だってそんな状況で自然な笑顔って、難しいですよね。
決して撮影を強要しないこと。
お子さんとコミュニケーションを取ったり遊びながらの撮影を意識してみてください。」


▲子どもの意識と目線を引き付けるマストアイテム『でんでん太鼓』も、おうちフォトを楽しくするアイテムのひとつ。

<松山さん>
「おやつタイムに撮影するママもいるかもしれませんが
『お菓子欲しいひと~』『今日のお菓子はなーんだ?』と会話や遊びを取り入れながら、ママもお子さんも楽しめたらいいですよね。
座って欲しくて、いい写真を撮りたくて何度も何度もしつこくやると、子どもは怒りだします(笑)。
撮影のためにお菓子をあげる、ではなく、おやつタイムの遊びを楽しみながらママが撮影させてもらう、そう意識するだけでも、ママも自然な笑顔になれそうではないですか?

飽きてしまって『ママ~抱っこ~!』となった時は、カメラを置いて撮影中断。
お子さんの遊ぶ要求を満たしてあげてくださいね。

おうちフォトいいところは、どのタイミングで撮っても大丈夫な環境があること。
ダメならまた明日再チャレンジ、そのくらい心の余裕をもって望めたらママもお子さまも楽しみながら…良い写真が撮れるはずです。」

▲最後はみんなで記念撮影!

松山さん、ありがとうございました!
レポートでは即マネできる3つのポイントだけを抜粋してお届けしましたが、
【アニバーサリーフォトの撮り方講座】は、「プチカメラ講座」「撮影セットを飾るときのポイント」「お子さまを撮影するときのポイント」「おすすめ編集アプリの紹介」と4つのテーマでお話しいただきました。

わが子専属カメラマンとしてスキルアップしたい!もっとかわいい写真を残してあげたい!と思っているママにとって、今この『おうち時間』を使わない手はありません。

松山さんが主宰するPetit coeur では、少人数制で詳しく聞けるオンライン講座も開催予定とのこと。
気になる方はこちらをチェックしてみてくださいね。

・インスタはこちら

・HPはこちら

【かわいい写真の撮り方講座】と【足育タイム】のコラボ決定!


ふわふわの柔らかいあんよが1年後にはよちよち歩けるほどに…
ぐんぐん成長する子どもの足にフォーカスしてみませんか?

歩き出す前からベビーの足に関心を持ってほしい。
そんな想いから【かわいい写真の撮り方講座】とくつえらびアンバサダープロジェクト【足育タイム】のコラボが決定!

松山さんから、あんよ写真をかわいく撮る方法を教えてもらった後、『こども想いのくつえらび勉強会ミニバージョン』で子どもの足やくつ選びについて学ぶことができます。
ファーストシューズを履く前のベビーちゃん大歓迎です。

6/12(金)15:00~15:45(14:45受付開始)

ともえ親子ひろば・オンライン申込フォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S72515614/


渡邉 加奈子
渡邉 加奈子
娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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