「今日はこの紙コップを使って、楽しいロケットを作ります~」と先生が材料を見せただけで、子どもたちは期待感でワクワク!
元モンテッソーリ幼稚園教諭で、現役三姉妹の母、時々漁師、共育コンシェルジュとして
「子ども達の生きる力を育み、大人の共感力を高める」をテーマに活動しているよしだゆかさんの講座は、子どもたちがおうちでワクワク楽しむヒントが満載でした。
ともえ親子ひろばオンラインで開催された【親子で工作!紙コップDEおもちゃ作り】の様子をレポートします。
雨の日や風邪をひいて外に遊びに行けない日は、おうちにある材料を使って工作がおススメ。
ぜひ一緒にやってみてくださいね。
子どもが主体的に取り組む工夫とは?
「子どもの発想力や想像力を膨らませてくれるのが工作なんです。
工作には国語や算数のような『正解』がありません。
自分で考えて工夫して、子どもたちの生きる力が育っていくと私は考えています。
ぜひ親子で工作を楽しんでください。」
そう言ってスタートしたよしだ先生の講座は、子どもたちが主役。
子どもがひとりで取り組める工夫がたくさんありました。
まずは、材料をひとつずつ確認。
「紙コップはひとり2個使うよ~」「かわいい柄の紙コップだね~」
(紙コップを頭に乗せている子を見て)「わ~ウサギのお耳みたいだね~」と紙コップを出しただけで大盛り上がり。
▲輪ゴムは2本使うよ~
▲「はさみはこうやって下の部分を持つよ~」と、道具の取り扱いについても教えてくれました。
ロケットになる紙コップの縁に、十字に輪ゴムをかける方法を説明。
「時計の12時と6時、3時と9時のところにマジックで目印をつけてから、はさみでほんの数ミリ切り込みを入れますよ~。」と、オンラインで離れていてもこの説明なら分かりやすい。
画面越しに「できた~!」の声が次々届きました。
材料や道具などひとつひとつ確認しながら「わ~ちゃんと準備してくれて嬉しいな~」「すごい、できたね!」と先生が反応をくれるので、子どもたちのやる気も上昇。
説明にもしっかりと耳を傾けて一生懸命取り組んでいました。
1,2歳でもママがはさみで切りこみを入れ、輪ゴムは子どもがかけるなど、子どもが仕上げをする工程になっているから、達成感が味わえて、ますます楽しい!
自由だから楽しい。できた!が嬉しくなる工夫
紙コップに輪ゴムをかけたら、次は飾りつけ。
翼を付けてロケットにしたり、耳をつけてうさぎにしたり、お絵かきしたりシールやマスキングテープを貼ったり、とにかく自由に工作タイムを楽しみました。
「シールを貼ったりお絵かきしたり、親指・人差し指・中指の三本指をたくさん使うのが工作のよいところ。
工作以外の遊びで、こんなに使うことって、なかなか少ないのでは?
この三本の指をたくさん動かすことで、脳を活発に働かせることにつながると言われています。
使えば使うほど指も器用に、脳も活性化し、豊かになるのでこうやって遊びの中でたくさん取り入れていけたらと思います。」
▲真剣そのもの!一生懸命デコレーションを楽しんでいる様子が伝わってきました
▲「先生できたよ~」と画面越しに嬉しそうに見せてくれ「できた!」の感動を共有したあとは、せーのでロケットを飛ばしました。
「とんだ~」「もう一回~」と大盛り上がり。
紙コップロケットの作り方(動画付き)
お子さんと作ってみたい方はこちら!
https://www.instagram.com/p/CAJrKNsA3Q0/
講師よりオンライン講座の感想
「私は九州在住ですが、オンライン講座で日ごろ会えない距離の人に会えて、一緒に工作ができて…始まった瞬間からとっても感動してしまいました!
子どもたちがZoomのスタンプを使いこなしていたり、問いかけたらジェスチャー踏まえて返事してくれたり、製作したものを見せてくれたり、コミュニケーションが取れたのも嬉しくて…
最後みんなで紙コップロケットを飛ばす時は一緒にカウントダウンしてくれて、きゃーって喜んでいたり拍手してたり、たくさんの笑顔を見ることができて幸せいっぱいです。」
講座の冒頭には「自分が住んでいる場所」について先生とお話タイム。
講座が終わった後「大分ってどこ~?」と先生の居場所を確認したお子さんもいたのではないでしょうか?
また先生と工作したい!
そんな子どもたちにオンラインで参加できる『父の日のプレゼントを作ろう』イベントを紹介し、講座は終了!
オンラインでの工作を楽しんでみたい方もぜひお申し込みくださいね。
子育て情報サイト・ともえ編集部より
画面越しでも集中力を発揮して満喫してくれた子どもたち…
オンライン保育園もこんなに楽しい内容なら良いのに!と、よしだ先生の一体感ある空気づくりに、そう思わずにいられませんでした。
子どもはママが大好き!
でも、保育園や幼稚園の先生のことも大好き。
新しいこと、面白いこと、楽しいことを教えてくれる第三者の存在も大切で、親とは違った緊張感や褒められた時の嬉しさはまた別格なはず。
わが家の子どもたちは小学生ですが、自粛生活が続く中で、親以外の大人と触れ合いが減っていることを少し心配していましたが、オンラインでも色々な大人に触れ、新しいことを体験できるのも、きっと貴重な経験になると感じました。
話を聴くだけの内容ではなく、手や頭を動かして楽しめる工作はオンライン向きなのでは?(しかも材料は家にあるものばかり)と大納得しました。
ともえ編集部もえ親子ひろば・オンライン 今後の開催予定
「ママを笑顔にしたい!」という想いを持った全国の講師業ママが無償で実施。PowerWomenプロジェクトが運営をお手伝いします。
ママはこの機会にオンライン講座参加にチャレンジしてみてくださいね!きっと世界が広がります。
【ともえ親子ひろば】オンラインで平日毎日開催中!
- 渡邉 加奈子
- 娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
- ウェブサイト