出産もこれからなのに、育児のことなんて想像できないし、ましてやベビーベッドやベビ―バスなどの大きなお買い物は、失敗したくないからこそ迷ってしまう…。
そんな初マタさんこそ、先輩ママの体験談を参考に!
先輩ママの失敗談に保健師さんからのアドバイスを交えて、お世話の心構えやグッズ選びのポイントについてご紹介します。
「出産のほうが心配で、赤ちゃんグッズまで気が回らない…」
「なんでもネットで買えるし、生まれてからでも大丈夫でしょ?」
そんな風に考えている初マタさんに、大物ベビーグッズの選び方のポイントを分かりやすくお伝えします。
ぜひ最後までお読みくださいね!
本記事は、テーマに沿った専門家をお呼びしてプレパパママが学び&交流を楽しむ【オンラインプレパパママ会】の開催内容から抜粋して作成しています。
保健師さんからのアドバイス付!
ママ会応援プロジェクトが主催した【オンラインプレパパママ会・退院直後リアルシュミレーション~保健師さんに聞く、生後0ヶ月ベビーのお世話~】で、新生児のお世話やはじめての抱っこについて教えてくれた保健師 橋口愛さん。
「多くのプレパパママさんが『赤ちゃんに触れるのも初めて』という状態からスタートするはず。
でも大丈夫!最初からすべてのお世話を完璧にできる人はひとりもいません。
支えてもらったり教えてもらったり、周りにサポートしてもらいながら少しずつできるようになっていきますよ!」(橋口さん)
先輩ママの失敗談①~出産のことしか考えていなかった!
「ベビーグッズは生まれてから買えばいい」「せっかく買って、使わなかったらもったいない…」と、ベビー服数枚程度しか用意していませんでした。が、それが大失敗!!!
退院日には自宅に戻るよりも先に、ベビー用品店に直行!出産後のボロボロのカラダで店内を回りました。
ベビーグッズ選びは本来楽しいお買い物のはずなのに、気持ちもカラダも余裕がなく、ただただ辛い時間に…。
もっと産後のことを考えて準備しておけばよかったと大反省!
保健師さんのアドバイス
「初マタさんにとって、赤ちゃんとの暮らしが想像できないのは当然のこと。
ベビーグッズもたくさんあるので『何を、どこまで用意すべき?』と迷ってしまいますよね。
生まれてから必要なグッズを揃えようと考えている方もいるかもしれません。
ですが、生まれて間もない赤ちゃんは生活リズムができておらず、寝不足に悩まされるママはとても多いです。
また約10カ月かけて赤ちゃんを育むために変化した子宮や臓器はすぐ元には戻りません。
産後6~8週間は、少しずつ時間をかけて元の状態に戻っていく時期で、まだ体も本調子ではありません。
『もともと体力には自信がある!』
『仕事で徹夜は慣れっこ。夜中のお世話も怖くない!』
『パパの協力体制もばっちり!わが家は大丈夫!』
そんなママを脅すわけではありませんが、妊娠出産によるホルモンバランスの変化は、心にも影響を与えます。
命を預かる責任の重さ、思うとおりにいかないストレスなど、自分の頑張りや努力ではコントロールできなくなる状況も時に起こりうるものです。
心身の変化に戸惑う新米ママさんは決して少なくありません。
産んでみるまで分からない…だからこそ産後困らないような準備を妊娠中にしておくことをおススメします。」(橋口愛さん)
先輩ママの失敗談に学ぶ、産後困らない準備の方法とは?
そうはいっても産後のイメージが持てない!というプレパパママ向けに、【オンラインプレパパママ会・退院直後リアルシュミレーション~保健師さんに聞く、生後0ヶ月ベビーのお世話~】では、下記の方法をご紹介しました。
①『どこ?』をキーワードに赤ちゃんとの暮らしをイメージ!
居住環境やお世話できる人手など、家庭によって必要なお世話アイテムは異なります。
例えば『わが家にはどんなお世話グッズが必要?』と迷ったら、赤ちゃん代わりにぬいぐるみやクッションを抱いて、シミュレーションしてみましょう。
『場所』をキーワードに、赤ちゃんをイメージしてぬいぐるみやクッションを実際に置いたり移動させたりしてみましょう。
「寝室にベビーベッドを買ったけど、リビングの居場所って考えていなかった…」
「沐浴は浴室の予定だけど、赤ちゃんを抱っこして階段を上り下りするのは大変そう…」
など体を動かすことでイメージが膨らんでくるはずです。
▲オンラインプレパパママ会では、泣かないイスとして先輩ママのクチコミが集まる【テディハグ】シリーズをご紹介。リビングベッドやお着替え場所に、離乳食チェアにと長く大活躍するお世話グッズのひとつです。
https://www.people-kk.co.jp/teddyhug/
②情報収集と比較検討は済ませておこう
寝不足でカラダも本調子ではない中、ゆっくりお買い物をすることはなかなか難しいものです。
ネットショッピングも便利ですが、産後は眼が疲れやすくなるため、スマホなどの利用も最低限にして、体を休めて欲しいのが本音です。
ベビーベッドやベビ―バスなどの大きなグッズは、店頭で実物を確かめたい方もいるでしょう。
納得のお買い物ができるよう、妊娠中に情報収集と比較検討は済ませておきましょう。
商品名や品番をパパと共有したり、ネットショップなら【カートに入れる】までしておけば、さっと購入することができます。(くれぐれも、品切れにはご注意を…!)
先輩ママの失敗談②~不安から…お世話グッズを爆買い!
安静で体力が落ちていることに加え、ワンオペ確定だったので不安もあり、便利とクチコミのある商品を爆買い!
赤ちゃんスペースだけでもベビーベッド、ベビーサークル、バウンサー、ベビーチェアとわが家には何でも揃っています(笑)。
二人目を考えるとどれも手放すことができず、わが家は物で溢れかえっています。
保健師さんからのアドバイス
「育児は今日頑張って終わり、ではなく、ずっと続くマラソンです。
だからこそ周りに頼って、ママが無理しすぎないことが大切です。
核家族だったり、コロナ禍で里帰りが叶わないなど、ご家族に頼れない場合は、産後ケアサービスや家事代行なども積極的に検討してみてくださいね。
育児用品の力もどんどん借りてください!
モノや人に頼ることは決して甘えではありません。
3,4キロの赤ちゃんでも、1日に何時間も抱っこしていると腱鞘炎や腰痛に悩まされることもあります。
機嫌が良いときは『ママの代わりに抱っこしてもらう』という意識で、ベビーチェアやバウンサーの力も借りてママも休みましょう。」(橋口さん)
多用途&ロングユースなら、結果的にコスパも◎
とはいえ、成長に伴い、必要なベビーグッズも変化します。適量を見定めるのは難しいもの。
一時的な利用ならレンタルの選択肢もありますが、手続きや希望の期間に借りられるか、汚損や破損の場合の保証制度は確認しておきましょう。
様々なシーンに応じて長く使える設計がされているアイテムなら、コスパの面からも嬉しいですよね。
▲オンラインプレパパママ会では「泣かないイスがわが子の育児に大活躍した」という先輩ママからの体験談も紹介。妊娠中からの愛用者も多いテディハグ。成長に合わせて変化する5wayの詳細は公式サイトで確認を。
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先輩ママの失敗談③大は小を…兼ねなかった!
沐浴は1ヶ月だけのことだし「譲ってもらえてラッキー」くらいにしか思っていなかったけど、実際使ってみたら…プラスチックの縁に当たる手首が痛い!
赤ちゃんもぷかぷかと浮いて不安そう…。
コンパクトなベビ―バスに変えたらベビーも安心そうにしていたし、キッチンシンクや洗面所など、沐浴場所の選択肢も広がりました!
保健師さんからのアドバイス
「沐浴はパパ、ママのカラダに負担がかかるお世話の代表格です。
『沐浴は1カ月だけだから』と痛みをガマンする方もいますが、腱鞘炎や腰痛など、一度カラダを痛めてしまうと、回復まで時間がかかります。
(その間も育児はお休みできません…よね!)
抵抗力が弱い赤ちゃんの感染などを防ぐことが沐浴の目的ではありますが、生後1ヶ月を過ぎても、大人と同じ浴槽に入れるのが大変なら、ベビ―バスを利用し続けても構いません。
腱鞘炎や腰痛は『予防』が何より大事。キッチンシンクや洗面所など、腰を曲げないで沐浴できる場所を選んだり、手首のサポートがあるベビ―バスを選ぶのも予防のひとつです。」(橋口さん)
▲新米パパママが「緊張する…!」と口をそろえる沐浴だからこそ、サポート機能があるベビ―バスも多く登場しています。オンラインプレパパママ会で紹介した『ラッコハグ』は背もたれが赤ちゃんを支えてくれるので沐浴も安心。お風呂デビューも後2歳ごろまで長く使える詳しい内容は公式サイトから。
https://www.people-kk.co.jp/furniture/kagu/laccohug.html
新米パパママのサポート機能があるグッズも見逃せない!
ベビーチェアやベビーバスなど、買い替えを想定しないお世話グッズは選び方も慎重になりがちです。
かわいいデザイン、便利そうな機能、価格など比較検討すべき項目はたくさんありますが、赤ちゃんとの暮らしがイメージできないなら『場所』から想像してみるのもひとつの方法です。
▲イベント内で行ったアンケートでも『沐浴=浴室』とイメージしているプレパパママさんが大多数でした。洗面所やキッチンシンクなどはお世話のしやすさから、実際には沐浴場所に選んでいるご家庭も少なくありません。
「今は先輩パパママの声が詰まった便利なお世話グッズがたくさんあって、そして年々進化しています!
グッズに頼るのは決して甘えでも手抜きでもありません。
1人で完璧な育児、100点を目指さなくて大丈夫!周りに頼って楽しむ(これが意外と難しいのですが…)それが育児を楽しむための秘訣ですよ。
皆さんの楽しい育児を応援しております。」(橋口さん)
▲お部屋には#テディハグ お風呂には#ラッコハグ
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- ともえ編集部