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意外と知られていない?リスクに備えながら貯蓄もできる生命保険

テレビCM、雑誌、ウェブサイト、新聞や交通機関など、いろいろな場面で保険の広告を見ることがありますよね。

医療保険にガン保険、学資保険など「保険」と名前のつくものはたくさんあります。
今回は、その中でも生命保険(死亡保険)について紹介したいと思います。

生命保険(死亡保険)とは?

家族に万が一があったとき、「お葬式代」や「残された家族などのその後の生活費」を備えるための保険です。

生命保険は、大きく2つの種類「定期保険」「終身保険」に分けることができます。

どちらも被保険者(保障の対象となる人)が死亡した際に、保険金が支払われるという点では違いはありません。
ですが、支払う金額や解約返戻金(へんれいきん。保険を解約した時に返ってくるお金)の面から見ると、大きな違いがあります。

※保険の種類は他にもありますが、今回は分かりやすい商品を抜粋してご紹介しています。

1.掛け捨ての保険「定期保険」

安価な金額で大きな保障を契約できる「定期保険」という種類の保険です。
ただし、掛け捨てなので保険を解約した時にはキャッシュバックはありません。

インターネットで保険料を試算したところ、

  • 30歳女性 910円(1ヶ月)
  • 40歳女性 1,490円(1ヶ月)
  • 50歳女性 2,750円(1ヶ月)

※すべて死亡時1,000万円 保険期間10年

となりました。
同じ条件なのに、年齢が高いほうが金額が高くなっています。
理由はリクスの高さです。

生命保険の場合は、死亡するリスクが高くなればなるほど、保険料も高くなります。

2.貯蓄もできる保険「終身保険」

お金を保険会社に積み立てるようなイメージの「終身保険」という種類の保険です。
毎月一定額を、支払い期間を決めて支払います。

例えば月1万円の保険料を、10年間支払う保険を契約するとします。
支払総額は120万円です。

支払い期間の10年をすぎれば、その後は何も支払う必要はありません。

10年以降に解約すると保険会社が利率を付けてキャッシュバックしてくれます。

10年支払って、その後5年保険会社で寝かして解約すれば120万円が130万円になるよ!というような仕組みです。
年数が経過すればするほど、その返戻率が高くなるのも特徴です。

解約前に被保険者(保障の対象となる人)が死亡してしまった時には、積立額を上回る死亡保険(例えば300万円)が支払われます。
この場合、積立していた分のキャッシュバックはありません。

安い保険料で高い保障を備えるか、高い保険料で貯蓄性も一緒に備えるか、支払い金額と保障とのバランスが大事と言えます。

また、最近では2.の貯蓄性のある終身保険を、教育資金の貯蓄目的として勧められることがあるようです。
貯蓄もできて、生命保険としても保障される万能な保険のように思えますが、デメリットも存在します。

詳しくは、次回「子どもの教育資金を保険で貯める!?」にてご紹介します。


中村 万智子
中村 万智子
大阪生まれの関西人。転勤族のため、現在は福岡に在住。2児のママ。 現在は、フリーランスとして、WEBデザイン、グロースハッカー、ライターとして活動中。
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