人の心を癒し、空間を飾る花。
花を飾るだけで、部屋の雰囲気が変わり空間が華やいで見えるから不思議なものです。
そんな花の魅力に惹かれ知識を習得したいという人、さらに職業にしたいと考える人は案外多いのではないでしょうか。
実はフラワー関係の資格は、複数あります。
花に関する唯一の国家資格、フラワー装飾技能士
唯一の国家資格が、【フラワー装飾技能検定】。
3級、2級、1級とあり、合格すると技能士を名乗ることができます。
3級や2級を受験せずにダイレクトに1級を受けることも可能ですが、その場合は7年の実務経験が必要となります。
やはり国家資格ということもあり、重みがあります。
1級を保持していれば職場でも高く評価され、起業する際にも役立つことでしょう。
花に関する民間の資格
一方で、民間資格は、多岐に渡っています。
カットフラワーアドバイザー
切花の情報を有し、切花の楽しみ方や扱いかたに精通していることを表すもの。
日本切花装飾普及協会
http://www.jcfa.com/
プリザーブドフラワー系の資格
枯れない魔法の花として注目を集めているプリザーブドフラワーの認識を深め、知識を習得できるもの
フラワーエデュケーションジャパン
http://flowereducation.net/
ハーブ検定
ハーブの有効性を学び、知識を深めるもの
日本ハーブセラピスト協会
http://www.herbtherapist.jp/
上記以外にもフラワー系の資格は存在しています。
ただ、その資格のなかでも特に人気が高いのはフラワーデザイナーと言えるでしょう。
これは、フラワーデザイン団体で学ぶことが可能となっています。
フラワーデザイナーの資格を取得できる団体
日本フラワーデザイナー協会(NFD)
公益社団法人に認定されており、その世界では広く認知されている団体。
フラワーアート&デザイン協会
日本のみならず他国のフラワースタイルや文化が学べ、国内外で活躍できる力がつくと説明されています。
アーティフィシャルフラワーデザイナー協会(AFDA)
ビギナーから経験者まで幅広いレベルに合わせたコースあり。
自分の目で確かめることと費用とのバランスが大事
上記のスクールはあくまでも一例です。
全国には大小のさまざまな団体があり、スクールがあります。
プチ起業が注目されている今、自宅で教室を開きたいという女性は増えていますので、これら団体のバックアップを上手に活用して、夢の扉を開いてください。
ただ、レッスンにかかる費用は、スクールによって違います。
授業料に加え花材費がかかるのが基本ですが、授業料はマンツーマンかグループかでも料金が異なりますし、花材費は1回で2,000~5,000円と、こちらもバラツキがあります。
また、プロとして認定されるまでの期間も数カ月~数年間と、大きく異なります。
どこを選んでいいか分からないという人は、スクールの個展に足を運んだり、体験レッスンに参加してみるといいでしょう。
スクールの様子を肌で感じ、違いを確認してください。
ちなみに合格後の話ですが、バックアップを受けるために、団体へ年会費や更新料を払うケースが通例です。
団体によって費用は異なるようですので、ご自身の懐具合を考えてみることも大切です。
- 藤野 悦子
- 通信業界在籍時に、メールマガジン配信業務に携わる。当時会員数は1万人を突破。 出産後は、フリーライターとして雑誌及びWEB系のライターとして活動開始。同時に婚礼・イベント司会者としても始動。現在、その二つを両立して活動中。