暮らし・生活

「食」が体をつくる!子どもを想うママの「CaSy(カジー)料理代行」体験レポ!

今話題の料理代行とは?

増加する「家事代行サービス」のニーズ、その中でも最近注目を集めているのが「料理代行」。
今日の晩ご飯から半調理やおもてなしメニューなどなど、ニーズに合わせた様々なプランが魅力です。

一方で「高くついてしまうのでは?」という心配や「家事をサボっているような後ろめたさを感じてしまう…」というママ達の本音もあるようです。
「食事」は毎日の楽しみでもあり、ママにとっては悩みでもあります。
外食やお惣菜、簡単調理ができるキットなど便利な選択肢も数多くあるなかで、ママが「料理代行」を選ぶ理由とは何なのでしょうか?

「料理代行」を初めて体験したママに密着しました!

1.料理代行を決断した理由とタイミング

「料理代行」を体験したのは、子育てママ向け情報サイト「ともえ」編集部の宮本さん。小学6年生2年生、二人のお子さんのママでもあります。
育ち盛りの子ども達に、野菜たっぷりの手づくりご飯を食べさせてあげたい・・気持ちと、仕事で忙しい毎日で、つい、惣菜やお弁当、外食に頼っている現実とのギャップに、「何とかしたい・・」と悩んでいたそうです。

宮本さん

「子どもが二人とも小学生になり、仕事の幅を増やせるようになりました! 」
小学生になると子どもたちだけで登下校するようになり、送り迎えが不要になります。何より精神的にも体力面にもしっかりしてきて、短時間ならお留守番をして母の帰りを待てるように。一方で、幼少期に利用していたシッターサービスやファミリーサポートのサービスを、子ども達が嫌がるようになってきたので、以前よりも「夕飯の時間までには帰らなきゃ!」という意識が高くなり、ダッシュで帰宅する日が増えました(笑)

イベントの打ち合わせや運営などで全国を飛び回りながらも、夜は子どもたちと一緒に就寝し朝方(明け方)に事務仕事を片付けるのが「自分らしいワークスタイル」だと言います。家を空ける時間が長いこともあり、子どもと一緒に過ごす時間を増やすことを心がけているそう。そのため、出張から帰ると(家事はさておき)一緒に外食したり、出前を取って自宅で食べたりすることが多くなってしまうそうです。

宮本さん

「もう少し時間のゆとりが欲しいな、というのが本音ですね。それに外食が続くと野菜が足りていないな、と心配になります。普段は学校で給食を食べている安心感もありますが、夏休みは子どもたちの栄養バランスを考えてあげないと、と思って。それが今回料理代行を試してみよう、と決めたきっかけです。」



2.食べたいのは「お野菜たっぷり」&「定番和食」

宮本さんが体験したのはCaSy(カジー)の料理代行。
CaSy(カジー)のWebサイトまたはアプリから料理代行を申込すると、条件に合うスタッフとマッチングしてくれ、マッチングが完了すると、Webサイト上でスタッフとコミュニケーションがとれます。事前に作ってほしい内容のリクエストやアレルギー、好き嫌いを伝えることができ、今回は購入する食材も伝えてありました。

オプションでお買い物の代行サービスもありますよ!

宮本さん

「毎日買い物に行けないので、スーパーに行くとカゴいっぱいに買っちゃいますね。今日も普段の買い物と同じくらい。料理代行をお願いするからと特別ではなく普段通りの買い物。金額も同じくらい(だいたい8,000円程度)でした。」


調理を始める前に「子どもたちに野菜たっぷりのお料理を」という宮本さんのリクエストを細かく聞いていくのはCaSy(カジー)のキャスト、舟川さん。

CaSy舟川さん

「お子さんたちの嫌いな野菜はありませんか?」

宮本さん

「ピーマンが苦くて嫌だと言っていたことはありますね。」

CaSy舟川さん

「どんなお料理や味付けだったか覚えていますか?」

宮本さん

「パプリカを食べても苦手と言っていたので…たぶん形で判断しちゃっている気がします。ピーマンもパプリカもチャレンジしてほしいですね。」

CaSy舟川さん

「肉詰めとか作りますか?刻んでしまえば食べてくれますかね?」
「味がしみ込んでいたり形が無ければ子どもは食べちゃうかも…?」

宮本さん

「ピーマンもパプリカもチャレンジしてほしいですね。他は好き嫌いなく何でも食べる子たちです。」

CaSy舟川さん

「どこまで食べれるかな?やってみますね!」

▲宮本さんのリクエストを聞きながら献立にどんどんメモしていく舟川さん

出汁をとり、野菜を茹で、あげ焼きや煮物や…3つのコンロをフル回転しながら、次々と料理が出来上がります。調理師免許を持ち、和食店での厨房経験もある舟川さんの手際の良さは見ていて気持ちが良いほど。お肉はタッパーの上で直接味付けをし、トングで混ぜていくという、主婦ならではの時短テクニックも。

CaSy舟川さん

「本当は手で直接混ぜたほうが味がしみ込むんですが…」
夏場はもちろん、冬は暖房が効いている室内での調理になるので調理をしながら衛生面には常に気を配っているとのこと。ハンバーグの形成など手を使うときは持参したアルコール除菌スプレーを使用していました。

CaSy(カジー)の3時間パックでは<一汁三菜を基本とした食事4人分>が作る量のベースですが、個々の希望に応じて対応してくれるとのこと。

CaSy舟川さん

「とにかく品数が欲しいというリクエストをいただき3時間で21品作ったこともありますし、品数は少なくていいからこれを作ってほしい、とメニューを指定いただくこともあります。下ごしらえのお手伝いだけ、お弁当のおかずをつくって冷凍するところまで、などご要望は様々。ダイエットメニューやアレルギー対応食、離乳食や介護食などをリクエストされることもあります。」

基本の3時間パックは到着してから片づけをして退出するまでの時間。調理だけではなく片付けもしてもらえるのは主婦にとって助かるポイントでもありますね。
今回は調理スタート前に撮影の打合せを1時間ほどしていたため、実際の調理時間は2時間ほど。それでも宮本さんがリクエストした「お野菜たっぷり」11品のお料理ができ上がりました!



3.率直な感想は?

宮本さんからは「すごーい!」の第一声。(めちゃくちゃ嬉しそう)

CaSy舟川さん

「煮物の味付けは薄めですが、出汁を濃い目にしてあるのでしっかりめの風味になってします。」

宮本さん

「息子は薄味好きなので喜びます!」

CaSy舟川さん

「チキングリルっぽいけど味付けはお味噌なんです。子どもの食事は見た目が大事。味は和風だけど見た目はカラフルなので、パプリカも食べてくれるといいのですが。」

宮本さん

「これは娘が喜びそう!お野菜もたっぷりで嬉しいです」

宮本さん

「買ってきたお惣菜と違って、家の台所で作ってもらえるって安心感がありますね。調味料も特別なものは無く、普通のものばかりだけど、こんなに色々なお料理ができるなんて、感動ですね。」

11品もあれば常備菜としても活用できそうですし、お弁当のおかずにもいいかもしれません。しばらく料理しなくて済むかも?の質問に宮本さんは
「育ち盛りの子どもたち…美味しいものは食べちゃうんです!きっとすぐ無くなっちゃいますね。」と嬉しそうでした。

率直な感想としては「毎週頼みたいくらい!」と大満足。
「まずは月に2回とか、忙しくなる前には追加でお願いするとか、お野菜たっぷりメニューが定期的に自宅で食べられるという安心感は何にも代えがたいですね。子どもとゆっくり過ごせる時間も増えそうです」

4.子どもたちの反応はいかに?


「お帰り~!ご飯だよ~!」

「めちゃくちゃ、うまい!!!」「いくらでも食べれる~」

たくさん品数があったので、バイキング風に好きなおかずをとって食べられるようにしました。野菜(苦手なパプリカも)をパクパクと!でもやっぱり、肉(ハンバーグや鶏肉の煮物)は人気でした。大きなお鍋いっぱいの肉ジャガも翌日には空っぽに!

5.CaSy(カジー)を利用しまー・・・

宮本さんはCaSy(カジー)を利用しまー・・・?????





「す!」

CaSyさんへの支払い:3時間×2,500円=7,500円(今回はスポット利用のため)
食材:約8,000円
合計:14,570円

・出前や外食だと3人で3,000-4,000円/回
・料理代行で作ってもらったおかずの量は冷凍を使えば4-5日分に!
・これだけ子どもたちが野菜を喜んで食べてくれて、しかも「自分で買った安心できる食材と調味料」を使って、しっかりコミュニケーションをとれる方につくってもらえる・・・。
・自宅でゆっくりと食べられる。

利用する価値は十分アリ!です!

宮本さん

月に1-2回利用していきたいと思います。



6.CaSy(カジー)の特徴とは?

CaSy(カジー)の特徴は1時間2,190円という業界最安水準※で気軽に利用できること。(税抜き価格。3時間以上30分単位での利用から。キャストの交通費700円は別途。その他指名や買い物代行、鍵の預かりなどオプションは別途費用が発生します)

「クラウド家事代行」と称されるように、個別に登録するキャストとの「マッチング」がサービスの料金やスピードに反映されているよう。キャストは面接や審査、研修やトライアルを経ているから、安心して質の高いサービスを受けることが出来ると言います。

どんな面接・研修をしているの?

面接時には、実際にCaSy(カジー)オフィスで課題料理を作り「味」「見た目」「タイムマネジメント」「衛生管理」」「後片付け」「音を立てない配慮」などの項目を研修官がチェック!
研修は「清潔感」「言葉遣い」「マナー」などの人となりの部分を中心に行っています。
各項目で基準を満たした方のみ、「料理代行」のスタッフとしてデビューできるのだそうです。

どんなスタッフが多いの?

・調理師免許や栄養士、フードコーディネーターなどの有資格者
・今まさに資格取得のために勉強中!という方
・飲食店、学校や保育園・幼稚園で現役で調理の仕事をしつつ、副業で「料理代行」の仕事をやっている方
・調理の実務経験のある方

「料理代行」のスタッフのみなさんはお料理が大好きで、自身の料理で人に喜んで欲しいという思いが強い方が多いのだそうです。

今回のキャスト、舟川さんはどんな方?

今回のキャスト、舟川さんは11歳のお子さんがいるママ。
ご自身の食物アレルギー発症が「食」への関心を持ったきっかけだと伺いました。

CaSy舟川さん

「20代はイベントの現場で照明の仕事に携わり、24時間仕事!でした。
食事をする時間が取れずに不規則そのもので、食べたとしてもロケ弁が日常で体調を崩し気味でしたね。上京したストレスもあり、そんな生活を続けていたらアナフィラキシーを起こすほどの食物アレルギーを発症してしまったんです。」

もともと料理は好きだった舟川さん。この経験から食への関心を高め、お子さんの出産を機に調理師免許を取得しました。
その後は食の仕事に関わりたいという熱意で、子育てと並行しながら和食店厨房での修行や友人の飲食店での経験を積み、CaSyのキャストになって2年目を迎えます。

CaSy舟川さん

「お母さんが子どもを連れて安心して行けるお店って意外と無いんじゃないかな、と自分も子どもを持ってから感じました。ここの調味料って何を使っているんだろう?子どもの年齢によって咀嚼できるものって違うから一律の「子どもメニュー」でいいのかな?とか。親子で安心して食べに行けるお店、できれば和食のお店を、将来自分で開きたいという夢があります。」

食べるもので体が作られること、「食」の大切さを体験し、ママになってから抱いた夢。
だからこそ「食」を大切にしたいと「料理代行」を依頼する人の気持ちに寄り添えるのだと、お話を伺って感じました。

7.CaSy(カジー)のキャストとして働く選択肢

飲食店での厨房経験があっても、料理代行のキャストとして働くのは初めてだった舟川さん。不安はなかったのでしょうか?

CaSy舟川さん

「CaSyでは『しゃべり場』というキャスト同士が交流できる場があるんです。みんな手作りのおかずを持参して、持ち寄りパーティーですね。仕事の相談事はもちろん、気づいたことを共有したり、お料理の裏技をシェアしたり。登録した当初はよく参加して、先輩キャストの話を聞いて参考にしていました。本部スタッフや社長もいるオフィス内でワイワイ楽しく集まっています。私が参加させてもらったときの話ですが、若い方も居ればお孫さんがいる女性まで、キャストの年代は様々。皆さんはつらつとして元気な方ばかりでしたよ。」

年齢関係なく、自分のペースで働ける仕事は魅力的。小学生のお子さんがいる舟川さんも「無理なく自分の好きな時間だけ働けるのは大きなメリット」と言います。

和食店を開くための資金を貯めながら、料理の腕も落としたくない。そんな舟川さんにとってCaSyでの働き方は【笑顔になれる】方法のひとつ。仕事も目いっぱい充実させながら健康や子どもと過ごす時間も大切にしたい、宮本さんが料理代行をお願いして【笑顔になれた】ことと近いものがありそうです。

料理代行を提供する舟川さん、料理代行をお願いした宮本さん、どちらも「食を大切に思う」その気持ちは共通していました。

体は食べたもので作られる。作るのが苦手、時間がない、子どもと会話しながら食べる時間を捻出したい、そんな悩みを「お料理代行」が解決してくれるかもしれませんよ。何より美味しいものを食べると【笑顔になれる】のは間違いありません!





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渡邉 加奈子
渡邉 加奈子
娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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