PowerWomenFes!2019トークセッション
働き方

子育て中は助走期間。種をまき、花開かせる働き方 PowerWomenFes!2019トークセッション

私らしく生きるママの学びイベントPowerWomenFes!2019が1月29日(火)渋谷キャストで開催されました。

好きなことや特技を活かして自分らしく社会と関わりたいと願う女性たちが、もう1歩あゆみを進めるためのヒントやご縁をつくるイベントの目玉は、先輩起業ママによるトークセッション!

『映える』のテーマの通り、華やかなお二人には働き方にも共通点を見つけることができました。

子育て真っ最中だけど何か始めたい!家事育児と自分のしたいこと、時間の使い方に悩んでいる…そんな方は最後までぜひお読みくださいね。

PowerWomenFes!2019トークセッション
<トークセッション出演者>
(写真右)
SOCO TATSUMOTOアニヴァーサリー・プランナー
一般社団法人アニヴァーサリー・プランナー協会 代表理事
辰元草子さん
http://www.socos-anniversary.com

(写真左)
こどもとかめら代表 今井しのぶさん
Webサイト: http://www.kodomotocamera.com/
Blog: http://ameblo.jp/kodomotocamera/

はじまりは“娘の誕生日”を祝ったこと

PowerWomenFes!2019トークセッション

(辰元さん)
アニヴァーサリー・プランナーと名乗って12年目になります。
スタートは娘のお誕生日を祝ったこと。一言で言うと、趣味が高じてプロになったという感じです。

当時日本にはパーティーグッズが全然売られていなくて、無いなら作ちゃえ!とハンドメイドを重ねてきたところ、それが雑誌の連載や書籍化につながったり、こんな仕事をしたいと希望する方向けに養成スクールを開講したりして今に至る、というようなところです。

アニヴァーサリー・プランナーの養成スクールは北は北海道から、南は福岡や長崎から、中には海外から受講しに来る方もいらっしゃり、頑張って学んで、そして活躍してくれています。

――― パーティーの飾り付けが仕事になる。凄いですね!
(辰元さん)
実際、始めた頃はこれが仕事になるなんて思っていませんでした。
これで稼ごうなんて考えていたら、たぶんスタートしていなかったと思います。

仕事になるか分からないけど、楽しいからやってみたい。
そして、誰かが喜んでくれたり、誰かにとってこのスキルが役立つなら、とひとつ仕事をいただき、また次が… そのうちに、これ仕事になるかも?と思ったくらいです。

いただいたお仕事には『できます!』と全力投球し、ひとつひとつを積み上げてきて今がある、という感じです。

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―――もともと装飾やディスプレイなどのお仕事をされていたのですか?
(辰元さん)
いいえ。テレビCMのマーケティング会社でOLをしていました。

海外出張したり旅行したり、映画や絵本の世界が大好きで、娘の誕生会を開くとき、お料理や可愛い飾りつけで『映画の中のような世界をつくってみたい』と思ったのが最初のきっかけです。

―――現在のお仕事をするにあたり、何か特別な勉強はされましたか?
(辰元さん)
していませんね。
実家が来客の多い家で、母のおもてなし力と父の社交力を引き継いだのかもしれません。

無いところから生み出すということが書籍のアイディアになったり、ママたちから共感いただけたりしているのかと思っています。


簡単なのにセンスがいい! はじめてのお誕生会 (講談社の実用BOOK)


親子で楽しむ 12ヵ月のキッズイベント (講談社の実用BOOK)

―今後の展望はありますか?
(辰元さん)
事業軸としては3つあって①養成スクールの開講 ②パーティープロデュース ③メディア関係の出演や出版 です。

パーティープロデュースは個人宅でのパーティーもあれば、企業から依頼されるファミリーパーティーも普及したいと考えています。

今まで書籍も4冊出版させていただき、テレビやメディアにも出演していますが、私が出ることによってアニヴァーサリー・プランナーの認知度を高めたい、自分を知ってもらって共感を得たいと思って取り組んできました。

すべてに力を入れていますが、今年はプロとしての知識と技術を身につける『プロコース』を始めて5年目なので、私が卒業生たちをプロデュースして広めることに力を入れ、法人を育てていきたいと思っています。

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全国から受講生が集まるアニヴァーサリー・プランナー養成スクールの様子

ママにカメラを楽しんでもらいたい!

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(今井さん)
はじめまして、こどもとかめら代表今井しのぶです。

みなさん、出張撮影ってご存知ですか?
写真スタジオではなく、ご希望の場所にカメラマンが同行して撮影するというものです。

今まで出張撮影を中心に行ってきたのですが、昨年秋に田園都市線宮崎台駅徒歩4分の場所に撮影スタジオをオープンし、子連れOKのフォトレッスンや女性限定のカメラスクールも開催しています。

―――もともとカメラのお仕事をされていた?
(今井さん)
いえいえ。実はカメラに全く興味がなかったんです(笑)
実家のある三重県で、車のディーラーで営業をしていました。

結婚を機に川崎市に引っ越して、夫が持っていた一眼レフカメラにたまたま触れたのがきっかけです。デジタルカメラと違って押すだけでキレイに撮れる一眼レフカメラにひかれました。

自分が上手いと勘違いして(笑)もっと上手く撮りたい、素敵な写真を撮ってお友達を喜ばせたいという気持ちでカメラの世界にのめりんだのが、きっかけというか、勘違いというか、ここまで来ました(笑)。

―――何か特別な勉強はされましたか?
(今井さん)
当時は子連れで参加できるカメラ教室がなく、自分で勉強するしか、なかったんです。

いつかこんなことを教えてくれる教室を自分で開けたら楽しいだろうな、と思うようになり、そのために本やインターネットで独学しました。

―――カメラを構えるとき大切にしている想いはありますか?
(今井さん)
その方一番素敵な表情を切り取りたいと思って、一瞬を切り取ること、タイミングに心がけてシャッターを切っています。

―ママたちにカメラを楽しんでもらいたいという気持ちも?
(今井さん)
そうですね。ママが撮影するお子さんの写真が大好きですし、お子さんもママに向けて一番良い笑顔をしますよね。

その瞬間をママに切り取ってほしいなという気持ちで、子連れOKのフォトレッスンを開いています。

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―――ご自身のお子さんの写真も撮りまくりですか?
(今井さん)
はい、モデルにしまくりですね(笑)

おかげさまでとっても撮られ上手になってきましたね。シャッターを切る直前までケンカしていても『撮るよ~』という声でにこっと笑顔になり、プロだな~意識高いな~と感心します(笑)

―――変な顔をしたり、カメラを嫌がる子にはどうしたらよいでしょうか?
(今井さん)
まずはカメラを持たないようにします。
ママがずっとカメラを構えているのでカメラに焼きもちを焼いている子もいると思います。

そんなときはできるだけ一緒に遊んであげて、お子さんが満足してからカメラを出すようにすると良いかと思います。
ママが自分を見てくれていると子供の心が満たされれば、良い表情になります。

―――最初から良い表情を撮ろうとガチガチにならないことですね。
(今井さん)
はい、いっぱい遊んであげてください。

―――今後の展望はありますか?
(今井さん)
新しくスタジオを作ったので、そこで色々なジャンルの方とコラボをしたいです。
新規のお客様向けにも講座をしたいですね。

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―――偶然にも4歳差姉妹のママだというお二人。
お子さんが小さいころは育児や家事、仕事に使う時間をどのように工夫していたのでしょうか??

(辰元さん)
実は長女は二十歳を迎え、子育てはだいぶ卒業しましたが、手は掛かるし心配事もまだあります。

私は娘たちが小さいときにひとりで仕事を始めました。
下の娘が幼稚園、上の娘が小学校に入ったころでしょうか。

フリーランスとしては駆け出し、たまに仕事が入るのが嬉しいという時期でした。
鎌倉に住んでいるので、都内に仕事や撮影に出る際は本当に綱渡りで…娘の帰宅に間に合うよう、14時には都内を出ると決めて仕事を組んでいました。

子どもたちのお稽古ごとも多い時期で、運転士のように送迎をし、買い出ししてご飯を食べさせてという日々は忙しくもありました。今思うと将来に備えて何かしたくて、技を磨いている時期だったのかなと。

子育て最優先、というと聞こえはいいかもしれませんが、とにかく今は子育てを一番にやろう!たまに入る仕事も全力でやろう!と心に決めていました。

子どもが小さいうちは子供の生活に併せて現場経験を積んで、子供が大きくなった時にダッシュできる道が見えていたららいいな、と思って仕事をしていました。

―――どこからかダッシュをかけて?
(辰元さん)
そうですね。
もうひとつ、家族に協力してもらえる自分でいることも大切なことだと思います。

私大変なの!いっぱいいっぱいなの!って訴えるのではなく、家族から声をかけてもらえるような関係を作ること。家族の協力を得られたら、最高の味方ですからね。

パーティーの仕事は週末に家を空けることも多かったので、その間娘たちと過ごしてくれる主人には今だけの貴重な時間だよ~と、楽しいことのように思ってもらうための準備を整えておくとか、『週末仕事なんだけど手伝ってね』じゃなくて『手伝ってくれるかな?』という心遣いも。

家の中のことは点ではなく線なのだと思います。これやっておけばOKではなく、常に家族のことを考えておくことも大切で、特に小さいお子さんがいながら仕事を始めるママにはお伝えしたいことですね。

―――小さいところの積み重ね!響きます!

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(今井さん)
わが子は現在中学2年生と小学4年生です。
幼稚園の頃は役員をしていたので、役員の仕事が無い日に撮影の仕事を入れて、子供の用事に合わせて空いた時に仕事をしていました。

子どもが小さいときは助走期間と割り切り、できるだけ子供中心の生活をして、子供の成長に合わせて仕事を増やしてきました。

役員の経験から学ぶことも多く、今の仕事に活かせていると感じます。

―――幼稚園の役員さんって、大変そうなイメージがありますが…
(今井さん)
でもその大変なイメージの中で、どうお声がけしたら皆さんに理解してもらえるかな?と言葉を探したり、どういう考え方をしているのか聞き出したり、人前で話すことや人間関係なども含め、良いトレーニングになったと思います。すべてが学びの場ですね。

―――素晴らしい!幼稚園や小学校の役員は子育て中ずっとついて回るもの。
仕事に活かせる経験になる。そんな前向きな捉え方もとっても素敵ですね。
最後にみなさんにメッセージをお願いします。

(辰元さん)
―生の仕事を見つけられたのも、ママになったから、と思っています。
子どもを産んでスタートとした仕事なので、まさかこんなセカンドキャリアがあるなんてと自分でも驚いているような人生です。

本当に人生は自由だな、と。自分の直感と楽しいことなら続けられると思いますので、みなさんもご自分が一番輝ける楽しいことを見つけて、仕事になれば素敵なことですし、それが家族との時間にもつながると思います。

ぜひ素敵なママライフをお過ごしください!

アニヴァーサリー・プランナーのベーシックコースやプロコースの募集も始まりますし、2月は大きなイベントも多く、東京ドームで開かれる世界らん展のセンターブースには巨大バルーンのフォトブースを作ります。

2月末にはさいたま市内の結婚式場で開催されるイベントでアニヴァーサリー・プランナーのプロコース卒業生たちがプロデュースするとってもかわいいフォトブースもお楽しみいただけます。詳しくはホームページをご覧くださいね。

(今井さん)
2年前に『はじめてのママカメラ: 365日の撮り方辞典』という本を出版しました。

フォトレッスンでも教科書として使っている本で、赤ちゃんが生まれてから大きくなるまでどんな風に写真を撮ったらいいかをお伝えしています。もしよかったらぜひチェックしてみてくださいね。


はじめてのママカメラ 365日の撮り方辞典

こどもとかめらフォトグラファー養成講座の卒業生は全国にいて、みなさんのお住いの近くでも撮影会などのイベントがあるかもしれません。ホームページに卒業生を紹介しているので、ぜひご覧くださいね。

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<後記>
結婚、出産、育児をきっかけに興味のあることに対してどんどん突き詰めていったお二人。
お二人ともかわいらしく柔らかい印象ですが、自分の好きなことをしていく熱意と行動力がおありです。
お子さんが小さいうちも諦めず、できる範囲で種まきをしつつ、成長に合わせてパワーアップされているのが印象的でした。

(写真提供)
さとうみどり/おひるねアートさとうみどり、ポーセラーツサロンピーカブー主宰
https://ameblo.jp/peekaboo-porcelarts/

NOE/NOEカメラ
https://www.instagram.com/camera_noe

(装飾協力)
Kids party &Anniversary Spica主宰 今井志保
https://ameblo.jp/spicaanniversary/entrylist.html
アニヴァーサリー・プランナープロコース卒業スタッフの皆様


川崎 裕子
川崎 裕子
2016年9月イギリスより帰国。茨城県出身。家族はカナダ人の夫と2012年生まれの娘。ライター業のかたわら、新卒以来勤めた会社を退職し起業に向けて準備中。また、娘のインターナショナルスクールのボランティア活動に精を出している。