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「こどもとかめらの卒業生です!」
そう挨拶してくれるカメラマンさんとお会いする機会が続けてあり、そして気づいたのです。なんだか…みんな、よく似ている!と。
共通していたのは、笑顔や驚いた表情、気持ちを表す身振り手振りなどの“瞬間”を切り取る、躍動感とイキイキとした透明感のある写真を撮られること。
そしてカメラを構えぐいぐい被写体に迫るのに、カメラをおろすと急に控え目なところ。メールやメッセージの連絡が丁寧で早いところ。
何より、とっても楽しそうにお仕事しているところも『似ている』と感じたポイントです。
素敵なママカメラマンさんを多く輩出している「こどもとかめら」って、一体どんなところなのでしょうか?
専業主婦からフォトグラファーに
【こどもとかめら】を主宰する今井しのぶさんは三重県出身、現在は神奈川県川崎市で暮らしています。
フォトグラファーとして出張撮影やスタジオ撮影をすることもあれば、ママ向けのレッスンやフォトグラファー養成スクールを開催したり、超ビギナーのママでも簡単にイメージ通りの写真が撮れるハンドブックを出版したりと、その活動は多岐にわたります。
今井しのぶ
こどもとかめら代表
Webサイト: http://www.kodomotocamera.com/
Blog: http://ameblo.jp/kodomotocamera/
今井さんの著書 はじめてのママカメラ 365日の撮り方辞典
今井しのぶさんがフォトグラファーとして活動するきっかけは「子育て中にカメラの魅力にはまった」ことだと言います。
●今井さん
「次女が生まれて、少し育児にも余裕ができてきたころ、成長していく子どもたちをもっと可愛く撮りたいと、カメラを始めました。撮影した写真を友だちにあげると喜ばれました。当時は専業主婦。カメラの教室もなかったので、独学で始め、そのうちに人に教えるようになりました。」
専業主婦時代にカメラにはまり、独学で腕を磨きフォトグラファーになったという今井さん。【好き】から【仕事】にシフトチェンジしたターニングポイントは何だったのでしょう。
●今井さん
「子どもと一緒に仕事がしたいと思っていて、自分には何ができるかを考えました。
自分の住んでいる地域・幼稚園のママには、料理教室・紅茶教室など、起業している人が多かったんです。それで、自分もやってみようかなと。
スタート時に教室を開いたり撮影するのは自宅。フォトスタジオのように改装しましたが、コツコツ手作りです。子どもたちも手伝ってくれました。子供たちはレフ版を持ってくれたりと、有能なアシスタントです。」
<ママの働き方パネルディスカッションレポート>より引用
自宅スタジオでのフォトレッスンについてはこちら
2011年に自宅で始めたフォトレッスンは初心者だった自身の経験を活かして、難しい言葉を使わず、子ども写真を可愛く素敵に残すコツなどが学べると大好評で毎回満席になるほど。
並行してご自宅をフォトスタジオのように改装した8畳の撮影スペースでも数多くのお子様、ご家族を撮影されたとのこと。自宅を中心に育んできた活動ですが、2018年秋には田園都市線宮崎台駅徒歩4分の場所にスタジオ【こどもとかめらplus】をオープン!ここからまた、たくさんの笑顔が生まれていきそうです。
こどもとかめら フォトグラファー養成スクールとは?
そんな今井さんが主宰するのが「こどもとかめら・フォトグラファー養成スクール」。少人数制&お子様連れで受講OKのスクールでは、実践を多く取り入れて学ぶスタイルで、修了後は、こどもとかめらshinobuの撮影会やワークショップ等のアシスタント、グループで写真展や撮影会開催などの活動も活発。
「心強い仲間がいるからこそ、カメラがもっと楽しくなります」と定評があるフォトグラファー養成スクールは、100名以上の卒業生がいるとのこと。
こどもとかめらフォトグラファースクールの卒業生からは「私たち●期生なんです」という自己紹介も耳にします。
聞けばフォトグラファースクールの同期生は卒業後もつながりがあり、グループで撮影会を開催することもあるそう。(2018年秋には10期生が卒業。2019年1月~3月には11期生が受講中です)
地元神奈川はもちろん、栃木県や茨城県からの参加、また関西クラスもあり、卒業生の輪が広がります。自身が起業して得られたものについて「信頼できる仲間」と語る今井さん。
フォトグラファーに限らず起業するママにとって、フリーランスとしての孤独な活動に不安を覚えたり行き詰ったりすることはよく聞く悩みです。
卒業後は個人で活動・グループで活動等のアドバイスもあり、ブラッシュアップのための卒業生向けLessonメニューもあるとのこと。
ひとりではなく「こどもとかめら」で出会った仲間がいるから頑張れる。
出会ったママカメラマンさんたちが心から楽しそうにお仕事に向かう背景には、悩みをシェアしながら切磋琢磨し、ともに活動できる仲間がいる安心感があるようです。
初心者&専業主婦の経験が強みに
カメラの知識が無かったからこそ、専門用語を使わず誰にでも理解できる分かりやすい説明ができる。
専業主婦だったからこそ「子連れ」で学ぶことができる場がママにとってどれほど貴重であるかが痛感できる。
撮影しながらちょっと緊張している子供を笑顔にさせちゃう声がけも、日々の子育てで培われたものかもしれないし、一瞬の表情を見逃さないその『眼』も、子供と向き合う暮らしのなかで養われたものかもしれません。
相手の気持ちが分かる、それはどんな仕事においても大切なスキル。
今井さん自身が専業主婦でありママでありカメラの初心者であった事実こそ、撮影に訪れる親子やカメラを学びたいと受講するビギナーママの気持ちに寄り添える強みなのだと感じました。
今井さんってどんな人?卒業生に直撃!
レッスン受講生は2500名を超え、メディアにも多数出演する今井さん。実際のところ、どんな人?こどもとかめら・フォトグラファー養成スクールの卒業生に直撃しました!。
「元々しのぶちゃんとは幼稚園の役員仲間で、1年がっつり一緒にお仕事をした仲なんです。」そう教えてくれたのはフォトグラファー養成講座1期生のkazoku photo主宰・並木慈子さん。「こどもとかめらを卒業して良かったことは、たくさんの仲間ができたことです。
ライバルで、仲間で、友達で…ステキな関係です。」
kazoku photo 並木ちかこ
HP→https://www.kazokuphoto.pictures
アメブロ→ https://ameblo.jp/csmk9517/
もうひとりお話を伺ったのは、都内で活動するさとうみどりさん。
おひるねアートや手形足形アートのポーセラーツ教室も開催し、赤ちゃんの今しかない特別な瞬間を、思い出に残すお手伝いをする活動をしています。
こどもとかめらのフォトグラファー養成講座を卒業してよかったこととして「カメラ技術を大幅にレベルアップさせる事ができ、我が子の七五三撮影を自分自身で撮影するという夢を叶える事ができました。育児をしながらカメラマンとしてお仕事する事の楽しさややりがいを改めて感じる事ができ、我が子の今しかない可愛い瞬間や、たくさんのママさんと赤ちゃんの笑顔を撮影するたびに、喜びを感じています。」と教えてくれました。
さとうみどり
こどもとかめら フォトグラファー 9期生 SORAIRO
おひるねアート®︎さとうみどり
第6回、第7回、第8回アーティストコンテスト入賞
手形足形アート ポーセラーツサロンピーカブー主宰
ブログ https://ameblo.jp/peekaboo-porcelarts
Instagram https://www.instagram.com/peekaboo_porcelarts/
●今井さんの第一印象は?
並木さん)「ちっちゃい!!(笑)」
さとうさん)「親しみやすく穏やかな印象で、周りの人を元気にさせてくれるような笑顔溢れる明るい雰囲気でした。」
●今井さんってどんな存在?
並木さん)「なんでも的確な答えが返ってきて、とても努力している事が分かる。自分も頑張ろうと思える!」
さとうさん)「女性としても、母としても、カメラマンとしても、わたしにとっての人生の目標となる存在です。」
まっすぐ本音を教えてくれたおふたり、まさに私が感じた「こどもとかめら」卒業生の皆さんに共通する飾らず自然体な回答でした。
幼稚園で一緒に役員を務め、養成講座の第一期生だというkazoku photo主宰並木ちかこさんは、昨年川崎から茨城県に移ったあとも、フリーの出張カメラマンとして月数回活動を継続しています。
カメラのお仕事を始めたきっかけは「カメラって楽しい!!写真のチカラってすごい!!と感激し、カメラを構える余裕のないママさんたちの代わりに私がかわいいお子さんの「今」を残したい!!と思ったからです」と教えてくれました。
好きな時間で仕事の予定を入れられるのが現在の働き方で気に入っているポイントとのことで「これからもかぞくの笑顔をキロクしていきます!!」と明るく答えてくれました!
「あのとき役員やりますと挙手して良かった!と今でも思います。どこでも大切な出会いがありますね。」
そう本音を漏らしてくれた並木さん。
そう、出会いもママの生き方・働き方に大きなチャンスをくれる大切なもの。
- 渡邉 加奈子
- 娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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