私が買ってよかったと思うおもちゃは、ペダルなし自転車(バランスバイク)です。
ペダルがなく、足でこいで乗る自転車で、ケッターバイク、ストライダー、D-bike、ランニングバイクなどの名前があり、色々なメーカーが出しています。
対象年齢は、2歳頃から6歳頃。
ペダルなし自転車を買ってよかった点
買ってよかった点は2つあります。
ペダルなし自転車に慣れていると、自転車にすぐに乗れる
一つ目はもちろん、自転車に半日で乗れるようになったこと。
半日というか、ほんの30分くらいでした。
長男はペダルなし自転車に2歳半から乗り始め、補助輪なしの普通の自転車には4歳半で乗ることができるようになりました。
娘の方も2歳からペダルなし自転車に乗り始め、3歳半の先日、足のつくサイズの自転車に乗せてみると、店頭ですぐに乗れるようになりました。
ただし、ペダルの扱い方、手ブレーキの方法だけはもう少し練習が必要になりそうです。
三輪車などよりも速く移動できるようになる
二つ目のよかった点は、支える必要がなくそれなりのスピードが出せることです。
手押し棒付きの三輪車のように、後ろから舵とりをする棒を手首の力で回し押す必要もありません。
また、足蹴り自動車のように、腰を曲げながら背もたれを押す必要もありません。
自分で舵をとり、自分の足で支えながら進みます。
子どもって、どこに行くときもやたらと乗り物に乗りたがったりしませんか?
しかしキャラクターの足蹴り自動車や三輪車などだと、時間がかかり、後ろから手で押したりしなければ遊ぶ時間が少なくなってしまいます。
買い物から帰って早く夕飯の準備をしたいのに時間はかかる、荷物がたくさんあるにも関わらず押さなければならない。そんなストレスはありませんか?
ペダルなし自転車に乗れるようになると、歩くスピードと同じくらいかそれ以上になり移動がスムーズになります。
しかも手で押す必要もありませんので、腰痛や時間的ストレスも軽減されます。
何歳で乗り始めてもおそらく最初はぎこちない感じになり、サドルにおしりを付けずにまたいで歩いているだけのような恰好になるため、遅くてイライラすることもあるかもしれません。
それは皆が通る道ですので、気長に待ってあげてください。
慣れてくるときちんと座って足で蹴りながら乗ることができますし、次第にスピードも出てきます。
時間がなくなってきた買い物帰りも、サクサク歩いて帰れますよ。
さらに両足を上げて乗れるようになれば、バランス感覚は身についていると言えるでしょう。
補助輪ありの自転車から補助輪をはずして練習するよりもずっと簡単にバランス感覚が身に付きますし、口で説明しても乗れるようにならない大人のストレスは断然少なくなるのではないでしょうか。
ペダルなし自転車の注意点
注意が必要なこともあります。
慣れると楽しくてスピードを出しすぎることがありますので路上、交差点では注意してください。
必ず走って追いかけましょう。
最近のものはブレーキがついているタイプもありますので、坂の多い地域では、安全のためにもブレーキ付きタイプをおすすめします。
補助輪をとって自転車に乗る練習を長々とがんばる必要もなく、しかも乗り物遊びとともに買い物や犬の散歩など楽しめ、子どもと親、両方にとって体力的にも精神的にも健康で合理的だと感じる、おすすめのおもちゃです。
- 松崎 さとこ
- 5歳男児・3歳女児の二児の母。長男を出産後すぐに育児ノイローゼになり、1歳でベビーサイン、1歳半でチャイルドマッサージに出会う。短気で陰気な子育てから一転、人間的に成長し、波はあるものの陽気で長期的な落ち着きを取り戻した。イライラも含め、子どもと関わることがめちゃくちゃ楽しい日々。 現在は、チャイルドマッサージファシリテーターとして活動中。