子育て・教育

幅広い年齢で想像力や空間認知力を育てる遊び「ビー玉ころがし」

「ビー玉ころがし」は幅広い年齢で遊べる長期的おもちゃ

『ピタゴラスイッチ』というテレビ番組でみるピタゴラ装置をご存じでしょうか?
それに似たおもちゃ、「ビー玉ころがし」というものがあります。

でき上がった時の喜びは毎回楽しいものです。と、私がのめり込んでしまうほど大人も楽しめるおもちゃです。

つまり、何年経っても、何歳になっても遊べるおもちゃということ。

さらに、年齢によって作品難易度があがり、どんどん想像力や空間認知力が高まります。
ビー玉ころがしという名前ですが、型にはまらない遊び方を楽しむのも良いと思います!

ビー玉ころがし

プラモデルや組み立てが好きなパパに最適!

他のお友達と比べても、パパやママと一緒に作る回数が多い自分の子は作り方が豊富になっていくようで、想像力・空間認知力などが発達しているように感じます。

組み立てるのが好きなパパにも活躍していただき、一緒に遊んでもらえるのも魅力的です。
パパが一緒に作るときには、パパの方が熱中しすぎて子供を差し置いてしまわないよう気をつけてください。

親が熱中するところを見せるのはとても良いことですが、でき上がったら必ず子供にもビー玉を転がさせてあげくださいね。(笑)

遊び方例 1~2歳

そもそもの遊び方は、道筋のついた積み木を組み立てて道筋をつくり、その名の通りビー玉を転がすおもちゃです。

ですが、まず1歳~2歳頃は木の感触を楽しみながら積み上げるだけでいいでしょう。
そして倒す!それがしたいがために積み上げていきます。

何個も何個も積み上げては倒すを繰り返し、どんどん高く積み上げられるようになります。

時間があるときはママやパパが一緒になって、順番に積み上げていくのが楽しいのですが、キッチンの横で子供に1人で積み上げさせるのを見ながら声をかけてあげるだけでもいいと思います。

遊び方例 3~4歳

3歳~4歳頃から、道を作りたくなります。
ビー玉を転がるのを見ているだけで子供は喜びますので、まず一緒に作らなければいけないのが時間のないときの難点かもしれません。

しかし、いくつかの簡単なパターンを一緒に作ってあげることができれば、きっとそれを記憶して自分で作っていくことでしょう。

何パターンか自分で作れそうなものを一緒に作ったりした後、写真に撮っておいて、時間のないときにはこれと同じのを1人で作れるか試させると、手伝う必要はなくなりますよ。

仕事から帰ってきて時間がないとは思いますが、1人でやってもらう場合でも必ず、目の見えるところにいて驚いてあげたり褒めてあげたりしてほしいです。

遊び方例 5~6歳・小学生

5歳~6歳頃になる長男は、どんどん応用していき、周りのモノも使って道筋を作ったり音のなるものを使ってみたり、プラレールと一緒に使ったり、トミカの自動車を転がしてみたり、色々と幅が広がっていきます。

ビー玉ころがしで遊ぶ子ども

何を使ってもでき上がるまで見守り、口出ししないこともポイントです。
好きにさせることで、どんどん発想が豊かになるでしょう。

もちろん、できないときには悔しくて泣いたり、助けを求めたりすることがあるのですが、その際は惜しまずパパやママのアイディアを出してあげることも大事だと思います。

きっとその後の子どもの思考回路に組み込まれるはずです!
小学生になると、より高度で込み入った長い道をつくれるようになるようで楽しみです。

是非みなさんも、お子様と一緒に達成感とその喜びを味わってみてください。


アバター
松崎 さとこ
5歳男児・3歳女児の二児の母。長男を出産後すぐに育児ノイローゼになり、1歳でベビーサイン、1歳半でチャイルドマッサージに出会う。短気で陰気な子育てから一転、人間的に成長し、波はあるものの陽気で長期的な落ち着きを取り戻した。イライラも含め、子どもと関わることがめちゃくちゃ楽しい日々。 現在は、チャイルドマッサージファシリテーターとして活動中。