2020年3月・・「新型コロナウィルス」の世界的なまん延により、思いもよらない事態に。児童館をはじめ公共施設の閉鎖、民間・公営とわず「親子学級、親子サロン、プレママ・プレパパ講座」のたぐいは軒並み中止。
行き場を失った乳幼児と母親
特に乳幼児をかかえる母親、妊婦は自宅にこもる生活を余儀なくされました。働く母親にも、容赦なく、自宅で子どもと過ごしながら、働きたくても働けない状況に・・。多くの家庭で、ストレスや不安が家の中に閉じ込められていました。
ママ達が集う場とは
親子学級やおやこサロンは、そこで学ぶことが全てではなく、赤ちゃんがママ以外の人と触れ合い、社会性を身に付けたり、地域のママ達が情報交換をして、地域での子育てに慣れたり、一緒に子育てする仲間を見つけたり、その後の生活に大きな影響をあたえるとても大切な場です。
母親たちのストレスや不安は「声なき声」に
事態が大きく、自宅にこもる親子の悲鳴は各家庭に閉じ込められていました。「このくらいの我慢は仕方ない」「みんな我慢しているんだから」と、母親たちのストレスや不安も「声なき声」に。子ども達もストレスフルでした。
PowerWomenプロジェクトができること
「地域密着型のリアルの場」を大切に思い、地域で活動するママ想いの講師たちと、交流や学ぶ機会をつくってきたPowerWomenプロジェクト。
この緊急事態に何ができるのか、、、答えはすぐに出ました。
オンラインでママと子ども達が息抜きできる時間をつくる!
4月8日から平日毎日開催した「親子ひろば・オンライン」
6月末までに、57開催、延べ3,112名の母親たちが、お子さんと一緒に参加されました。
延べ57人の講師が、PowerWomenプロジェクトの呼びかけに「オリジナルコンテンツを無償で提供」してくれました。
オンライン講座の開催ははじめてのPowerWomenプロジェクト。最初は四苦八苦。でも、参加するママや子ども達の画面越しに見える笑顔に励まされ、チーム一丸となって運営できました。
オンラインでママ達が集える場をつくる
6月末までの予定だった「親子ひろば・オンライン」
5月下旬に、子育て情報サイト「ともえ」のLINE、メルマガ会員さんにアンケートを実施。
なんと、8割のママが「継続」をリクエスト!
8割のママが「継続」をリクエスト!コロナ自粛で広がった子育てママオンラインの輪
講師業の先生方にもアンケートを実施
先生方もオンラインでの講座開催には前向き。とはいえ、対面での講座のようにいっている先生はほとんどいません。
参加者を満足させられるか、自分のオンラインスキルが心配、等々・・「オンラインで学びの場を作りたい気持ちはある。でも不安も大きい」事がわかりました。
55%の教室・講座がコロナ自粛を機にオンライン化。withコロナ時代の子育て支援は今後どうなっていく?
PowerWomenプロジェクトの決意!
必要なものは自分たちでつくる。
これはプロジェクト発足時から当たり前にしてきたこと。
オンラインで講師が活躍し、乳幼児をかかえる母親が学んだり、息抜きをしたりできる場を作る!
子育て情報サイト「ともえ」改め、出産準備・親子の学び場「ともえスクール」として、オンラインでの講座やイベントの開催をしていきます。
出産準備・親子の学び場「ともえスクール」開設
2020年7月、「ともえスクール」を開設しました。
1度会員登録をすれば、予約もキャンセル連絡も不要、ママ想いの運営をしていきます。
平日、毎週3日以上、何かしらの講座やイベントを開催しています。
参加する方法は、1回「親子ひろば会員(無料)」に登録するだけ。
あとはスケジュール一覧や詳細ページを見て、参加したい講座やイベントに参加するだけ。
⇒登録済みの方
⇒新規登録希望の方
- ともえ編集部