子育て・教育

正解はどこにある?母乳&ミルク&断乳~ママのハッピーライフ日記

こんにちは、ライフケアコンサルタント®竹下小百合です。
9歳差の男の子兄弟(スタスタ歩き1歳(2019年4月生まれ:保育園)&プチ反抗期9歳(もうすぐ誕生日!2010年12月生まれ:小4))のママでもあり、フリーランスとしてカウンセリング・講師業を仕事にしています。

ともえ親子ひろばで毎月開催している『アラフォーママのおしゃべり会』。
毎回必ずと言っていいほど話題に上がるおっぱい(母乳、ミルク、卒乳、断乳)に関する悩み…。
それならばと、11月は『おっぱい』をテーマにおしゃべり会を開催しました。
今回はおしゃべり会で出たエピソードや私自身の経験談も含め、お届けします。

アラフォーママのお悩み…

これまでに開催したアラフォーママのおしゃべり会では
「おっぱいの出が悪いのは高齢出産だから?」と心配するママが何人もいました。
が…母乳の出具合に年齢や胸の大きさは関係ありません!
『私たちは哺乳類。赤ちゃんが生まれたら母乳が出るカラダなのです。』
これは、とある助産師さんの言葉。
ただ、出方には個人差があるし、赤ちゃん側の慣れも必要。
母乳育児が安定するまでには人それぞれ時間がかかるものです。

赤ちゃんの体重の増えが順調ではなく、母乳が足りないのかな…と悩むのであれば、相談のうえミルクに頼るのは決して悪いことではありませんし、子育てはおっぱいを上げることだけではありません。
そして愛情の伝え方は母乳かどうか、で判断できることではないはずです。

母乳に比べ腹持ちの良いミルクを飲むと、ぐっすり眠れる~という声もありますよね。
それにほら、ご覧ください!

ミルクにすると、ママ以外でも授乳を担当することができます。
パパ、じいじやばあば、我が家では兄から弟への授乳も…。
この写真は「ボクもおっぱいあげてみたい!」
いやいや・・・おっぱいは無理だけど 苦笑 じゃ、これなら!とミルクを渡したのです^^
誇らしげで嬉しそうな兄の顔!
育児に関わる家族にとっても、自分があげたミルクを一生懸命飲む赤ちゃんの姿を間近に見つめながら、幸せで満ち足りた時間を過ごしてくれていたら…幸せのおすそ分け、ハッピーの連鎖…こんなに嬉しいことはありません。
(そして短時間でも誰かに抱っこを変わってもらえるのは、本当に有難い~。)

便利!液体ミルク

9歳差の長男と次男の育児で、一番劇的な変化といえば…『液体ミルク』の登場!
開けたらすぐ飲ませられる液体ミルク。

紙パックは外出時軽くて便利、ゴミも捨てやすい。
缶は重いけれど、量があるのでコスパが良い。
使ってみてそれぞれメリットがありました。

よく息子を預かってくれる私の両親も「液体ミルク、すごくラクだわ~」と喜んでくれていました。
「泣き出すとかわいそうになって焦っちゃうのよね…」と話してくれた母。
調乳や冷ます手間がない液体ミルク…まだ使ったことが無いなら、ぜひ一度お試しください。
(防災用に備蓄しておくのもおススメです。ちなみに、私は哺乳瓶をいったんお湯で温めてから液体ミルクを注いでいました。ほんのりあったかいほうが息子はお好みだったようです。)

断乳、卒乳はいつ?

「子どもが生後半年のとき、私が発熱。きつい薬を飲まなければ下がらないほどの熱だったので、そのタイミングで母乳を辞めてミルクにしました。本当は母乳育児を続けたかったんですが…」(1歳&3歳 2児のママ)

「上の子は1歳で卒乳しました。自分としては、まだおっぱいをあげたい気持ちもあったのですが、保育園入園までに卒乳させたほうが良いと言われ、葛藤しつつも断乳しました。今になって思えば焦る必要はなかったかな…と。混合で続けてみるとか、子どものタイミングを待ってあげられたらよかったな、という反省もありつつ、下の子は2歳の誕生日まで完母で育てました。」(2歳&6歳 2児のママ)

こちらはアラフォーママのおしゃべり会に参加してくれた方のエピソード。
そう、正解がないからこそ悩みますよね。
間もなく1歳8ヶ月になる下の息子は、まだおっぱいを欲しがります。
実は、1歳児検診の時「おっぱいは2歳までにやめてね」と保健師さんに言われたことがあります。
意図としては
・母乳にも糖分があるので、歯が生えてきたら夜間授乳には虫歯のリスクもある
・食事でしっかり栄養が取れている
・2歳にもなると母乳にほとんど栄養がない
という理由だということはお聞きして理解はしました。

それでも私は…カラダの栄養はないけれど、ココロの栄養はあると信じたい。
授乳タイムは特別なスキンシップ、子どもにとって何にも代えられない安心感が「ママのおっぱい」にはあるのではないかな、と思っています。

(「おっぱいは2歳までにやめてね」と言われたことについて、Facebookで吐露したところ、めちゃくちゃたくさんのコメントをいただきました。知り合いの助産師さんから「そんなことない!1歳過ぎても母乳にはまだまだ免疫力たくさんある。どんどんおっぱいあげていいよ!」と激励のコメントをいただき、絶賛授乳継続中です~現在は私のシャツをめくって『勝手に飲んでいる』という表現がぴったりかもしれません。)

生まれたばかりの息子(弟)すでに懐かしい…!

出産&子育て…男女の認識ギャップがありまくり!

・授乳を続けたいけど、パパに「早く断乳すれば?」と軽く言われた。
・卒乳する寂しさと葛藤しているのに…理解してもらえない。
・おっぱいはパパのモノだ、と子どもと張り合おうとする(笑)
などなど、いろんなお悩みも寄せられました。
一番身近なパートナーに理解してもらえず、切ない悲しい思いをするのは、授乳に限ったことではありません。

・出産したらすぐお腹がペタンコに戻るわけではない
・乳首の色素が黒くなる(女性ホルモンの働きによりメラニンの産生が活性化される)
・シミ、そばかすが増える(同上)
・抜け毛が増える(これも女性ホルモンの影響。妊娠中はホルモンの影響で抜け毛が減る。産後ホルモン分泌が急激に減少するので、本来妊娠中に抜けるはずだった髪の毛が一気に抜ける)

などなど、ホルモンの影響から女性のカラダは大きく変化します。
そして出産は交通事故並みのダメージを体に与える…とも表現されます。
これはいわゆる「鼻からスイカ」に例えられるような出産自体の痛みではなく、10ヶ月かけて変化した子宮や骨、筋肉の状態から完全の回復するまでを含めたダメージのことです。
出産方法によって回復時期に前後はあれど、産後の女性は一様にとんでもないダメージを受けているのです。

十月十日お腹の中で命を育み、妊娠中から少しずつ『ママ』になる女性に比べ、ある日突然「パパ」になる男性との気持ちのズレや認識の差があるのはむしろ当然なのかもしれません。
「親としての自覚の差、親になる速度が違い過ぎることに戸惑った」そんなママの声もあります。

医学が発達しても、どんな出産だって命がけ。
女性は命がけで子どもを産み、命がけで育てているのです。
同じ速度で親になれなくても、まずその事実を男性にも知ってほしいと願います。
ママだって自分の心や体の変化に戸惑いながら、一生懸命受けて入れているのです。

出産のリアル、子育てのリアル、女性のカラダの変化のリアル、これは間もなくパパになる男性だけではなく、結婚を考える前の女性や男性にも知っておいてほしいこと。
私は今、学生向けに結婚・出産・子育てのリアルを伝える、そんな活動にも関わっています。

子育ては大変!
でも、貴重で充実した実りある日々であることも事実。
我が家の男子2人にも、私たち大人が楽しむ姿を見せることで、少しずつ伝えていきたいと思っています。

突然「おっぱい」というキーワードはなんだか恥ずかしい気もしますが、私たちはみんなおっぱい(やミルク)を飲んで育ってきたのは事実なのですから。
母乳にするかミルクにするか、断乳すべきかどうか、それぞれ正解は分からなくても、わが子のためのベストな選択を一生懸命考え悩みプロセスを育児の醍醐味として楽しむためには、理解してくれるパートナーの存在はとても心強いものだと思うのです。

12月は…アラフォーママのクリスマス会を開催!

アラフォーママのおしゃべり会、12月は1年の労をねぎらう?クリスマス会を開催します。
ちょっと懐かしのクリスマスソングを流したり、今年頑張ったことを褒め合ったり、プレゼントが当たるじゃけん大会も企画しています。
何か赤いものを身につけて、クリスマス気分をあげて…全国のアラフォーママのご参加をお待ちしております~!

【無料・オンライン】12/18(金)受付13:45・アラフォーママ限定!クリスマス・アフタヌーンパーティー~40代ベビーママのおしゃべり会~

地元みやぎのオススメ!

①ずんだアイス
宮城と言えば『ずんだ』(みなさん、ご存知でしょうか??)
コンビニで見つけ、思わず購入したアイスです。
中に入っているずんだ、とってもおいしー!!
ずんだシェイクで有名な企業が監修しています。

②MCTオイル
仙台の老舗迎賓館で販売中のMCTオイル。
友人から「お通じがよくなるよー」とおススメされ、コーヒーに、ドレッシング代わりに、毎日少量いただいています。
健康を気を使っていらっしゃる方、ご両親などへお歳暮・クリスマスプレゼントに♪

プロフィール

ライフケアコンサルタント®
竹下小百合

宮城県仙台市生まれ。大学卒業後、販売業、予備校事務、大学研究室秘書、結婚相談所カウンセラーとして働く。東日本大震災後〈笑顔で働きたいママのフェスタ〉をきっかけに、取得していた資格を活かそうと一念発起し、専業主婦から〈夫婦・パートナーカウンセラー〉として起業する。現在は人と人、企業をつなぐコラボレーターとして地域活性化に貢献すべく活動中。秋田発「つながる・広がる女性の笑顔」Venus Club仙台支部発足や、NPO法人ファザーリング・ジャパン東北共同代表理事務めるなど幅広く活動中。プライベートでは、夫、小学4年生の息子(通称王子)、第二子と仕事に育児に楽しんでいる。社会と女性を結び、笑顔でいっぱいにすることが夢。

▼取得資格や関連事業について


http://melife-sendai.com/plo.html


https://www.instagram.com/lifecare_takeshita.sayuri


ともえ編集部
ともえ編集部