はじめまして。森雅美です。
雑誌の記事をはじめとする紙媒体の制作の仕事に携わり長いのですが、リーマンショックの後にがくんと仕事が少なくなって、残業がデフォルトの生活から一転、毎日定時上がり…どころかむしろ早上りが推奨されるなんていう時期がありました。
降って湧いたような“自分の時間”。
「ただ漫然と暇をつぶすのももったいないし、なにか勉強でもしてみようかな?」と考え選択したのがアロマテラピー検定の勉強でした。
運よく1級に合格したものの、その後は上位資格取得までも至らず、“寝かせっぱなしの資格”に……。
が、今回、こうして幸運にもライティングの機会を得ることができました。
「アロマテラピー」というと、几帳面で家事が得意でお掃除好きな方が取り入れているようなイメージ(を、筆者は勝手に抱いています)ですが、そんな姿とは真逆な、めんどくさがりでズボラな筆者が、長続きさせている精油(アロマオイル)の活用方法を「お手軽!アロマ導入術」として、これから紹介させていただこうと思います。
風邪などの感染症から身を守るのにおすすめの精油(アロマオイル)
1回目の今回は、この時期にピッタリな「風邪などの感染症から身を守ること」をポイントに、まずはおすすめの精油を紹介します。
ユーカリ・グロブルス
殺菌作用、免疫賦活作用(免疫力アップの作用)、抗ウイルス作用、消炎・鎮痛作用があります。
すっきりとしたグリーンの香りです。
ティートリー
強い殺菌作用と、免疫賦活作用があります。
香りも作用もユーカリと似ており、森林浴をしているような香りです。
ラベンダー
よく知られている心身の鎮静作用のほか、抗炎症・消毒作用、抗ウイルス作用、免疫賦活作用が得られます。
優しい甘さのハーブ系のお花の香りです。
レモン
消毒殺菌作用があるので、こちらもこの時期にオススメです。
さわやかなレモンの香りは気分転換や集中力アップの効果も期待できます。
ペパーミント
おなじみの清涼感のある香りで、鼻づまりの時に特におススメです。
精油(アロマオイル)の使用法
お手軽なのはディフューザーなどでの芳香浴
精油の使用法としては色々とありますが、とにかくお手軽なのはアロマポット、アロマランプ、ディフューザーを使った「芳香浴」。
3歳未満の子どもが唯一できる、精油の使用方法でもあります。
小さいお子さんがいる場合は、電気を使い、水を拡散するタイプのディフューザーが安全面でもお手入れの手軽さからもおすすめです。
また、今は精油を入れて使用できる加湿器もあるので、より感染症から身を守りたいなら、こちらがベスト。
使用する器具の取り扱い説明書に沿って、部屋の広さや香りに強さによって加減した敵数で、芳香浴を行ってみてください。
ディフューザーがなければマグカップにお湯を張ってもOK
ディフューザーなどの器具がない場合は、使っていないマグカップにお湯を張り、そこに精油を数滴落とす方法も!
お部屋全体に拡散させるには至りませんが、初心者の方が手軽に行える芳香浴のやり方です。
感染症予防にアロマオイルの力も借りてみましょう
ちなみに筆者の家では、ユーカリ+ペパーミントをこの時期に愛用しています。
医者通いが必要なほどのひどい風邪を、少なくとも私自身はここ数年ひいた記憶がありません。
ただ、精油の香りには好みもありますし、体質的に合う・合わないというものが存在します。
芳香浴はアロママッサージなどと違い、直に精油に触れる使用法ではないのですが、実際に使用する前に香りをかいでみて、心地良いと感じるものを使用してみてくださいね。
お子さんが小さければ小さいほど、病気から遠ざけたいのが本音でしょうし、大きいお子さんでしたら冬場は受験を目前に控える時期でもあり、健康管理で頭を悩ます場面も多いことでしょう。
そして何より、家の切り盛りを担うママ本人が体調を崩したらいろいろと大変です。
感染症予防の基本は、手洗いうがいの徹底とお部屋の加湿ですが、それにプラス、今シーズンはアロマオイルの力を借りて、この時期を元気に乗り越えてみませんか?
- 森 雅美
- 派遣社員やフリーランスとして出版社や制作会社で様々な媒体の制作に携わった後、2012年の出産を機に在宅勤務主体の働き方にシフト。以降、ライター、ディレクターとして活動中。 今年の目標は「趣味 ジョギング」と言い切れるようになること。