ママの働き方パネルディスカッションレポート
イベントレポート

「起業して得られたものは収入、人脈、やりがい」ママの働き方パネルディスカッションレポート

2016年4月22日(金)10:30~12:30、「ママが笑顔で働くには」をテーマにした、ママの働き方パネルディスカッションと交流会が、たまプラーザで開催されました。
その様子をお知らせします。

PowerWomenの活動は、在宅ワーク・プチ起業の支援という2本柱。
今回は、起業という働き方で得た幸せとは何かを、自分に必要な収入を得て頑張られている3名にお話しいただきました。

登壇者紹介

  • 後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤まい子(有限会社イムス取締役、KCSセンター四日市院長、KCSセンターいなべ院長)
  • 毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家) 毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家)
  • 今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー) 今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー)

コーディネーター
宮本直美(PowerWomenプロジェクト代表、株式会社コッコト代表取締役) 宮本直美(PowerWomenプロジェクト代表、株式会社コッコト代表取締役)

起業する前は何をしていましたか?

後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤
大学生でした。中学生からハンドボールをしていましたが、体のあちこちに不調が起こり、高校・大学時代に手術を受けました。

その後、姿勢調整に出会い、故障の原因が姿勢の悪さにあったことに気づきました。
大学は文系でしたが、専門外の医療系の学校にも通い、Wスクールを経て大学4年生のときに起業しました。

毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家) 毛利
私はベンチャー企業で、企画・ライティングをしていました。
転職を考えていましたが、書類審査で通っても、面接で「保育園のお迎えが…」というと落ちるんです。

ちなみに大学生のときに長男を出産したので、就活時には子どもがいる状態。
子どもがいるってどのタイミグで言うか、いつも迷っていました。
2次面接などで家族のことを聞かれて初めて言うって感じでした。

入社前には、お知らせしていました。

今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー) 今井
私は三重県でディーラー(自動車)の営業マンをしていました。
軽トラが売れ筋でした。

幅広い層、特におじいちゃんとお話しする機会があり、今に活かされています。
結婚後は、専業主婦でした。

今のお仕事との出会いは?

後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤
大学4年生のときでした。
教師になろうと思い教育実習にも行きましたが、自分には無理かもと思い、「お先真っ暗」状態に。

そこで、鍼灸師・整骨院・病院などでお話しを伺いに行きました。
「どうやったら、その職に就けますか」と。

そうして姿勢科学に出会い、2年間インターンをして今のお店を持ちました。
当時は給料は出ませんでしたが、業務委託費が少額ですがもらえました。

お金が少しでももらえるのは、確実にスキルにつながるので良いことだと思います。

宮本直美(PowerWomenプロジェクト代表、株式会社コッコト代表取締役) 宮本
子育て期と大学時代は、ゼロからの出発という点では似ています。
そこから一歩踏み出すのに勇気が要りますね。

私のところにも、私が起業して3年くらいは、「起業したい」というママが遠くは大阪からも訪ねてこられました。
起業は始めるのも早いけど、辞めるのも早いというママも多いです。
長いスパンで考えているのか、少し疑問で、将来像を描いてほしいですね。
そうすれば、日々の辛さも乗り越えられると思います。

毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家) 毛利
私が今の仕事と出会ったのは、コンテストに応募し、本を出版したことです。

当時はウェブライターをしていたので、コンテストに応募しました。
そのおかげで、執筆の機会が増えました。

起業は一人で行うのは、大変です。
同じ思いを持った企業と手を組むのも一つの方法です。

宮本直美(PowerWomenプロジェクト代表、株式会社コッコト代表取締役) 宮本
私も、コンテストを通じて毛利さんのことを存じ上げました。

今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー) 今井
私は子育てをしながら、カメラの魅力にはまりました。

当時は専業主婦で、成長していく子どもたちをもっと可愛く撮りたいと、カメラを始めました。
良いカメラだと、良い写真が撮れるんです。
それを友だちにあげると喜ばれました。

カメラの教室もなかったので、独学で始め、そのうちに教えるようになりました。

ターニングポイントは?

後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤
整骨院では、姿勢が悪いといわれても、治してはくれないんです。
嫁ぎ先の三重県いなべ市には、そういう施設はないし、必要あるかもと思い始めました。

現在は姑と同居しています。
私が仕事をしているから、家事などの面では感謝しています。

姑はバイクで事故に遭ったのですが、そのとき、私も治療しました。
おかげで回復も早かったです。

宮本直美(PowerWomenプロジェクト代表、株式会社コッコト代表取締役) 宮本
家族のコミュニケーションツールにもなる、姿勢調整ですね!

毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家) 毛利
私は長女が小学生になって、家族との時間を考えました。

起業というと、自由に働けるイメージがあって、憧れはありました。
転職先は通勤に2時間かかり、小学生になった長女の学童のお迎えが大変で、また出掛けに泣くようになりました。

それで、働き方を考えるようになりました。
在宅ライターとして認めてもらえるようになったので、それを足掛かりに起業を始めました。

今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー) 今井
子どもと一緒に仕事がしたいと思っていて、自分には何ができるかを考えました。

自分の住んでいる地域・幼稚園のママには、料理教室・紅茶教室など、起業している人が多かったんです。
それで、自分もやってみようかなと。

自宅はフォトスタジオのように改装しましたが、コツコツ手作りです。
子どもたちも手伝ってくれました。
今では、レフ版を持ってくれたりと、有能なアシスタントです。

後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤
外部のイベントに呼ばれたときは、子どもたちが手伝ってくれます。
今日一緒に来たスタッフは、最初はお客さんとして、それからインターンになりました。
当時は夜に子連れで。4年続けて、昨年愛知県豊田市でお店を持ちました。

子どもが小さいうちの方が、動きやすいんです。
うちは、ママから起業を始める方多いです。

あと、三重県は「お金が動く土地」といわれていて。岐阜県の人が、三重県で起業する場合もありますよ。

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後押ししてくれた人はいましたか?

後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤
母は応援してくれて、金銭的に援助してくれました。
対して父は、猛反対でした。それで逆に「やらなきゃ!」という気持ちになりましたね。
今は、父も何も言いません。

自分の子どもが何かしたいことがあったら、私も援助できるようになりたいです。
ぞのためにも、女性はお金を持たないと。

夫とは今の仕事をしながら出会いました。
今でも反対はしているけど、反対イコール心配なんですよね。
でもそれが、やる気を起こさせるんですよ。

毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家) 毛利
「子どもと一緒にいたい」が目的なので、夫は賛成しています。
夫と私は同い年で学生結婚。共働きが、当たり前なんですよね。
「稼ぎなよ」って言ってくれます。

今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー) 今井
当時の幼稚園のママ友は、起業していた人が多かったので、応援してもらいました。

起業して得られたものは?

後藤まい子(KCSセンター四日市、いなべ院長) 後藤
収入、人脈、やりがいですね。
収入が得られないなら、辞めた方がいいと思います。
社会的認知が得られません。

人脈は、女性経営者など色々な方にお会いすることができました。
施術を受けることで、人生が変わるお客様もいらっしゃいます。
そんなとき、やりがいを感じます。

毛利優子(女性のキャリア・働き方の専門家) 毛利
人との出会い、新しい出会いと刺激、です。
勤めているときと、起業しているときでは出会える人が違います。
気の合った人と一緒に仕事ができるのがうれしいです。

今井しのぶ(こどもとかめら、ママフォトグラファー) 今井
信頼できる仲間ですね。
起業しなければ、出会えなかった人脈です。

宮本直美(PowerWomenプロジェクト代表、株式会社コッコト代表取締役) 宮本
ありがとうございます。
思いを形にできる。それが、起業の良さですね。

後半は、姿勢調整つき交流会

後半は机を片づけ、後藤さんによるミニ姿勢調整講座。

KCSセンターの後藤まい子先生による姿勢調整

少しの調整で腕が楽に上がるようになったり、抱っこの姿勢や座っている姿勢が美しくなったり。
皆さん、喜びのため息をあげていました。

その後は、交流会をしつつ、希望者は姿勢調整を行ってもらい、和やかな雰囲気で終了しました。

本日登壇されたお三方は、笑顔が素敵な、まさに「笑顔で働くママ」でした。
この会が、ママの働き方・生き方を考える、一つのきっかけになれば幸いです。

参加されたママさんの感想

今回お話を聞いて、ママの起業は自然と家族の協力が必要不可欠なものになり、絆も深まり、素敵なものだなと感じました。
先生方のように子供に家族にカッコイイと言ってもらえるような自慢のママになりたい!

仕事、起業について、何かしたいけど何したらいいんだろう……と漠然でしかなかった考えに、希望の光が差し込んだ気がします。
子供を連れまわせる未就学児時期がチャンスと聞いたので、これからその光を確実に掴めるように、多くのイベントなどに参加していきたいなと思いました。

貴重な時間をありがとうございました!


松原 夏穂
松原 夏穂
ヨガ講師兼フリーライター。 長男妊娠中にマタニティヨガを始めたのが縁で、ママ・ベビー・キッズ のためのヨガ教室を開講。また、子育て支援のNPO法人でのライター経験を生かし、フリーライターとしても活動。 2005年生まれの長女と2010年生まれの長男の二児の母。