子育て情報サイト『ともえ』では、プレママ・乳幼児ママ向けに『オンライン講座に関するアンケート』を実施しました。
「オンライン講座なんて自分の生活には縁がない…」と思っていたママが
「やってみたら意外と簡単だった!」「外出自粛中でも子育て情報を知ることができた!」と好意的に楽しんでいる一方で
「本当は興味あるけど、まだチャレンジできていない…」というママの声も浮き彫りになりました。
外出自粛により子育て中のママにも一気に広まった「オンラインの輪」は、コロナ禍の一時的なものだったのでしょうか?
それともこれからのスタンダードになるのでしょうか?
Withコロナ時代の子育てママの集い方について、ママたちの本音に迫りました。
調査期間:2020年5月20日(水)~5月28日(木)
有効回答数:308件
調査対象:プレママ・未就学児のお子さんがいるママ
調査方法:インターネット調査
▶オンラインサービス提供者(講師・主催者)向けアンケートも同時実施
結果はこちら
コロナ自粛を機に53%のママがオンライン講座を経験
アンケート回答者の半数以上がオンライン講座の参加経験がありました。
どのようなオンライン講座に参加したのかは下記の通り。
オンライン講座の参加費
1.無料(参加条件なし) 52.31%
2.無料(参加条件あり) 21.92%
3.有料(1,000円以下) 16.92%
4.有料(1,000円以上)8.85%
オンライン講座の規模
5-10名 33.9 %
11-20名 21.8 %
1-5名 16.4 %
21-30名 16.4 %
51名以上 4.8 %
30-50名 4.2 %
講師とのマンツーマン 2.4 %
「自他共に認めるアナログ昭和人間の私ですが、オンライン講座大好きになりました! もし抵抗のある方がおられたら、是非ともオススメしたいです。」
「外出自粛で他のママさんと交流する機会もなく、はじめての子育てで分からないことだらけなのに情報交換もできず…オンラインで講座を開いてもらえるのはすごく助かってます。娘も、他のお子さんを画面越しに不思議そうに見つめてたまに笑ったり嬉しそうです。」
「家でずっと子どもと向き合う日々…オンライン講座に参加申込みすることで、予定が生まれ、参加するためにその時間までに家事や育児を頑張れる。生活にメリハリが出たし、良い励みになっています。」
オンライン講座未経験のうち約8割が「本当は参加してみたい」と回答
興味深いのはオンライン講座・未経験者の8割以上が『実は、参加してみたいと思っている』と回答したこと。
オンライン講座の参加に踏み切れなかった理由を聞いてみると『家族がいるので参加しにくい』との声が一番多くありました。
「在宅勤務中の夫、同居の家族(義父・義母)、上の兄弟などに気を遣って自由に参加できない。」
「在宅勤務中の家族や上の子どものオンライン学習などで、PCやタブレットを利用しており時間が重複するため、オンライン講座に参加できない。」
「主人も子どもたちも家にいるので食事の支度など事負担が増え、自由な時間が取れない。」
巷ではおうち時間を活かして新しい趣味を始めたり資格試験に挑むなど、ステイホームを有意義に過ごす提案もされていましたが、家事や育児に追われるママにとっては「普段の生活よりむしろ忙しかった…」という声も聞こえてくるほど。
そのような状況でオンライン講座に参加することが難しいママもいるということ、なるほど、と納得できる理由ではないでしょうか。
オンラインの輪は一時的なもの?今後もニーズはある?
緊急事態宣言が解除され、児童館が再開したり対面の教室・サークル・イベントに参加できるようになったりした場合でのオンライン講座への参加希望を聞くと、約8割のママから「これからもオンライン講座に参加したい」と回答がありました。
「外出自粛中だからオンライン…とういうことではなく、私のように田舎に住んでいて、なかなかイベントやセミナー参加の機会がないママのためにも、これからも続けてほしいと思います。」
「産後すぐで外に出づらいときもオンラインなら参加できる。人とつながることもできるし、産後うつ対策にもよいと思う。」
「オンライン講座は初めてなので最初は不安でした。でも子どもが飽きてしまった時も、自宅なのでいつものおもちゃがあったりテレビを見たりと、安心して一人遊びをしてくれて助かった。」
「小さい子どもを抱えての外出は大変。オンラインなら準備や移動時間の短縮にもなるし、人と繋がれるしすごくいい。ただ、やはり参加するには信用できる媒体や教室、講師でないと不安もあるような気がします。」
「家にいるときこそ新しいことを学べて良かったです。子どもがいると参加したくても移動や天候などを考えると悩むけれど、オンライン講座だとそれを考えずに済むので助かるし参加しやすい。」
「全国の先生と出会える!子どもがいて騒いでも周りの方に迷惑をかける心配がないのが嬉しい。」
「授乳やおむつ替え、離乳食やお昼寝など子どものリズムを変えずに、受講できるのがオンライン講座のメリットだと思う。」
子育て中のママにとって、オンライン講座は物理的、心理的な負担が少なく、学びや交流のチャンスが広がるという大きなメリットがありそうです。
コロナ禍で急速に広まったママのためのオンライン講座は、外出できないからと仕方なく選んだものではなく、メリットも大きく積極的に活用したい選択肢のひとつになりそうです。
子育て中のママの可能性が広がる、オンラインの輪を育みたい
「ともえ親子ひろば」を運営するPowerWomenプロジェクトは、
ママが笑顔で子育てするためには、地域ごとの小さなコミュニティ単位での人と人とのつながりが大切だと考え、全国各地の「地域で活動する乳幼児教室の講師やコミュニティ主宰者」と連携し、ママと赤ちゃんが集える「リアル」の場を発足(2011年)以来大切に作ってきました。
2020年2月頃から新型コロナウィルス感染症(COVID-19)によるリアルイベントの開催自粛を余儀なくされ、
地方自治体が取り組んでいる「親子が集うイベント」の中止、児童館や図書館などのスペースも閉鎖される状況下で、
こんな時だからこそ、「ママを笑顔にする!」活動が必要と考え、緊急事態宣言発令後の4~6月に親子向けオンライン講座を平日毎日開催してきました。
全国各地の地域密着で活動する乳幼児教室の講師やコミュニティ主宰者たちの協力を得て、平日毎日オンライン講座開催を実現することができました。
時代が変わっても、子育て中の親子にとって、リアルに集う場が大切だという想いは変わりません。
ただ一方で、「新しい生活様式」が具体的に示されたように、今までのように多くの人が一堂に会する催事は計画しづらいのが現状です。
特に新米ママは、地域に知り合いがいない方も多く、孤独になりがち。家にこもっているママにとって、家の外の世界とつながる事や、誰かとたわいもない会話をする機会がとても貴重です。
「みんなも大変なんだ」「みんな同じ」…そう感じるだけでも、漠然とした不安が消え、ほっとすることで、今日明日の子育てをがんばろうと思えることだってあります。
コロナ自粛を機に広がったオンラインで集える場は、今後も災害やインフルエンザをはじめとする感染症の流行時などに活かせるとも考えられます。
加えてアンケートで聞こえてきたママたちの声からは、オンライン講座への期待も感じ取ることができました。
子育て中のママと赤ちゃんが安心して集うことができ、信頼できる先生から正しい子育て情報を得ることができるオンライン講座を通じ、ママが子育てを前向きに楽しむことができる場をこれからも維持すべく、ともえ親子ひろばオンラインを継続することに決定しました。
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- ともえ編集部