こんにちは!ライフケアコンサルタント®竹下小百合です。
あと5cmで私に身長が追い付いてしまう中学1年生の長男(2010年12月生まれ)と、成長ゆっくりな次男(2019年4月生まれ:4才保育園児)二人の男の子のママです。
カウンセリングや講師業をしながら、子どもの予定を最優先に家事・育児をしています。
ステップファミリーになって5年目を迎えました
ママのハッピーライフ日記、前回は起業も離婚も、すべては私の成長のため。
すべての出来事に感謝し、これからの人生を思う存分楽しもう!その覚悟を決めたときのことを書かせていただきました。
子どものこと(発達や反抗期、進学、転園)引っ越しや仕事のこと…家族が順番に新型コロナウイルスに罹患したりなど…とにかく日々様々な出来事に追われ、書くことから遠ざかっていました。
ですがこの春、ステップファミリー(再婚家族)になって5年目がスタートしたことについて書き留めたく、久しぶりに筆を取り(キーボードを叩き?)ました。
わが家は
・夫(再婚・お子さんあり・親権無し)
・長男(元夫との子・12歳)
・次男(現夫との子)
私の4人家族。
2019年3月の再婚から振り返ると再婚家族、再婚夫婦として山あり谷ありを乗り越えた4年間でもありました。
試行錯誤しながら過ごした『仮家族』が終わり、ようやく『家族』として歩き始めることができたような気がします。
なぜそう思ったのか、少し振り返ってみました。
新しい家族になった再婚1年目
1年目は次男が生まれたこともあり「みんなで頑張っていこう~!」という感じでした。
毎日があっという間、辛いこともあったけど悲しんだり、怒ったりする『時間』が無かった気がします。
出産から2か月で私の仕事も再開、次男は保育園生活がスタート。
9年ぶりの出産で、身体は何をするにも『慣れる』まで時間がかかりました。
ですが、精神的にはワンオペ育児のわりには『ゆとり』がありました。
両親や長男が支えてくれたこと、友人知人、仕事先も次男を連れて行き、たくさんの方に見てもらえたことが気持ちのゆとりにつながったのだと思います。
子育てはみんなで!一人で悩まず声をあげることが大切!
そのことを学んだ再婚1年目でした。
▲周りの方のご理解ご協力のおかげで、子連れでセミナー登壇もさせていただきました。
コロナ禍で迎えた再婚2年目
新型コロナウイルスが世界を巻き込み始めたこの年、わが家ももれなく生活が一変しました。
カウンセリングや講演活動など、対面が仕事の中心だった私は、コロナによる緊急事態宣言や外出自粛で大大打撃を受けました。
誰が悪いわけでもない…そう思いつつも、真っ白なスケジュール帳を見ては、不安になりました。
追い打ちをかけるかのように、夫も仕事面でコロナ流行の影響を避けられない状態に…。
仕事面での不安を抱える中、小学校も休校となり、鬱屈した長男と衝突することも多々。
次男も1歳になり、目が離せなくなってきた時期と重なり、気持ちに余裕のない毎日を過ごしていました。
どんな状況にあっても「食べること」「寝ること」そして1日1回「笑うこと」を心掛け
実行していたおかげで、コロナ禍を乗り切れた…と思っています。
突然の入院から始まった再婚3年目
再婚して3年目…を迎える少し前に、夫が突然!倒れました。
夫が総合病院へ救急車で運ばれる、そう病院から電話が来た時は「???」と頭の中はパニックに。
医師から「ここ3日がヤマです」と、よくあるドラマのような出来事が現実に降りかかってきました。
ヤマを乗り越えた夫は、無事退院するも、2か月後、新型コロナウイルスに罹患。
なんとも気が休まらない日を過ごしました。
同時期に、次男の成長について保育園から話があり、大きなショックを受けたのは言うまでもありません。
(現在、たくさんのサポートを受けて成長中。)
さらにもともと反抗期が見え隠れしていた長男の、私に対する対応がより一層きつくなってきたのもこの時期でした。
悪いことがこうも重なるのか?と叫びたくなるほど辛かったこの時期。
小学校での面談時、長男の状況を担任の先生へ伝えたところ
「お母さん、それは順調に成長している証拠です!」
と言われてしまい、何か解決の糸口を期待していた私は肩透かしを食らった気分に。
今の私なら子どもの成長と受け止められますが、当時の私は「先生の言っている意味が分かりません~!」と叫びだしたいくらいでした。
雨降って地も踏み固まりはじめた?再婚4年目
変わらず成長がゆっくりの次男。
そんな次男と日々生活する中で、私はある決断をしました。
それは仕事を減らし、次男に向き合う時間を増やすことです。
それまでの私は、週に5、6日を仕事日に充てていました。
仕事を入れる日を減らし、週2回、保育園を休ませ次男と過ごすことを決めました。
将来「子どもと向き合う時間を取らなかったことで、後悔したくない!」と考えての決断でした。
仕事も子どもとの時間も、想像したとおりにいかないこともありましたが、一切後悔はしていません。
長男は小学校最後の年。
自宅で料理中にフライパンをひっくり返して大火傷を負い、病院に駆け込んだり、コロナに罹患して自宅内で1週間隔離生活を送ったりと、小学校6年間で一番多く学校を欠席した年になりました。
それでも「中学生になったら一緒に過ごす時間が少なくなる…」と思い、卒業前、思い切って学校を休み、二人で旅行に行きました。
▲長男との二人旅、行先はディズニーランド!
次男を出産してから、初めてまる1日二人きりで過ごすことができ、二人家族だったときの話、将来の話、いろんなことを話せたのが本当に嬉しかったです。
そして…この再婚4年目が夫と1番「意見交換」と言う名の、ケンカを多くした年でした。
「離婚」の文字が何度、頭をよぎったことでしょう(笑)
それだけ、再婚同士は「過去」という傷を持ち、「過去」と比較してしまう。
苦しくもあり、逃げてしまいたくもなる。それでも、向き合うべく「意見交換」を何度もしました。
そして今まで以上に夫を知ることもでき、本当によかったと思っています。
家族の幸せは、私の幸せでもあり、私が心身ともに健康であることが、家族の健康につながる。
改めて自分で言うのも何ですが「母」ってすごいなと感じた年でした。
再婚5年目だからこそ伝えたい
「夫婦はこうあるべき」
「妻(夫)はこうあるべき」
「子どもはこうあるべき」
そんな「べき」がゆっくりですが、変化しつつあります。
私自身過去と現在、2つの夫婦&家族を経験し、多様化の時代だからこそ、それぞれのオリジナルの関係があって良い、そう強く思えるようになりました。
私は最初の結婚で、「べき」に縛られていました。
そして自分自身も「べき」で縛っていました。
▲長男の卒業式に記念撮影!
時折、長男と口喧嘩をすると、令和を生きる彼のしなやかな考え方に驚かされることがあります。
同時に、古い価値観に縛られ、変化していない昭和の自分に気づき、反省させられます(笑)
離婚と再婚、この2つを経験したからこそ見えてきたもの。
過去の私に教えてあげたいけれど(笑)それよりも今、夫婦関係に悩んでいる方がいるとしたら、この経験を伝えたい。
熱い想いを会う人、会う人に言い続けていたら…ご縁がつながり離婚と再婚をテーマにしたイベントを開催することになりました。
2023年6月20日(火)14:00~東京都国立市(国立駅付近)で『ママの離婚』と題し、夫婦カウンセラー×弁護士!離婚も再婚も経験したママ同士の対談&おしゃべり会開催します。
詳細はhttps://mamanorikon620.peatix.com/
会場参加/オンライン配信(アーカイブあり)のハイブリッド開催です。
夫婦カウンセラーである私がなぜ修復をせず、離婚を選択したのか、などのお話もしたいと思っています。センシティブなテーマではありますが、経験者だから伝えられる「離婚」と「再婚」の現実を知ってほしい、そんな想いで開催します。
お近くの方、ぜひ竹下に会いに来てくださいね!
私のおすすめ~地元:みやぎ編
生まれも育ちも宮城県^^自称・・・みやぎ&東北の宣伝ママ~
(左)蔵王のたまごプリン。程よい硬さがお気に入り、自分へのご褒美として!
(中)和菓子(よもぎ餅)+洋菓子(ドーナツ生地)2つ味わえる福島県のソウルフード【凍天(しみてん)】。濃い目のコーヒーに合うんです!
(右)国内最大級の花と緑の祭典、第40回全国都市緑化仙台フェアが開催中です。
プロフィール
ライフケアコンサルタント®
竹下小百合さん
宮城県仙台市生まれ。大学卒業後、販売業、予備校事務、大学研究室秘書、結婚相談所カウンセラーとして働く。東日本大震災後〈笑顔で働きたいママのフェスタ〉をきっかけに、取得していた資格を活かそうと一念発起し、専業主婦から〈夫婦・パートナーカウンセラー〉として起業する。
現在は人と人、企業をつなぐコラボレーターとして地域活性化に貢献すべく活動中。秋田発「つながる・広がる女性の笑顔」Venus Club仙台支部発足や、NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事、国際奉仕団体ライオンズクラブ332-C地区仙台結クラブ支部幹事を務めるなど幅広く活動中。プライベートでは、夫、小学6年生の息子(通称王子)、第二子と仕事に育児に楽しんでいる。社会と女性を結び、笑顔でいっぱいにすることが夢。
夫婦カウンセリングブログ
https://ameblo.jp/me-life-miyagi/
ママブログ
https://ameblo.jp/mama-tohoku/
夫婦カウンセリングInstagram
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ママInstagram
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- ともえ編集部