子育て・教育

~ママのハッピーライフ日記~それって本当に、子どものため?~

こんにちは、ライフケアコンサルタント®竹下小百合です。
YouTubeがきっかけでビートボックスにはまった10歳長男(2010年12月生まれ:小5)いたずら大好きイヤイヤ期の2歳次男(2019年4月生まれ:保育園)、二人の男の子のママです。
仕事はフリーランス(カウンセリング・講師業)をしながら、子供の予定を最優先に家事・育児をしています。

前回の【ハッピーライフ日記】では、初めての出産と、生後2日目に大号泣した10年前のエピソードを紹介させていただきました。
~ママのハッピーライフ日記~生後2日目の大泣きから早10年

~ママのハッピーライフ日記~生後2日目の大泣きから早10年

子育てを通じて成長させてもらおう!を決めてから、10年。
これまで長男には、子育てを通じて多くの経験をさせてもらいました。
同時に…彼にも私の仕事、プライベートで普通とは異なる経験をさせてしまいました(汗&笑)。
今回はそんなエピソードを紹介させていただきます。

「あなたはズルい!」友人からの言葉で気づいたこと…

コラム内でも書かせていただいていますが、私は1度離婚しています。
(現在は再婚し夫、長男、2019年に生まれた次男の4人家族です。)。
1年間の別居、3回に及ぶ調停での話し合いを経て離婚しました。
離婚した時、長男は4歳でした。

あの当時は、本当に毎日が無我夢中。

「私がしっかりしなくては!」
「子どもに寂しい思いをさせたくない」

精神的に自分で自分を追い込んでいました。
結果・・・体調を崩し高熱を3日間出して寝込んだという、苦い思い出もあります。

別居から離婚直後の頃は、何をするにもすべては「子どものために」
それが私の口癖になっていました。

ある日、こんなことがありました。
友人と会った際、いつものように私が
「子どものために頑張らないと…」
と話すと、
「さゆりちゃんはズルい!」」
と友人から叱られたのです。

(え…、私がズルいってどういうこと?)
意味が分からず、驚く私に友人はこう続けました。

「何でもかんでも『子どものために』って、子どもを理由にしている。
それって、あっくん(息子)にとってほんと迷惑なことだよ。
本当は自分が生きるためでしょ?
仕事したいからでしょ?
だったら、『子どものために』じゃなくて『自分のために』って言わなくちゃ。」

言われた時は正直(私の何がわかるの!?)と心の中で叫びました。

でも、それから数日間。
子どもとごはんを食べているとき、お風呂に入っているとき、寝顔を見ているとき
友人から言われた言葉が、頭の中でぐるぐる回り続けていました。
その意味をかみしめているうちに、涙がポロポロとこぼれ落ちました…。

「ああ、ほんと言われた通りだ。ごめん、あっくん。
こんなママだけど、一緒に楽しんでいこうね」

「子どものために」が口癖になってしまっていた私ですが、考えを改めました。
仕事も子育ても、そして「私」も楽しむ人生を生きたい、生きよう!
そう決心したのです。

小さな秘書の誕生、活きた体験

子どものために、を言い訳にせず、仕事も子育ても私自身も楽しむ人生にしよう!そう決心した離婚直後の私。
それからは保育園お迎え後の遅い時間の仕事、遠方や宿泊を伴うお仕事も積極的に受け、息子も同伴させていただきました。

保育園に預けられない時間帯や週末の仕事のときは、息子を近所に住んでいた両親へお願いすることも考えました。
でも…「子どもに私の働く姿を見せたい」そう思いました。

フリーランスである私だからこそできること。
打合せ時には、タブレット&お菓子持参。
講座中は、受講者の方のお子さんと一緒に託児をお願い。
過去にはラジオ収録の仕事時、ご厚意で息子にアナウンス体験もさせていただきました。
飲み会に同席させてもらって、乾杯の発声の音頭を取ったことも(笑)

「子どものために」ではなく「私のために」選んだことですが、結果、多世代の大人と交流する経験により、長男は物怖じしない子に成長しました。
(多世代との交流、これに関してはまた改めて書きます!)

自分で自分を決めつけない!

今、改めて振り返ると、離婚前後の私は、自分自身でも気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」=アンコンシャス・バイアス(無意識バイアス)を持っていました。

「子どもが成人するまで離婚しちゃいけない」
「ママだから飲み会に行ってはいけない」
「フリーランスだから家事育児は私がやらなくてはいけない」

いけない、いけない、いけないと何度自分に呪文をかけたことでしょう…。

でも、できないことを決めるより、
できることを見つけて、前に進む!

そのほうがワクワクするし、何より笑顔になれる。

起業も離婚も、シングルマザーという選択をしたのも、すべては私の成長のためなんだ…。
すべての出来事に感謝し、これからの人生を思う存分楽しもう!
その覚悟を決めたのです。

私のおすすめ~地元:みやぎ編


生まれも育ちも宮城県^^
自称・・・みやぎの宣伝ママ~

①チョコ納豆

乾燥納豆にチョコレートがコーティングされています。
小分けになっているので、1日1袋(笑)
納豆が苦手なお子さんもこれなら知らず知らずに食べちゃいます!

②パパ好み

油を使わず焼き上げた数種類のあられ、アジ、ピーナッツが入っています。
「ママも喜ぶ!パパ好み」がキャッチフレーズ^^
うちの場合は、子どもも喜んでポリポリ~

プロフィール

ライフケアコンサルタント®竹下小百合

宮城県仙台市生まれ。大学卒業後、販売業、予備校事務、大学研究室秘書、結婚相談所カウンセラーとして働く。東日本大震災後〈笑顔で働きたいママのフェスタ〉をきっかけに、取得していた資格を活かそうと一念発起し、専業主婦から〈夫婦・パートナーカウンセラー〉として起業する。現在は女性の結婚・出産・子育て・離婚・再婚・家族問題・就職・再就職・復職・介護などのライフイベントに特化した相談を行うライフケアコンサルタント®として活動中。(商標登録第6073536号の登録)
また父親支援団体のNPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事、宮城県子ども・子育て会議 委員などを務めている。
プライベートでは、夫、2010年、2019年生まれ男児のママでありステップファミリー。
ライフイベントをチャンスに変換!し、女性や子ども、家族の笑顔が溢れ活力が生まれる日本にすることが夢。

▼webサイトはこちら
https://melife-sendai.com/


ともえ編集部
ともえ編集部