ヤマハが教える正しい自転車の乗り方とは
1955年に創業、自転車やオートバイ作り続け、二輪の売上は世界第2位を誇る国産メーカー、ヤマハ発動機株式会社。
「子供乗せ自転車の事故ゼロ」を目指すおやこじてんしゃプロジェクトとして、ヤマハ発動機さんに、ママが子供と一緒に乗る際の自転車の正しい乗り方をうかがってきました。
ハッピーママフェスタに出展するヤマハ発動機さんのブースへ
取材をしたのは、2016年2月26日(金)。
名古屋で開催されたハッピーママフェスタで、ヤマハ発動機さんが出展しているブースにお邪魔してきました。
ヤマハ発動機さんのブース
ヤマハ発動機さんのブースでは、ファミリーモデルを代表する2トップのPAS Kiss miniとPAS Babby XLがお出迎え。
実物を見られて、触ることができて、説明も聞けるのは、貴重な機会です。
今回のハッピーママフェスタでは、試乗してPASを購入するとJCBギフトカードプレゼント!ということで、さっそく試乗会コーナーへ行ってきました。
試乗体験レポート「電動自転車に運動神経は関係ない?」
自転車に乗るのは高校生以来というママさん
今回、試乗体験を見せてもらうママとご対面。
とっても可愛らしいママと息子君たちですが、ママの第一声が「私、運動苦手なんです!」。
なんて取材しがいがあるモデルさんなのかしら!(私たちの心の声です…笑)
試乗してからどんな感想を話してくれるのか、楽しみでした。
この日は、ものすごく風が強い日で、走り出すママにとって強烈な向かい風。
まずはママ一人で自転車に乗ってみましたが、自転車は高校生以来というだけあり、電動アシストなしだと、自転車の重さでフラフラと危なっかしい状態。
それが電動アシストにすると、とてもスムーズに走ることができました。
子供を乗せた状態で試乗してみよう
次は、もうすぐ5歳のお兄ちゃん(15キロ)を乗せて、その後は、2歳の弟くん(13キロ)を乗せて走ってみました。
電動アシストなしの場合は、走り出しが少しフラつきますが、電動アシストありは、さすが!
走り出しもすばやく、向かい風走行でも安定していました。
体験したママも「グラグラするかと思ったけど、シュッと行けた〜!」と、とても嬉しそう。
初めて自転車に乗った子ども達も、終始満面の笑顔でした。
体験してみてわかる、電動アシスト自転車の威力
身長155センチのママにとって、30キロ近い子どもと一緒に自転車に乗ることは、簡単なことではないかもしれません。
でも、今回の試乗を見ていると、重さを忘れさせてくれる快適走行でした。
転びやすい走り出しがシュッと行けるのって、安全走行にもつながります。
これが電動アシストのチカラなんです。
手元のスイッチで電動アシスト自由自在
電動アシストは、手元にあるスイッチ(バックライト付)で「強、標準、エコ」と走行モードが選択でき、走行状況に応じてアシストモードを切り替えることができます。
「残りアシスト走行可能距離」「バッテリー残量」「スピード」を切り替えて確認でき、走行中にバッテリー切れになる不安も軽減。
搭載されているバッテリー容量によりますが、フル充電まで2〜3.5時間と早く、短時間充電にも対応していますので、忙しい朝や充電忘れ時の困ったも解決してくれます。
ママたちは「自転車に安全に乗ること」を知らなさすぎる
ヤマハ発動機株式会社の丸山智則さんに、ヤマハの安全に関する考え方について、お話をうかがいました。
ママさん達は「自転車に安全に乗る」ということを知らなさすぎるかなと感じます。
ただそれも当然で、なぜかというと、小学生の頃に交通安全教室に通ったきり、習っていないから。
しかし、自転車は“モノ”ではなく、車と同じ“乗り物”です。
命を預かるものなのです。
ママと子供の安全のために、自転車でこれだけは守ってほしいルール
ママとこどもの安全のために、以下のことだけは必ず守ってください。
- 子どもの乗り降りは“ハンドルロック”をかけてから
- ママのかかとがベッタリつく高さにサドルを合わせる
- 子どもの乗り降りの順番を守る
- チャイルドシートのヘッドレスト部分を子供の頭部が守れるよう身長に合わせて調整する
繰り返し繰り返し、試乗の時に丸山さんが伝えてくれたこの注意点。
正しく安全に使うことで、自転車は楽しく便利な乗り物になるのです!
ママ達に忘れてほしくない、自転車について重要な3つのポイントも聞いてきましたので、ご紹介しますね。
- 良い自転車を選びましょう!
安全基準が保証されている【BAAマーク】を確認しましょう。 - 正しい乗り方をしましょう!
- 上記2つに加えて、安全で快適に乗るにはメンテナンスが重要!
例えば、安全性が高い自転車を購入し、交通ルールを守っていても、知らず知らずのうちにブレーキの効きが悪い状態になっていることも。
ママと子供が、自転車で不幸な事故には絶対に遭ってほしくない。
ヤマハ発動機さんも、おやこじてんしゃプロジェクトも、そう切実に願っています。
- じてんしゃルーおやこ
- どこへでも、お出かけの時はいつも親子いっしょの「じてんしゃルーおやこ」。 おやこで同じスピードで、ほほに風を受けながら走るのはとても気持ちのよい時間。子どもにとっては、いつも忙しいママ、大好きなパパと一緒に過ごせる嬉しい時間。 「自転車での移動の時間がおやこにとってハッピーな時間になりますように」と願って、毎日いろいろな場所に出掛けています。
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