寒さが身に染みる冬真っ只中、あまり気が向かない家事といえば「洗濯」ではないでしょうか。
陽のあたる時間が短いうえに気温も低く、乾きが遅い……なんとも悩ましい問題です。
冬場でも、洗濯物を速く乾かす「時短乾燥術」を紹介します。
外干し派必見!手間なし時短乾燥
洗濯を干す場合、陽の出ている時間帯に陽のあたる場所へ干す、というのが一般的ですが、みなさんはどうされていますか?
十分時間をおいて取り込んでも、乾きが悪いということがよくありますよね。しかし、外干しする際に一工夫するだけで洗濯物の乾く速度は断然違ってきます!
重要なのは干し方!風の通り道を意識する
洗濯物を干していくとき、どのように干していきますか?無意識のうちにTシャツやタオルなど、同じ種類のものごとに並べて干してはいないでしょうか。
冬場の気温が低い季節は、空気が含むことができる水蒸気量が夏場と比べて少なくなるため水分が蒸発しにくく、乾くのに時間がかかります。
ここで時短乾燥ワンポイント! “風通し”を意識してみましょう! 衣類サイズを大小や長短に区分けして交互に干すことで風通しがよくなり、風の通り道が出来ることで、洗濯物を効率よく乾かすことができます。
また、干す間隔も10センチ程度の余裕をもつとより効果的です。
陽に当たる部分を広くとるのがポイント!
バスタオルなどの大きめの洗濯物を干す場合もポイントがあります。
大きめの洗濯物は半分程度で折り返して干してしまいがちですが、日照時間が短い冬場には少々非効率です。
思い切って陽の当たる方を少し長めにして干してみましょう。
陽に当たる表面積を大きくすることで、大きな洗濯物も乾きやすくなります。
部屋干し派の秘技、暖房器具!
寒空の下、外干しが億劫なあなた! 暖房器具を活用してラクチン部屋干し乾燥を実践してみましょう。
特にエアコンやオイルヒーターを活用すれば、温風の流れを利用することで洗濯物の水分が加湿され、加湿器の代わりで一石二鳥です。
外干し同様に間隔をあけて風の通り道を作ることで、意外なほどよく乾きます。
お手製乾燥機?! ヘアドライヤーで時短乾燥術!
靴下や下着など、すぐにでも必要なものを乾かすときの時短乾燥術に、ヘアドライヤーを活用しましょう。ポイントは直接洗濯物にドライヤーを当てるのではなく、レジ袋などを使うこと!
少し大きめのレジ袋の角に2カ所、風が通る程度の穴をあけて乾かしたい洗濯物を入れ、ドライヤーの熱風を袋の中に送りましょう。
あまり多くの洗濯物に対して有効な手段ではないので、靴下や下着など比較的小さな衣類を乾かす際に効果的です。
今回ご紹介した時短乾燥術をご参考に、手間ひまかかる冬場のお洗濯を効率よくこなしてみませんか。
関連する記事
- ともえ編集部