「ママになって諦めたことありませんか。私なんて…って思ったことありませんか。
でも、実は子育てを通して得た経験やアイデアや知識はまさに自分だけの「強み」になっているのです。」
そんな心強いメッセージを届けてくれたのは、大分県で発足した【ママのままプロジェクト】プロジェクトマネージャーを務める佐藤宝恵さん。
育児はうまくいかない、思い通りにならないことの連続が当たり前で、一生懸命になればなるほど空回りや自己嫌悪に陥ることも多々。
「子供はそのうち大きくなるから~」そんな気休めの言葉は何の解決にもなりません。
「いつか」ではなく、今のまま、ママのままでできること、楽しめることにフォーカスすることで、今日が楽しくなる!子育ても前向きになれる!今の私が好きになる!そんな好循環を生み出している【ママのままプロジェクト】を紹介します。
団体概要
名称:ママのままプロジェクト
所在地:〒870-0034 大分市都町1丁目1番23号 TKフロンティアビル5F(ニッコン株式会社内)
問い合わせ先:info@mama-no-mama.jp
発足 2018年2月6日
ママとひとくくりにできない
子育て中といっても0歳児のママと小学生のママではライフスタイルも考え方も異なるもの。
働き方や暮らし方、子育てにも様々な選択肢があり、価値観だってそれぞれ違います。
【ママのままプロジェクト】はその名の通り、たくさんのママがありのままに、自分らしく毎日を送ることができるようなお手伝いを、色々なスタイルでチャレンジしていく場とのこと。
具体的には
- ママに必要な情報を届けること
- ママがチャレンジできる場を創出すること
- ママ同士がホンネで交流できる場をつくること
- ママのままできる活躍・働くを支える
などなど、ママの力を社会につなげ、ママがママのままで活躍できるような取り組みを多数行っています。
Webサイトには
など、読むだけで一歩踏み出した気持ちになれるような具体的な情報や前向きな勇気をもらえるメッセージが満載です。
ママのままプロジェクトHPはこちら
https://mama-no-mama.jp/
プロジェクト発足から1年【ママのままプロジェクト】
様々な立場のママたちが共感し、お互いがささええ合い、自分らしく輝けるためのきっかけや、つながりをつくるプロジェクトを行っているのが特徴の【ママのままプロジェクト】。
プロジェクトリーダーでもある佐藤宝恵さんに、発足から1年経った今のお気持ちを伺いました。
佐藤さん:
「ママのままプロジェクトは、2018年4月に「ママの力を社会につなげる」をコンセプトに、大分県でスタートしました。
ママがママのままで活躍できる社会をつくりたい…そう願って立ち上げた当プロジェクト
は、『情報の発信』と『場の創出』の2本柱で、様々な取り組みを行っています。
『女性活躍』と言われて久しい今、特に子育て中の女性にとって、『活躍』という言葉が一人歩きしているように思います。
本質的な女性活躍を実現するには、行政や企業の情報をしっかりとターゲットに届けること、男性の育児参画、ママたちがチャレンジできる機会創出、この3つのバランスが大切ではないかと考えます。
1年経った今、おかげさまで行政、企業、大学と包括的な連携を図らせていただき、少しずつ形になっていることに感謝しています。」
今後の目標・課題を教えてください
佐藤さん:
「未来永劫続けていく当プロジェクトの目標としては、共感してくれるママたちが、私たちの考えを踏襲しつつママたちで自走してくれるのが理想ですね。
様々なママたちの価値感やライフステージなど多様性を享受し、その多様性を認め合いながら横に繋がったり、次のステージにあがったりすることで、生み出される何かがあると期待しています。
そのためには、当プロジェクトの目標をしっかりと明確化し、賛同してくれる仲間を増やし、その仲間がチャレンジしたいと思うことを可能な限り実現していくことだと確信しています。」
ママたちへメッセージをお願いします
佐藤さん:
「ママになって諦めたことありませんか。
私なんて…って思ったことありませんか。
でも、実は子育てを通して得た経験やアイデアや知識はまさに自分だけの「強み」になっているのです。
ママたちの経験やアイデアを結集することで、誰かの勇気になったり今までなかったものを生み出したり、可能性は無限だと思っています。
ママだからではなく、ママだからこそできることはたくさんあります。
ママのままプロジェクトでは、そんなママたちがチャレンジできる機会をつくり、それが自信につながり、更なる一歩を踏み出す…そんな活動をこれからも続けてまいります。」
編集後記
ママという役目は愛すべき子供や家族が居てこその有難い特権だと思える日もありますが、なかなか毎日感謝ばかりはできないもの…。
働くことを選んでも物理的なハードルを感じることもあるし、子育てに専念した結果、社会とのかかわりが減る危機感を覚えることもあり、『ママ』がガマンの代名詞のようになってしまうことも現実です。
何かを変えなくては…と焦ることもあるけれど「今のままで良いんだよ」と認めてもらえるだけで、目の前にある大切なものを再確認して、笑顔になれる時間が増えそうです。
ママがままのままを楽しむことで、子どもたちも笑顔になり、その笑顔は社会をぐるっと巡っていきそうな気もします。
大分からたくさんの笑顔を発信する【ママのままプロジェクト】に関わりたい方は、まずはHPを覗いてみてくださいね。
https://mama-no-mama.jp/
大分で【私らしく活動・働きたい】方はこちらもどうぞ
地域のママのための活動を広げよう!ママに寄り添う活動を広げたい、そんな方のご参加をお待ちしております。
くつえらびアンバサダー養成講座
ママが知らない正しい「靴の選び方」「靴の履かせ方」を伝えていく活動です。
開催日:2019年7月9日(火)10-12時
会場:大分県労働福祉会館 ソレイユ 7階ローズ
参加費:無料
詳細&お申し込みはこちら
https://tomoe.life/shoes-ambassador
イベント主催入門講座
地域のママや子供たちが笑顔になるイベントを開催してみたい!
会場:大分県労働福祉会館 ソレイユ 7階ローズ
参加費:4,000円(当日現金払い)
詳細&お申し込みはこちら
https://tomoe.life/20694
- 渡邉 加奈子
- 娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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