働き方図鑑 熊﨑恵理さん
働き方図鑑

ママの「楽しい!」を創り出す・ママイベンターという働き方|熊﨑恵理さん

お母さんになってからの毎日。幸せな時間も増えたけど、それ以上に大変なことも多いのが現実。

子どもに一生懸命向き合う中で、わが子を守ろう、しっかり育てようという責任感は時にママから笑顔を奪うこともあります。

「お母さんにいつもニコニコしていてもらいたい!」という想いを抱き、ママが笑顔になれる場を創り出す活動をしているのは特定非営利活動法人ママママルシェの代表理事を務める熊﨑恵理さん。

<働き方図鑑>8つの質問に答えていただきました。

現在の活動内容について教えてください

  • マルシェ企画運営
  • 親子教室・幼児教室運営・講師
  • 起業ママ支援セミナー開催
  • ラジオパーソナリティー

などなど、様々な活動をしています。主宰するママママルシェはママが得意なことでお店を出し、同じママたちのために楽しい時間と場所を提供する場。

2015年北名古屋市から始まり、同じママだからこそ気づく優しさ、温かさが好評で、クチコミで広がり、名古屋市西区、中区、緑区だけでなく愛知県内、岐阜県、三重県などへ展開しています。

ママママルシェに来れば好きなことを仕事にしている仲間と出会え、たくさんの刺激がもらえます。本気で「好きなことを仕事にしたい!」と思った方には、ママママルシェが全力で応援します。

ただがむしゃらに働くというのではなく、家族との時間も大切にしながら働く、ママだからこその働き方を実現できるように応援しています。

現在の活動(事業、サービス)をはじめたきっかけは何ですか?

子育てを経験する中で、自身の子ども時代を振り返り、母がいかに大変な状況で私を育ててくれたのかが分かるようになりました。

実家も遠く、頼る人もいなかった母が、毎日イライラしたり、時には泣いていたりという姿を思い出し「もっとママたちが楽しく育児や今を過ごすお手伝いをしたい」と思うようになりました。

最初は、ママたちのリフレッシュのために、リフレクソロジーを習い活動をスタート。

自宅の一室を使ってサロンを開業しましたが、宣伝のために参加したイベントが楽しくて、自分の家の近くでもこんなイベントができないか、と考えたのが現在の活動を始めるきっかけです。

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事業、サービスで力を入れていること、こだわりを教えてください

「お母さんにいつもニコニコしていてもらいたい!」

ママが笑顔なら、こどももパパも嬉しくなります。
企画運営するママママルシェでは、家族の中心であるママに楽しい空間と時間を提供することを一番にこだわっています。

例えば、ベビーカーでも通れる通路の広さを確保したりキッズスペース、授乳室を設けるなど、来場してくれたママに心から楽しんでもらえるような環境を作るのはもちろん「子どもが泣いても大丈夫、当たり前だよ」という声かけや雰囲気作りを特に大切にしています。

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ママママルシェは現役ママを中心に企画・運営。ママの気持ちにとことん寄り添います。

とある1日のスケジュールを教えてください

6:30 起床・メールチェック、資料作りなど
7:00 朝食子供を見送り
8:00 掃除・洗濯など簡単な家事
10:00〜12:00 親子教室運営
12:30 簡単に昼食
13:00 打ち合わせ
15:00 子供が帰宅
16:00 買い物
18:30 夕食
19:00 家事・子供との時間
21:00 子供寝かしつけ
22:00 資料づくり・ブログ更新・事務処理
24:00就寝

今の生活、働き方にしてよかった!と感じること、気に入っている点を教えてください

  • たくさんのママたちに「楽しかった!」と言ってもらえること
  • マルシェイベントの準備は、夫から子供まで家族みんなが手伝ってくれ、仕事を通じて家族の時間や夫婦の会話が増えたこと。
  • スタッフも同様で、家族で活動している様子が見れること。
    (スタッフの旦那さんや子どもたちもたくさん手伝ってくれる環境です)
  • 自分の活動をきっかけに、地域の輪・コミュニティがどんどん広がっていく楽しさもあります。

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クリアしたい課題や問題があれば教えてください

一人目の出産を終え、家に引きこもっているママたちへの取り組みを始めたいです。

マルシェに足を運んでくれるママは、ある程度元気があり情報が届いているママたちなので、その手前の「一人でがんばっているママ」に向けて、同じような経験をしてきた私たち先輩ママから働きかけることができたら、と思います)

働き方を迷っている女性へ、ぜひメッセージをお願いします!

「ママが楽しい!!」が一番大事、だと私は思います。

毎日家事や育児に追われ、ママ自身の事は後回しになりがちですが、ご自分も大切にしてあげてくださいね。

今はさまざまな働き方ができる社会。イベントに足を運んだり人と会ったりと行動する中で、自分に合った働き方を見つけていけばいいと思います。

子どもがいるからといって諦めるのはもったいない!
子育ても仕事も、全部楽しむ欲張りなママが増えたらいいなあと思います。

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愛する家族へのメッセージをどうぞ!

いつも手伝ってくれて、ありがとう!」
家族の助けがなかったら、ここまでは来れなかったと思います。

イヤイヤ顔で仕方なく手伝うのではなく、私の活動の中で、家族それぞれが楽しみを見出してくれたことが本当に嬉しい!!

これからも、ニコニコ笑顔でいきましょう。

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くつえらびアンバサダープロジェクトのアンバサダーとしても活動する熊﨑さんに、きっかけを伺いました。

くつえらびアンバサダーになったきっかけ、受講しようと思った理由などがあれば教えてください。

足に興味があり、リフレクソロジーの活動をする中、靴の質問を受けることも多くありました。正しい知識や情報をママたちにお伝えできたらと思って受講しました。

熊﨑恵理さんプロフィール

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お名前:熊﨑恵理
屋号:特定非営利活動法人ママママルシェ
肩書:代表理事、ママイベンター
webサイト:http://www.mamamamarche.com
ブログ:https://ameblo.jp/manamamaruche
最新イベント情報はこちらから https://www.mamamamarche.com/blank-2

編集後記

笑う門には福来る。
ママをニコニコ笑顔にしたいと活動する熊﨑さん自身が笑顔を忘れず、笑顔でいられる環境づくりをしているからこそ、熊﨑さんのもとにたくさんの笑顔が集まるのだと実感しました。
育児の失敗を周りの人にシェアすることで、笑い話になってしまうのはよくあること。
一人では解決できない悩みを誰かに打ち明けることで、胸のつかえがとれて笑顔がこぼれることだってもあります。

一生懸命になるほどに【ママVS子供】という対立や亀裂が生まれることもあります。
そんなときは一歩外へ足を向け、いつも笑顔の人に近づいてみるのはどうでしょう?
きっと笑顔のおすそ分けをくれて、あなたも一緒に笑顔になれるはずですよ。

あなたも「くつえらび勉強会」を開催してみませんか?

子ども靴の正しい選び方、そして履き方・脱ぎ方・手入れの仕方など正しい知識と理解を広めていく、全国のママを代表する子ども靴選び大使として活動してくれる方を募集中。
イベントに出展したり、子育てサークルとコラボしたりと活躍の幅が広がりますよ。まずは全国で開催されるアンバサダー養成講座で子供の足のこと、正しい靴選びについて学びましょう。




渡邉 加奈子
渡邉 加奈子
娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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