漠然と求人情報サイトを眺めてみても、どんな仕事が自分に合っているのか分からない…。それならまず『ジョブ・カード』を書いてみませんか?
主婦の転職&再就職にも活用でき、何よりも「私らしい働き方」に近づくために役立つ『ジョブ・カード』をご紹介します。
『ジョブ・カード』についてもっと詳しく知ることができるイベントも、記事後半でご紹介します。
『ジョブ・カード』って何?
ジョブ・カードはキャリア形成を支援する厚生労働省の制度です。
キャリア・プランシートや職務経歴シート、職業能力証明シートなど、数種類の書類があります。
キャリア・プランシートは就業経験の有無によって書式が異なり、職業能力も①免許・資格②学習歴・訓練歴③訓練成果・実務結果と別れており、一人ひとりに合わせた内容になっています。
履歴書や職務経歴書とは違うの?
転職や再就職をするときに「履歴書」「職務経歴書」を書いた経験がある方もいるでしょう。
同業種でのキャリアアップなどでは経験をアピールできる一方で、異業種や未経験の職種にチャレンジしたいときには逆効果になってしまったり、職務経験が少ない場合は「そもそも書くことが無い」という悩みも…。
過去の仕事内容を洗い出し、アピールポイントはどこだろう…と頭を悩ませることもある職務経歴書に比べ、今後どんなキャリアアップをしたいか、どんな働き方をしていきたいかという『未来図』を盛り込めるのがジョブ・カードの魅力。
ただ、思うままに願望を書き連ねるのではなく、【ジョブ・カード制度総合サイト】の質問などを参考に
①自己理解
②仕事理解
③職業経験の棚卸し
をしたうえでキャリア・プランの作成などを行い、ジョブ・カードに記入します。
こんな方にジョブ・カードがおススメ!
「なんとなくやりたいことがあるけど、何から始めたらいい?」
「今までの経験では自信がない…」
「働きたい…でも家庭との両立が不安」
モヤモヤした状況から、自分に合った働き方を考えるのは大変なこと。
ジョブ・カードを作成しながら、まずは自分を見つめ、適職を見つけていくので、求人情報に当てはめる応募書類ではなく、「私らしい働き方」への足掛かりにもなります。
もちろん、自分と向き合うのは簡単なことではありません。
1人でジョブ・カードを記入することが難しい場合は、キャリアコンサルタントやジョブ・カード作成アドバイザーに相談しながら作成することもできます。
育児や介護、ボランティアだってキャリアになる!
「主婦業や子育ては立派なキャリアだよ」と言われても、それを証明するのはなかなか難しいもの。
子育てや家事に専念する期間を『ブランク(空白期間)』とみるのか『キャリア(積み重ねてきた経験)』ととらえるのか、ジョブ・カードを作成しながら、まずは自分の過ごしてきた時間を振り返ってみませんか?
転職や再就職をして、より良い働き方をしたい。
私らしい働き方を模索しているママもぜひ「ジョブ・カード」の作成にチャレンジしてみてくださいね。
ジョブ・カード、もっと詳しく聞いてみよう!
12月12日(木)大手町で開催する【わたしらしく生きるママの学びイベント
PowerWomenFes!2020】に中央ジョブ・カードセンター(株式会社パソナ内)も出展。
ジョブ・カードについて詳しく知りたい方の参加方法は2つ。
①ステージ客席で、ジョブカードの概要説明を聞いてみる
会場内のステージでジョブ・カードの紹介があります。
どんな内容なの?と話を聞いてみたい方はぜひ説明会にお越し下さい。
キャリアのモヤモヤ、ジョブ・カードセンターに相談しませんか?
中央ジョブ・カードセンター(株式会社パソナ内)
②会場内のブースで、キャリアコンサルタントに話を聞いてみる
キャリアコンサルタントが相談にお応えします!
中央ジョブ・カードセンター(株式会社パソナ内)
PowerWomenFes!は、女性の多様な働き方を応援するPowerWomenプロジェクトが主催。
育休中の過ごし方やITスキルを活かした在宅ワークの紹介も。
あなたの【働き方】の概念が塗り替えられるかも? ポジティブな生き方を実践するリーダーたちが、愛を込めてその生き方を紹介するトークステージも必聴ですよ。
予約制のイベントなので、まずはご予約を!
ジョブ・カードについて詳しく知りたい方はこちら
中央ジョブ・カードセンター(株式会社パソナ内)
東京都千代田区大手町2-6-2
TEL:03-6262-6300(https://jobcard-center.jp/)
厚生労働省 平成31年度雇用型訓練等を活用したジョブ・カード制度の推進実施事業
(本事業は株式会社パソナが厚生労働省より受託・運営しています)
- 渡邉 加奈子
- 娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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