全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②
子育て・教育

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

子育て中でも私らしく働きたい。
だけど現実は…そんな悶々としたお悩みを受け取める【ママのお悩み相談室】でおなじみ、ライフケアコンサルタント🄬竹下小百合さん。

時代が令和に移り変わる直前、平成最後の日に9年ぶりとなる出産をし、現在は0歳児ベビーの育児真っ最中でもあります。

ライフケアコンサルタント🄬として様々なお悩みやご相談を受けながらも、0歳児のワーママとして感じていることや、2人目の育児での悩みなど、同じ立場のママたちと一緒に分かち合いたいと思いから『ママのハッピーライフ日記』を更新中です。

何もできず、日々が過ぎていく…

こんにちは、ライフケアコンサルタント®竹下小百合です。

私は今、0歳(2019年4月生まれ)9歳(2010年12月生まれ)二人の男の子のママとして、日々仕事に家事に育児にまい進中です。

カウンセリングや講師業などを行うフリーランスママでもあります。

フリーランスなので産休育休の制度はないのですが、次男の出産から3か月が経った昨年7月に自分で仕事復帰を決め、週4日、0歳児の次男を近くの保育室へ預けながら、子どもの予定を最優先にしつつ、仕事を再開しました。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

しなければならないこと、したいことも山積みありながら、あっという間に2020年を迎え、すでに1ヶ月以上が立ちました…。

日々のんびりするわけでも何かを手抜きするわけでもないのに、毎日毎日、時計の針が夜10時を指す頃になると「もう1日終わりなの?私、今日一体何をして過ごしていたのだろう…」とがっくりしてしまうほど、様々なことが思うように進まない日々を送っています。

ママの気力体力がダウンする長期休暇

最近、私はあることに気づきました。

それは、相談業務を行っている私も『普通のママ』だということです。

当たり前のことなのに、日々忙殺されている中でなかなか自分に目が向いていませんでした。

事の発端は、年末年始の休暇中。
本来ゆっくり過ごしたり一年の振り返りや、新しい計画に胸をワクワクさせるはずの休暇期間なのに、今回は日に日に自分の体力・気力の数値が落ちていく…!という休暇を過ごしました。

なぜかと理由を考えたところ、年末年始の休暇が、仕事復帰後初めて「育児」と「家事」に24時間サンドイッチされた時間だったからです。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

以下、ゲームのように気力・体力を数値化して表示していくと…

元日 75
2日 68
3日 55
4日 70(カウンセリング、子供は実家へ)
5日 58
6日 42
7日 38→昼に45までアップ!(冬休み最終日・ランチを外食)
8日 45(小学校、保育室午前のみ)
9日 38(小学校平常、保育室夕方まで)
10日 42(1人時間)
11日 45→夕方70までアップ!(朝から研修)

24時間家事育児にサンドイッチされ日々レベルが下がっていた私の気力・体力ですが、長男が新学期を迎え日常生活が再開し、本格的に仕事が始まり、人と会ったり事務作業に集中する中で、下がったパワーが一気に回復していくのを感じました。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

いつもは保育室・小学校に行っている子どもたち。

これほどまでに二人が家に居ることで、やろうと思っていた事(仕事・家事)が進まないなんて…想像していませんでした。(ちなみに夫は年末年始以外は仕事のためほぼ不在。)

「ママ、ママ、ねえママってば!!」by兄(小3)
「ギャー、ンママ、ビエーーーー」by弟(8か月)
「×●△!#$*+×・・・!!!!」by私(41歳)

どうにもならない気持ちが爆発しそうになった時、やっと夫に「3時間、いや2時間でもいいから一人になりたい…」初めてボソッと呟きました。

そして一人になって「私は仕事が好きだ―!人が好きだー!」心の中で激しく叫びまくり(笑)同時に「ママってすごい仕事だ」と改めて痛感したのです。

もちろん私は王子たち(息子たち)がいてくれるおかげで、大変なことも、楽しいことも味わうことがてき、ママとして、本当に幸せだな~とも思ったわけです。

でもそれも、ひとりの時間が持てたからこそ、感謝することができました。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

育休は休みではない

最近、男性の育休が非常に注目されています。

著名人が育休を取得したり、企業も育休取得率を上げるべく様々な施策を用意したり、メディアでも話題になることが増えましたね。

男性が育休を?と驚かれることも徐々に減り、その期間や中身など、議論される内容も一段階上にあがったようにも感じます。

色々な意見が飛び交っていますが、私は男性の育休取得に賛成。

パパにも育児を一通り経験してもらう、良い機会だと私は思っています。

でもね・・確かに育児のためのお休みだけど・・・育児に休みなんて無い!!これが本音です。

きっと「育休」という言葉が適切ではないのだと思います。

日々育児をしながら「同世代の子どもたちをひとりでお世話している保育士さんって、ものすごい仕事だなぁ」と尊敬の念を抱くことが多々あります。

そう、育児を職業にしている人だっているのです。

ママもパパも「育休」は決して休みではなく、わが子を育てる大切な時間なのです。

24時間休みなし!その原動力は・・・

日々の生活に置き換えて考えてみてください。

一日の仕事を終え帰宅し、通常であれば「仕事を休んでいる」時間。

それでも、多くのママにとっては「もうひと仕事」、いえそれ以上に「戦場」の始まり始まり…。

一日の疲れを癒すお風呂だって、支えていないと入浴できないような乳児が一緒であれば、ママが湯船にゆっくり浸かれるのは、せいぜい3分。

髪の毛も体も、ママは高速で洗います。

着替えて髪を乾かしてお布団へ。
「子どもたちを寝かしつけたら、あれをやろう。これをしよう。」と思っていても…そのまま記憶をなくして寝落ちしていることも多々。

またわが家の場合は、次男は生後9か月の今でも、就寝~起床までの間に、数回授乳しています。

「ふえ、ふえ、ふえぇ・・・」と少しでも泣き声が聞こえると、勝手に手が伸び、次男を胸のあたりに抱き寄せ、パクっとおっぱいとお口をドッキング。

寝かそう寝かそうと意識を集中している間に、深夜にもかかわらず目が冴えてしまい、疲れているはずなのに眠れなくなってしまう夜もあります。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

そして気づけば「ピピピッ」という目覚ましアラームが鳴り、慌てて起床。

子どもが寝ている間に朝の支度を…と思いつつも「ふえふえふえっ」と目を覚ます。

ぐずぐずした子どもをなだめながら朝ごはんを済まし、長男を送り出し、最低限のメイクをしてゴミ出し、PC・仕事道具が入ったリュックと次男を前抱っこして保育室へ急ぐ…。

毎日毎日、時間と戦っています(笑)

なんだか文字にすると辛い時間ばかりが過ぎていくように思えてきてしまいますが、きっと日本中のお母さんがこうして頑張っているのだと思うと「私一人ではない」という勇気が持てることも…(笑)

24時間自分の自由に使えていた日々から、子どもを授かり、物理的にも精神的にも子どもに注ぐ時間が増えたこと。

子どもが増え、お世話も増え、自分にかける時間がどんどん減っていくこと。

「できない」「時間が無い」ことにフォーカスしてしまうと、失うことばかりが増えたように感じてしまいます。

しかし、そこに子供の成長という「原動力」があるからこそ、日々頑張れるのもまた事実。
先日、次男が初めて「マンマ、ママ」と言ってくれました。

あーーーーーーーーーー、ママって言ってくれた!!!!! この瞬間を待ち望んでいた私。

言葉をしゃべってくれたこと、ママって言ってくれたこと、私に向けて言ってくれたこの一言だけで時間が無いことや寝不足や日々のバタバタが一瞬で全て吹き飛んでしまう…
これだけで、その日1日幸せでした(笑)

こんな最高の瞬間が突然のプレゼントのように、たくさん待ち受けているからこそ、子どもと過ごせる時間は幸せの連続なのだと日々感じています。

きっとみなさんも同じように我が子の成長を感じ、幸せをかみしめる瞬間に救われつつ日々を送っていると思います。

そしてこんな日々が期間限定であることも、先輩ママたちのエールによって知っているのです。(まあそれでも、寝不足での疲れは癒えないのですが…)

0歳、9歳の息子との日々は今だけ。
そう思い、今日も時間と睡魔と闘っています。(笑)

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

時間の無いママに、これをおススメ!

家事育児に仕事に、とにかく忙しいママにおススメします。

① お料理は電気圧力なべにお任せ!

時短、簡単、適当な味付けでも様になる!!

特に寒い時期は、おでんや煮物がまるで1日かけてコトコト煮込んだかのような深い味になります。(スイッチを入れて放置するだけなのに…)

お野菜も柔らかくなり、つぶすだけで離乳食にもなっちゃう優れもの。

時間が無い、小さい子がいてキッチンに長く立てないというママはぜひお試しください。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

② 動きやすさ重視のリュック

仕事にもプライベートにも使えるよう、バッグは『リュック』を使用するようになりました。

両手が空くと本当に便利!自転車に乗るときも、買い物したものを前かごに積めるので、バランスも良いです。

全力投球&消耗戦の育児を支えてくれるもの~ママのハッピーライフ日記~②

ではでは、今日はここまで。

ライフケアコンサルタント®
竹下小百合

プロフィール
宮城県仙台市生まれ。大学卒業後、販売業、予備校事務、大学研究室秘書、結婚相談所カウンセラーとして働く。
東日本大震災後〈笑顔で働きたいママのフェスタ〉をきっかけに、取得していた資格を活かそうと一念発起し、専業主婦から〈夫婦・パートナーカウンセラー〉として起業する。
現在は人と人、企業をつなぐコラボレーターとして地域活性化に貢献すべく活動中。
秋田発「つながる・広がる女性の笑顔」Venus Club仙台支部発足や、NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事、国際奉仕団体ライオンズクラブ332-C地区仙台結支部クラブ幹事を務めるなど幅広く活動中。
プライベートでは、夫、小学3年生の息子(通称王子)、第二子と仕事に育児に楽しんでいる。
社会と女性を結び、笑顔でいっぱいにすることが夢。

▼取得資格や関連事業について
http://melife-sendai.com/plo.html


ともえ編集部
ともえ編集部