ノンストレスで子育てできるママなんていません。
イライラするのは仕方ないこと。
ただ、ストレスを解消できずに溜めてしまうのは問題ですよね。
ストレスによるノイローゼが起こる可能性や、精神状態が乱れると育児放棄にまで発展するおそれがあり、日々のメンタルケアは子育てママにとって重要なテーマです。
ストレスの原因
子供にとっては「母親」であり、家事をするときには「主婦」。
さらに職場では「自立した一人の女性」というように、いろんな“役”をこなさないといけない子育てママ。
そうすると、立場や状況に応じて気持ちを切り替えながら生活しているわけで、知らず知らずのうちに脳が疲れてしまいストレスを感じやすくなるんです。
ストレスを解消するには、“質の良い気分転換”が必要。
仕事→家事→育児といった日常の繰り返しに変化をつけてあげることで、メンタルケアができます。
一人になる時間をつくったり自分の好きなことに集中したり、スイーツやアロマで気持ちを落ち着かせるなど、リラックスできる方法で頭の中を空っぽにすることが大切。
「ズボラでもできる!お手軽アロマ活用術」連載シリーズはこちら。
でも、何も考えずにリラックスするのって意外と難しいですよね。
結局、頭の中で他のことを考えちゃったりして……。
そこでおすすめしたいのが、“泣いて”気分をリセットする方法。
涙を流せばイライラやモヤモヤをリセットできる
涙を流すと副交感神経(自律神経)に良い影響を与え血行も促されるため、リラックス作用がありストレスホルモンも減少し、イライラやモヤモヤをリセットするのに効果的。
ただし、感情的に泣かなければ意味がありません。
これを専門用語では「情動の涙」と言いますが、感動したり悲しかったりするときに流れる涙が情動の涙です。
情動の涙には睡眠と同じくらいのリラックス効果があると言われており、実は「笑うよりも健康に良い」という研究データもあるんですよ。
泣ける映画や動画、小説やドラマなどを観て涙を流せば、無意識に頭の中が空っぽになって気分転換できますし、ストレス解消にピッタリです♪
イライラを減らすにはビタミンC
イライラを減らすには、ビタミンCも効果的。
ビタミンCは脳内のストレスホルモンを抑える働きがあるので、日頃から摂取したい成分ですね。
例えばビタミンCを多く含んでいる食べ物は、以下の通り。
- パプリカ
- パセリ
- 柚子の果皮
- レモン
- 芽キャベツ
- にがうり(ゴーヤ)
- ピーマン
- レッドキャベツ
- 柿
- キウイフルーツ
- イチゴ
子育てママの忙しい毎日、たまには自分のための時間もつくって心と体をリラックスさせましょう。
ぜひ、ストレス解消の参考にしてみてはいかがでしょうか。
- ともえ編集部