子供が生まれてから夫との関係がぎくしゃくしてしまった…
復帰するのが怖い…育児と仕事の両立ってどうすればいいの?
結婚や出産などを経験しライフスタイルが大きく変わるなかで、社会的な立場や考え方の変化も相まって「これってどうすればいいの?」という悶々とした悩みを抱えている子育て期のママは少なくはないでしょう。
例えば、出産前のようにバリバリ仕事して社会に必要とされる自分でいたい。
と思う気持ちと、子供の成長をずっとそばで見ていたい、と願う気持ちはどちらも本心。
どっちを諦める?と選択を迫られる問題ではないはずです。
ママのお悩み相談室。初回はママたちの悩みを受け止めてくれるライフケアコンサルタント竹下小百合さんを紹介します。
竹下小百合
プロフィール
宮城県仙台市生まれ。
大学卒業後、販売業、予備校事務、大学研究室秘書、結婚相談所カウンセラーとして働く。
東日本大震災後〈笑顔で働きたいママのフェスタ〉をきっかけに、取得していた資格を活かそうと一念発起し、専業主婦から〈夫婦・パートナーカウンセラー〉として起業する。
現在は人と人、企業をつなぐコラボレーターとして地域活性化に貢献すべく活動中。
秋田発「つながる・広がる女性の笑顔」VenusClub仙台支部発足や、ママ・女性の起業を応援する「日本ママ起業家大学」事務局長、NPOファザーリング・ジャパン東北代表理事、FMたいはく「幸せ生活向上委員会」パーソナリティを務めるなど幅広く活動中。
小学2年生の息子(通称王子)と二人暮らし。
社会と女性を結び、笑顔でいっぱいにすることが夢。
▼取得資格や関連事業について
http://melife-sendai.com/plo.html
ライフケアコンサルタント®とは?
夫婦問題専門カウンセラーとして仙台~東北、全国で活動する中、様々な問題や悩みの根底にある『自分』が満たされていないと周りも幸せにすることができないと改めて考える。
メンタルケアの大切さに加え、相談者の家族も含めたケアもすべく、結婚や離婚、子育てや介護、働き方など様々なライフイベントに携わる相談を受けるべく、暮らしの基盤となる「生活」=ライフ、大事にする=ケアのキーワードを入れたライフケアコンサルタント🄬としての活動をスタートする。
依頼者は男女問わず、対面やスカイプなど希望の方法で相談を受け付けている。
ママの悩みをぶつけます!
ライフケアコンサルタントっていったい何なのか?どんな人なのか?少しでもお解りいただけたでしょうか?
次回からは実際に「ママのお悩み」を竹下さんにぶつけていきます。
- なんで私ばっかり?主人にも家事育児をもっと手伝ってほしい!
- 家事育児に手いっぱい。働きたいけど…ムリなのかな?
- 保育園からのお迎えコールが怖い…休みにくい職場にウンザリ
分かる分かる!と激しく共感してくれた方、記事の公開をお待ちくださいね。
夫婦の問題は親子関係や仕事につながっていたり、子育ての問題の裏には働き方が関係していたりと「生活(ライフ)の問題は片面だけではなく、すべてがリンクしている」と竹下さんは言います。
相談は「未病」と同じ
普段は対面やスカイプでお悩み相談を受けている竹下さん。
ママだけではなく男性や年齢もそれぞれとのことですが、心掛けていることについて伺いました。
(竹下さん)
「まずは、相談してくださったことに『感謝』の気持ちと、悩みを聞いて聞いて、吐き出して吐き出してもらって『共感』することを心がけています。しゃべれません、と言っている方でも「こんなに自分のことを話せると思っていなかった」と驚かれるほどお話ししてくださいますね。
解決策を決めつけるのではなく、複数の選択肢を提案することも心がけています。
肩書を「カウンセラー」ではなく「コンサルタント」にしたのも、私の役目はお悩み事に対していくつかの道を提案すること、決めるのはあなたですよ、というメッセージを込めたかったからです。
もうひとつ、カウンセラーというと病気や何か大事がないと相談できないと思われる方もいるかと考えたからです。よっぽど強い悩みがないと「カウンセリング」は受けにくいと感じる方もいるかな、と。
第三者に相談することって「未病」になると私は思っています。
悩みをため込んでため込んで、精神的や肉体的に大事に至る前に、相談することで違う角度からの考え方に気づいたり、自分だけでは思いつかなかった選択肢を発見できたり。体と同じで、自分の心も早めにメンテナンスする「未病」の選択肢が広まればと思っています。」
一時的なストレス解消ではなく「未病」として悩みに向き合うことで、より明るい未来が描けるのかもしれません。【ママのお悩み相談室】でお届けしていく内容が『考え方のひとつ』として、悩めるママの参考になれば幸いです。
- ともえ編集部