子育て中でも私らしく働きたい。
だけど現実は…そんな悶々とした悩みを受けとめる【ママのお悩み相談室】でおなじみ、ライフケアコンサルタント🄬竹下小百合さんは今、9年ぶりに出産し、0歳児の赤ちゃんとの暮らしを送っています。
子育て真っ最中のママとしての本音を聞かせてくれました。
題して「ママのハッピーライフ日記」。
産後の今だからこそ伝えたいこと、感じ取れること、赤裸々にお届けします。
平成最後の日に出産、2人育児と新しい働き方がスタート!
こんにちは、ライフケアコンサルタント®竹下小百合です。
私は今、0歳(2019年4月生まれ)8歳(2010年12月生まれ)二人の男の子の子育て真っ最中です。
まさに令和へと時代が移り変わる直前、平成最後の日に第二子となる男の子を出産しました。
順調にアラフォーのマタニティライフを送っていたはずが、最後には足の付け根や恥骨痛から寝たきりになるほど悪化してしまい緊急入院…41歳の誕生日はまさかの病院で迎えることになり、その数日後に出産となりました。
昭和に生まれ、平成で青春時代を送り、令和で2回目の子育て・新しい生活を送ることができるなんて…想像もしていませんでした。
私の仕事はカウンセリングや講師業などが中心で、いわゆるフリーランスという働き方です。
産休に入る前から、産後の活動を具体的に考えていました。
その一つが、産後休業※が明けたら次男は保育室へ預け、少しずつ仕事を再開することでした。
※産後休業…出産の翌日から8週間は就業することができません。ただし、産後6週間を経過後に本人が請求し、医師が認めた場合は就業することができます。(労働基準法第65条)
生後2ヶ月から保育室へ
次男は生後2ヶ月から週4日ほど、近くの保育室へ行っています。
今は子供の予定を最優先に家事・子育てを楽しんでいます。
知人からは
「もう預けるの?」
「もっと休めばいいじゃない」
「体、大丈夫?無理しちゃだめだよ」
よく言われました。
出産から半年以上たった今でも言われます。
確かに、周りの方が心配する気持ちも良く分かります。
誕生日直後とは言え、41歳でのアラフォー出産。
第二子とはいえ、約9年ぶりの出産、赤ちゃんとの生活です。
第一子のときと比べると明らかに体力は低下し、家事やお世話など1つこなすごとに「ふうーーーー」と息を吐いては深呼吸の繰り返しです。
確かに、子育ては今だけ。
長男の8歳、首が座り少しずつ動きも表情も活発になってきた次男の7か月は今しかありません。
けれど、もう1つ大切なことがあります。
私の今。妻でもない、ママでもない、竹下小百合41歳の今は今だけ、ということ。
私自身の今日だって、今このときだけ。
日々豊かになるわが子の表情やかわいらしい動きは、見ていて飽きることがありません。
上の子はこんな感じだったかな、と思いだしたりしながらお世話するのもまた幸せなひとときです。
今しかないこの瞬間、子どもの成長をしっかりと見届けたいという使命感にも似た想いは、きっと多くのママが抱くことと思います。
けれど、私はこう思うのです。
妻でもない、ママでもない、私の今も今だけ。
子どもが二人になり、家事も当然増えましたし、体力も万全かと言えば気持ちに支えられている部分も大きいかもしれません(汗)。
出産前と同じように、とはいかないことも多々あります。
でも、ゆっくりでいい。
たまに立ち止まってもいい。
少しずつでいいから、前に進みたい。
「あのときもっと頑張ればよかった…」
そんな風にいつか「今」を振り返ったとき、子供や家庭を理由に、仕事にもプライベートにも後悔だけはしたくない。
たった1度の人生だから、欲張りに生きたい。私らしく!私が納得できる生き方をする!
これが私のモットーです。
二人目の子育てだって悩むことはある
なんてカッコいいことを言っていますが、毎日がメイクドラマ。
朝起きたら、おっぱいを半分出しながら寝ていたことに気づいたり。
ごはんを作る時間(気力)がなくて、ふりかけごはんになったり。
今日も「何か忘れているなー」と昼頃、部屋の中をウロウロし、洗濯物を干していなかったことを思い出し「あーーー!!」と叫んだり・・・(笑)
と、そんな毎日を送っています。
少し前の事ですが、子育て支援者の方から「子どもを大事にしているか?」というようなことを言われました。
意図するところはどこにあるのか分かりませんが「生後2ヶ月から子どもを預けて、子どもを顧みず働いているママ」に思われたのかな…と、自分で決心した復帰のタイミングでしたし、子供の予定を最優先しながら楽しんで家事・子育てをしていると思っていた私でしたが、この一言には「この選択で本当に良かったのだろうか…」とかなりショックを受けました。
立場が違えば、この言葉に衝撃を受けることはなかったかもしれない…。
これもまさに0歳児を抱えながら働く今の私だからこそ(笑)。
ライフケアコンサルタント🄬として様々なお悩みやご相談を受けている私ですが、0歳児のワーママとして感じていることや、2人目の育児でも悩むことがあるんだということ、ひとりのママとして、同じ立場のママたちと一緒に分かち合いたいと思っています。
ママのハッピーライフ日記、どうぞよろしくお願いします。
ライフケアコンサルタント®
竹下小百合
プロフィール
宮城県仙台市生まれ。大学卒業後、販売業、予備校事務、大学研究室秘書、結婚相談所カウンセラーとして働く。
東日本大震災後〈笑顔で働きたいママのフェスタ〉をきっかけに、取得していた資格を活かそうと一念発起し、専業主婦から〈夫婦・パートナーカウンセラー〉として起業する。
現在は人と人、企業をつなぐコラボレーターとして地域活性化に貢献すべく活動中。
秋田発「つながる・広がる女性の笑顔」Venus Club仙台支部発足や、NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事、国際奉仕団体ライオンズクラブ332-C地区仙台結支部クラブ幹事を務めるなど幅広く活動中。
プライベートでは、夫、小学3年生の息子(通称王子)、第二子と仕事に育児に楽しんでいる。
社会と女性を結び、笑顔でいっぱいにすることが夢。
▼取得資格や関連事業について
http://melife-sendai.com/plo.html
- ともえ編集部