2男6女の8人のお子さんの子育て真っ最中なのにいつもキレイですごいですね!という表現にはもしかしたら語弊があるかもしれません。
子育て中のママだってキレイでいたいし、おしゃれもしたい。
ママの忙しさに子供の人数は関係ない、そんな考えもあるかもしれません。
それでも…『8人』というのは凄い!毎日の家事はどうやってまわしているの?と驚いてしまう人数であることには間違いありません、、よね。
大阪市淀川区の自宅でネイルサロンを主宰するつるやまりかさん。
8人のママでも、あきらめたくない…妻として、ママとして、ひとりの女性として遊びも美容も学びも!!全てに完璧、全力とはいかなくても『私流のあきらめない輝くコツ』について、つるやまさんの『働き方』についてお話を伺いました!
目次
1.今のわたし働き方
2.約6年間の専業主婦時代
3.お仕事を始めたきっかけ
4.8人育児&家事を乗り切る方法
5.家族の協力があってこそ!
1. 今のわたしの働き方
長男11歳、次男9歳、長女8歳、次女7歳、三女5歳、四女4歳、五女3歳、六女1歳、8人の子供たちのママ、つるやまりかです。この10年間で8人の妊娠出産を繰り返しているという、自分でもビックリの10年でした。
大阪市内の3LDKのマンションで、夫と私、8人の子供たちで暮らしています。
そのうち、私がお仕事で1部屋使っているので、実質2LDKで10人が生活している…という計算ですね。
いかに大家族あるあるにならないような【おうちの空間作り】ができるか…が、テーマです。
お仕事を始めたのは、5人目出産3ヶ月後。自宅ネイルサロンでネイリストを始めました。
元々、ネイル、エステ、メイク、アロマなど美容関係の勉強もしていたのもあり、結婚前もエステティシャンやアロマセラピストとしてお仕事をしていました。
自宅ネイルサロンを始めてから、今回で3回目の産休育休を取りながら、現在もこの働き方を続けています。
私がSNS(Facebook)を、お仕事で使うようになったのは、ネイルサロンを始めてから1年経ったくらい…
そこでは、私以外にもたくさんの起業ママと呼ばれている自分の趣味や好きな事を仕事にしている方に出会うことができました。
そんな中、たくさんのご縁があり今はネイリストだけでなく、日本マタニティセラピスト協会認定講師や
ラジオパーソナリティーなど活動の幅が広がりました。
他にも、イベントでお話させていただく機会や起業ママ向け交流会の企画運営など、ネイリスト以外のお仕事をいただくようになりました。
なので、現在はネイリストであり、マタニティセラピストであり、ラジオパーソナリティーでもあり…
と多岐に渡り活動させていただいています♡
仕事もしつつ、8人の子育てをしているママであり、ひとりの女性として、私ができることで、どなたかのお役に立てることがあれば嬉しいなぁ〜という思いで今活動しています。
2.約6年間の専業主婦時代
5人目出産までの約6年間は専業主婦として、妻とママだけの毎日でした。
1人目出産は、24歳。はじめての土地で友達もいなくて、はじめての育児がスタート。
長男の昼夜逆転でストレスも溜まり、誰とも話さない毎日で本当に辛かったことを覚えています。
この時、妹に教えてもらったSNSで地域別や、誕生年別でママ友ベビ友を作れるコミュニティやイベントに出会いました。とにかくたくさんの投稿をチェックしてグループに参加したおかげで、近隣に住むお友達もでき、オフ会と呼ばれる、子連れで行けるランチ会や仲良くなった親子さんと遊ぶ機会が増え、子育ての毎日が楽しくなっていきました。
子どもと向き合う毎日の中でちょっと息抜きに育児の話ができる仲間がいる、そんな場はとても大切だなぁ〜と感じたはじめての育児でした。
そして、お菓子作りが好きだったこともありパン作りも始めました♡
イベント毎は毎回手作りケーキを…
パン作りやお菓子作り、子供の幼稚園のお弁当にも時間を使えてたのは育児専念中の特権だったと今感じます。
日々の主婦業やママ業で、誰かが評価してくれたり褒めてくれるわけじゃないから、パンやケーキ作りに時間をかけて、みんなが喜んでくれるのが嬉しかったですね。
次から次からと毎年のように子供が増え、頭の片隅には「仕事したいなぁ〜」とふと考えたりすることもありましたが、子供たちのことで1日を終える日々も充実していたし楽しかったなぁ〜と今になって思います。
3.お仕事を始めたきっかけ
専業主婦時代を約6年過ごし、5人目を出産後、30歳でお仕事を始めました。
私が選んだのはネイリスト。おうちサロンです。いわゆる『起業ママ』の仲間入り…ですね。
仕事をしたい気持ちとは裏腹に「子供たちが小さいし…保育園に預けてまでは…」という本音もありました。
「働くこと」を真剣に考え始めたのは、周りのママ友の影響が大きかったです。上の子の時にできたママ友は
だんだんパートを始めたり復職したりする時期になり、みんなそれなりに忙しくなり、遊ぶ機会も連絡を取る頻度も減ってきた時期でした。
なんだか私だけ取り残された気分。
社会から置いてけぼりの疎外感…。
働きたい気持ち、やる気はあるのに、子供たちがいるから…とモヤモヤ、ザワザワした気持ちを抱えていました。
そんな時に同じマンションに住むママ友が、なんと産休中に会社が倒産。遊び友達が出来た(不謹慎ですが(笑))なんて思っていたら、なんと彼女『自分で仕事を始める‼︎』と言い出したんです。
なんの経験も知識もない分野で起業する!というビックリ発言でした。
その分野は、ネイル。
私、この時すごくザワザワしました。
結婚するまでの社会人経験もあり、私のほうがネイルの知識も技術も多少なりあるのに…
結果、私は彼女にネイルの知識と技術を教えることとなり、そして私も一緒に勉強して、取っていなかった資格を取ろう!と決心しました。
主人にも話をしたら、案外すんなり理解してくれて、ネイルの勉強と資格取得を5人目妊娠中に強行突破!!大きなお腹でスクールに行ったり、試験を受けに行ったり…
子供たちが寝たあと、主人にも手を借りて練習をしたり、チップに練習したり…お友達の手も借りて練習もいっぱいしました。周りの協力もあり、ネイルサロン衛生管理士を取得しました!
ママ友が起業するという選択をしていなかったら、私自身も現在の働き方には至っていなかったと思います。
どこかで『負けたくない‼︎』そんな気持ちが大きくなってたんですね。
だから、今の私がネイリストをしているのは彼女のおかげ、ですね!
決して起業だけが、仕事をすることだけが、スゴイわけではなく人それぞれです。
ママ業、妻業の毎日のタスク以外に仕事を追加するって簡単な気持ちではできない!!
それでも、今の私は家事と育児だけの毎日に比べたらとっても楽しいし充実しています。
4.8人育児&家事を乗り切る方法
子どもが8人、夫婦二人の10人家族。正直、一番大変なのは家事のボリュームです。
食事、洗濯、掃除、片付け、ひたすら片付け…これが一日中続くのですが、真面目に取り組むと、どっと疲れてしまうので
●手を抜くこと
●頼ること
●見てないフリをすること…(笑)
も大切だと気付いたのは、7人育児が始まってからです。
家事、育児、仕事…両立って子供が何人であっても大変だと思います‼︎
もちろん、専業ママだって家事と育児に一日中取り組むのは本当に大変だと思います。
仕事を始めてからは少し子供と離れる時間が持てるようになったので、むしろ専業ママの時のほうが大変だったと感じるほどです。
でも、我が家では【家事=家族の仕事】という考えで主人や子供たちにも理解してもらっています!
だって、家でごはん食べるやん…
→ 後片付けするのは普通だよ!
トイレ使うやん…
→使ったあと掃除して当たり前!!
服着るよね〜
→洗濯手伝うのイヤなら、服着ないで!!
という感じで、一緒に生活してるんだもん、協力するのは普通のことなのです。
だから、うちでは家事はみんなでする仕事にしています!
ママが1人で全てをこなしていては、自分の時間だってなかなか作れなくて当然…
自分時間って、とっても大切ですよね。そこがあるだけで、がんばれてしまうもの!
ママが笑顔だと、家族もみんな笑顔になりますからね♡
子供にとっても、家の仕事をすることは、大切な教育だと思います。だっていずれは、ママの元を離れてしまうのですから。
『家事は家族の仕事だよ!』
私の場合、子だくさんママでもお仕事できてしまうのはココなんですね。
だから、毎日笑顔でいさせてもらえています♡
5.家族の協力があってこそ!
今の私が専業主婦時代だった頃よりうーんと笑顔でいられるのは、仕事を始めたのもあるけど、全てダンナさんや子供たち家族の協力や理解があってのことです。
妻でもあり、ママでもあり、私の時間は全部自分だけのものではないからこそ、子供たちやダンナさんの理解があって、協力があってお仕事させてもらえています。このことは、これから先お仕事続けていく中で決して変わらなくて、当たり前にせず、感謝していかなければならないことでもあります。
私の経験が、もしかしたらどなたかのヒントになれば嬉しいなぁ〜と願っています。
笑顔いっぱい、毎日が楽しいと感じられるママがたくさん増えたら嬉しいです♡
【編集後記】
多くのママは新学期が始まるのを待ち望むなか、夏休みや冬休みなどの長期休暇が終わるとがっかりしてしまう、というつるやまさん。理由は「学校が休みだと子供同士で遊んでくれるし家事もしてくれるので、助かるから」だとか。
大変と感じる状況や内容は人それぞれ。つるやまさんにとってお子さん8人に囲まれた暮らしが当たり前であり、家族みんなで家事を担当するのが当たり前、そして妻としてママとして女性として輝き続けるのもきっと自然なこと、だからその笑顔から無理をしていないことが伝わります。
大変、そんなのムリ。
意外と自分で決めてしまっていることが多いかもしれない…つるやまさんのポジティブさに触れ、そう感じました。思い込みの枠を外して「こうありたい!」と願うことで、私の中の『当たり前』が変わるかもしれない、そんな前向きな気持ちを分けてもらえました。
『輝かせる』をテーマに、つるやまりかさんに話を聞こう!
2019年1月29日(火)渋谷で開催される起業ママの祭典・PowerWomenFes!につるやまりかさんも大阪から駆けつけてくれます!子育てしながら私らしく働く(活動する)ことで、自分を、そして周りの女性も輝かせる、そんなつるやまさんの働き方とは? 時間管理や子育てと仕事の両立について模索中の方もぜ、ひお話を聞いてみませんか?
イベントの詳細はこちら https://tomoe.life/20268
◆プロフィール
つるやまりか
Nail&Care space Mahalo 代表
オーナーネイリスト、日本マタニティセラピスト協会 認定講師
fmGIG ラジオパーソナリティー
Blog: https://ameblo.jp/nailspacemahalo/
2男6女、8人の子供がいてもあきらめない!色々な事にチャレンジする!
大阪市淀川区の自宅ネイルサロンでネイリストとして、
また8人の妊娠出産経験を活かしマタニティセラピスト、ラジオパーソナリティーとして活動中。子供がいながら雇われて働くのが厳しく(ましてやこの人数を抱えて…)
自宅サロンを立ち上げる選択をしました。初めは、小さくても自宅サロンを…という気持ちでしたが
ママのキレイをあきらめない‼︎ママであること、キレイでいること、学ぶこと…
何もあきらめなくていい、ママだからこそのパワフルさを持ち続けて欲しい、
そんなママが増えることを応援、お手伝いしていきたいという気持ちで活動を続けています。
子供がいても、ママが笑顔で過ごせる毎日を。
ママとしてだけでなく、1人の女性として輝きたい。
ママが目標!!子供たちにそんな風に言ってもらえるように、日々家事、育児、仕事の姿を見せ続けたいです。
目標は、大家族ママのイメージを変える!!
- 渡邉 加奈子
- 娘が2歳のときPowerWomenプロジェクト在宅スタッフ登録をし、アンケート入力や事務局代行などを行う。その後【笑顔で働きたいママのフェスタ】イベント本部のスタッフとして、パートタイム勤務を経て正社員に。第2子の産休育休を経て現在は短時間正社員となる。ふたりの子供たちに挟まれて寝るのが何よりの幸せ。育児がひと段落したら趣味の切り絵と三味線を再開するのが夢。
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