保育園見学のポイント
子育て・教育

安心できる保育園選びを!保育園見学で必ず確認したい8つのポイント

保育園見学で必ず確認したい8つのポイント

なかなか難しい保育園入所。
「入れる園ならどこでもいい」という気持ちになりがりです。

でも、子どもが最長小学校入学まで過ごす大切な場所。
できる限り納得して、園選びをしたいですね。

そこで、園見学のポイントを紹介します。

保育園見学は必ず行きましょう

「保育園を選ぶときは、必ず見学に行ってくださいね」
以前住んでいた地域の役所で、保育課の職員に言われた言葉です。

私が怪訝そうな顔をしていると、見学せずに子どもを入園させて、後に転園したいと告げる親が毎年いるとのことでした。

転園は、親にも子どもにも負担が大きいものです。
そんなミスマッチを防ぐために、可能な限り見学には行きましょう。

保育園見学の事前準備で必要なこと

「良さそう」と思った園を見つけたら、まずはウェブサイトなどで情報収集。
ここで園の特徴を掴んでおきましょう。

前もって疑問点をまとめておくと、見学の際に効率よく質問できます(具体的なチェックポイントは次項参照)。

ちなみに、公立保育園は保育方針が統一されていますが、園によって雰囲気は違うそうです。
ですから、一園見て十分と思わず、見比べてみましょう。

次は、見学予約の電話を入れます。
ここで、職員の言葉使いや対応をチェック。これだけでも、職員の雰囲気が分かります。

第一印象は大切です。
もちろんママたちも、丁寧な対応を忘れずに。

連絡するのはお昼寝時間(12:00~15:00)あたりがよさそうです。

そして、見学です。
園までの距離や時間、道中の様子(交通量の多さ)なども見ておきましょう。

保育園見学、8つのチェックポイント

では以下にチェックポイントの主なものを記します。
一例ですが、ご参考までに。

  1. 環境面。園舎は、安全で清潔さが保たれているか?耐震構造が施してあるか?日当たりは良いか? 園庭の広さ。都会の場合は広さはあまり期待できないが、その分散歩をこまめにしているか?
  2. 給食。内容や実施回数、アレルギー対応について
  3. 保育時間、延長保育の有無。園の休日日数
  4. 保護者会や保護者同士の交流があるか?(ワーキングママ同士の支え合いは大切)
  5. 保育士・職員の質。(有資格者の数、人数、年齢層、服装、言葉使い、そして人柄)
  6. 緊急時の対応
  7. 子どもたちの様子(楽しそうに過ごしているか? 頭髪や服装が清潔であるか?)
  8. 自転車やベビーカー置き場の有無や広さ。都市部で駐車場があることは稀(反対に地方は、駐車場の広さが重要に)。自家用車通園は、考えない方が無難

全てが希望通りの園というのは、まずありません。
期待しすぎず、でも「これだけは譲れない」ものが一つあると、納得して子どもを通わせられると思います。

親子共々、通って良かったと思える園に出会えることを願っています。 


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松原 夏穂
ヨガ講師兼フリーライター。 長男妊娠中にマタニティヨガを始めたのが縁で、ママ・ベビー・キッズ のためのヨガ教室を開講。また、子育て支援のNPO法人でのライター経験を生かし、フリーライターとしても活動。 2005年生まれの長女と2010年生まれの長男の二児の母。